一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

23   半島は重くなりけり秋の雨    歩智

2010年10月03日 | 

ははあ、半島とは、伊豆半島かな、房総かな・・・・しかし、重くなるとは、視覚的というよりは、感覚的、それとも科学的というべきか。

作者が分かって納得、なるほど、真鶴半島でしたか。

真鶴半島には、地元の人からお林(おはやし)と呼ばれている、「魚付き保安林」という特別区域がある。
昔から、この保安林のお陰で魚が集まり、よく育つと言われている。

例えば、100ミリの大雨が降ると、10万坪の原生林は、3万3千トン重くなるというわけだ。(原生林の広さは、推測)

原生林に近い状態だから、落葉の堆積によって、雨が降った時にスポンジのような保水力がある。
そして、栄養を含んだ清水が、じわじわと海にそそがれる。


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2 コメント

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続けてほしい (無礼坊や)
2010-10-13 00:31:18
やさしく解説がついて判りやすい。
作者の名前があるのと無いのと、、、。この意図がわからん。
句の数は少なくてもいい、続けてほしいもんだ。
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Unknown (issyo k)
2010-10-13 02:52:33
無礼坊や様

コメント有難うございます。
作者がないのは、issyo k,つまり私の句です。
返信する

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