一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2093  秋の夜白きレースの花ひらく  naomi

2019年09月08日 | 

 昨日の早朝、我が家の雑種犬デンと散歩していると、うごめくものがあった。見つけたデンが、突然走り出したので、つい紐を離してしまった。その動物は、瓜坊(猪の子供)だった。瓜坊は、デンより少し小さい柴犬ほどの大きさの猪だった。デンが尻に噛み付いたので、ウリボウは豚のようにキーキー鳴いた。しかしデンは、噛み付いて離さなかった。それどころか、次第に頭部向かって五、六回噛み直し、とうとう頭を噛んだ。その時、頭蓋骨がボキボキ折れる音がした。即死だった。

  さて、この句の花は、間違いなく「カラスウリ(烏瓜)の花」だろう。あんな繊細な糸のレースを花びらに巡らせるのは、烏瓜の他にはない。朝にはしぼんでしまうので、深夜懐中電灯をつけて探しに行く。

クズ(葛)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする