一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

364  鬼ヤンマ逃がし陶房さみしくなり

2011年09月12日 | 

 

おにヤンマ/ にがしとうぼう/ さみしくなり

 

窓を開け放していると、作業場に鬼ヤンマが入って来る。かの零戦(ゼロセン)みたいだ。なんだか嬉しい。犬達は追いかけるが、捕まるはずもない。だから、網戸を開け放ち、逃がしてやるのだが・・・・・

 

 ところがある日、目高鉢を覗くと、目高がいない。数ヶ月前からどういう訳か、少しづつ目高が減っていることには気づいていたのだが・・・・

 

 そこで、鉢の大掃除をしたら、ややややヤゴ・・・大きなヤゴが・・・・鬼ヤンマだ。そうか、こんな水のない峠にも、水を探して卵を産みに来るんだ。

 

 可愛かったはずの鬼ヤンマが、可愛くなくなった瞬間だった。 

マルバハギ(丸葉萩)


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4 コメント

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オニヤンマ (take)
2011-09-12 05:40:57
そのオニヤンマ、ヤゴが食べるメダカを確認してタマゴを産んだのでしょうね、きっと。
すごいですね~。

マルバハギ、やはり私の写したのと違いましたね~。
白銀林道ではあまり見ないような。

前項のシオン科というのは? シオン属?
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Unknown (ちやこ)
2011-09-12 08:28:12
お早うございます。
おにやんまが陶房に紛れ込んだのですか。長閑なそして陶芸に励まれているお姿が想像できます。話変わりますが、昨日枯れとうろうが駅舎に迷い込み、子供が相手していました。
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シオン属 (issyo k)
2011-09-12 11:11:15
take さま

キク科の中に、シオン属やキク属があるんですね。早速、訂正させていただきます。

有難うございました。
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枯蟷螂 (issyo k)
2011-09-12 11:28:01
ちゃこ さま

こんにちは

カマキリは、もう茶色になっていましたか?

仲秋といっても、まだまだ残暑が厳しいですから、カマキリにとっては、有難いでしょうね。

本来の「枯蟷螂」は、枯葉の落ちる頃、晩秋から初冬あたりでしょうね。
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