(はいくちょう こちゅうのてんち はつあかり)
市中に薬を売る老人が、売り終わると壺の中に入るのを、後漢の費長房が見て、一緒に入れてもらったところ、りっぱな建物があり、美酒・佳肴が並んでいたので、ともに飲んで出てきたという。(「後漢書」方術伝)
この故事から、「壷中の天地」とは、俗世間を離れた別世界。また、酒を飲んで俗世間を忘れる楽しみ。壷のような小さな中にも、仙境や大きな世界、天がある、ということらしい。確かに、575、17文字の中にも、壷中と同様「天や地」を入れて表現することはできるだろう。
「てふ」は、「ちょう」と読み、「という」という意味。「初明り」は、元旦に白々となる明かり。
掲句、いい句ですね。俳句って 本当に 壺中の天地。これは、どの世界にも言えますね。
日本は 歩くには大きな島。
だから、地球は大きな大きな星。
だけど、地球そのものが、壺中の天地!なのでしょうか??
issyo さんの正月の句 「初烏天岩戸の御前に 恐み恐みも白す 」
の句を読んで、issyo さんが宗旨変え されたのかと思いましたよ。
俳句?? 短歌?? ちょっと変えれば短歌になるし??? なんて思っていました。
以前に、恐み を使った俳句がございましたね。確か・・・、
「南無阿弥陀恐み恐みクリスマス」???だったでしょうか?
あの時、私はちょっと変えて遊んでいました。人の俳句を変えると怒られますので、書きませんでしたけど、・・・。
風刺句 だからいいよね、と自分で・・・、こんな風に。
「南無阿弥陀あらー恐みクリスマス」 変えて読んでいたのを、覚えています。あららー、御免なさい。
正月の issyo さんの句? も変えて読んでいました。最後の五 の所がちょっと読みづらい感じがしたので 七 にして。
「初烏天の岩戸の御前に 恐み恐み進みさふらふ」
烏を主役にしちゃあ 怒られるかな?句意が変わっちゃったね、と思いつつ。新年の遊び句 だからいいよねと・・・・。
新年早々、クリスマスの句を作った方とissyouさん、ゴメンナサイです。謝ります。
恐み恐み 読ませて頂いています。あなかしこ/\。
南無阿弥陀あらー恐みクリスマス
初烏天の岩戸の御前に 恐み恐み進みさふらふ
さすが、
早三日照れまんさんに脱帽です