一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

977 私だって付いて行きたい暑気払い  香杞

2013年07月18日 | 

 酒飲みは、事あるごとに口実を付けて飲む。当然暑ければ暑気払いだ。街中のビアーガーデンでもいいし、時間があれば車を飛ばして避暑地にだってあっという間に着いてしまう時代だ。

 さて、この句、作者は暑気払いに行ったのだろうか、それとも行かなかったのだろうか、それが曖昧である。つまり、

①  「あら、あなたも行くの?」「私だって行きたいわよ」

②  「あら、行かないの?」「仕事がなければ、私だって行きたいわよ」

私の推測では、たぶん②の行かなかったのであろう。残念でしたねえ。

ヤマユリ(山 百合)  ユリ科ユリ属の球根植物


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