社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月26日(月)

2010年04月26日 23時33分52秒 | 2010年

  6時起床。今週は木曜日が休みなので、月曜日独特の倦怠感は少ない。午前中は、部会議。まず始めに部長から今年度の予算配分に関する説明があり、その後各チームのリーダーからそれぞれが取り組んでいる事業についての詳しい説明と、それらの進捗状況及び今後の展望についての報告がなされる。同じ部といえど、今まで他のチームがどのような仕事に取り組んでいるのかあまり理解出来ていなかったので、とても有意義な時間だった。

  昼食は、昨日大学時代の恩師から教えて頂いた鰻屋「わかば」で鰻丼を食べる。普段は鰻を食べる機会が全くないので、最初に値段を見たときは少し驚いたが、なるほどその価格も納得の美味しさである。今までは、鰻というと油っこくて重たいイメージがあったのだが、ここの鰻にはそういう嫌な感じがない。しかも、それでいて味がしっかりしていていて、「鰻ってこんなにおいしいものだったのか」と目から鱗だった。注文してから料理が出てくるまでに時間がかかるので、昼休みの時間ではゆっくり味わうことが出来ないのが残念だが、たまの贅沢に通いたいお店である。

  午後からは、上司や先輩から指示されていた仕事を全て片付け、身軽になって法律のお勉強。チームのメンバーは私以外の全員が外に出ていたので、電話番をしながらひたすら本を読んでいた。

  17時に退社し、簿記講座の前の夕食時間を削って、昨日も訪れた新宿の「Victoria」でお遍路用の軽登山靴とトレッキングパンツを購入する。どちらのフロアでも、私が初心者だと言うと店員さんが丁寧に一から説明してくださり、私が安易に決めようとしても、「こっちも試して比較したほうがいいですよ」と親切にアドバイスしてくださった。特に、トレッキングパンツのコーナーの店員さんは、友人が四国遍路を回っていたらしく、そこから得た情報を元にとても詳しく解説をしてくださった。どちらも決して安い買い物ではないが、ここまでしっかり納得して物を買うのは久しぶりである。ただ、時間を忘れて試行錯誤を繰り返したため、簿記講座には思い切り遅刻した。まあ、そんなこともあるさ。

  22時半過ぎに帰宅。着々と、四国遍路の準備が進んでいる。明日は、宿坊の予約をするのを忘れないようにしよう。


4月25日(日)

2010年04月26日 23時21分27秒 | 2010年

  9時起床。10時半過ぎに家を出て、青山一丁目駅へ。改札で先輩と待ち合わせ、「ステーキハウス ハマ」でステーキランチを食べる。このお店は、店内の雰囲気にしても、客層にしても、とにかく「上品」という言葉が似合う。肝心の料理のほうはというと、シェフが目の前で焼いてくれるステーキはもちろん、付け合わせのほうれん草炒めや漬け物、デザートのメロンスープも絶品で、トータルでも文句の付けようがない。これでまた、デートで使える「鉄板」のお店が増えた。問題は、肝心のデートをする相手が見つからないことである。


デザートの「メロンスープ(バニラアイス添え)」

  昼食後、溜池山王へ移動し、大学時代の恩師と合流して「東京さぬき倶楽部」で開催された「お遍路講習会(入門編)」に参加する。これは、NPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」主催のイベントで、四国遍路を始める上で必要となる情報を提供するものである。これからまさに四国遍路に手を付けようとしている私にとっては、ジャストミートの企画だ。事実、予想以上に準備が必要なことがわかったし、「お接待を断ってはいけない」というような独特のマナーも教えて頂いて、とても勉強になった。むしろ、これを聞いていなかったらどうなっていたんだろうという感じである。また、先輩からは、歩きでの四国遍路には必携といわれているバイブル「四国遍路ひとり歩き同行二人」を頂き、苦せずして最重要の携行品を手にすることが出来た。このイベントへ誘って頂いたことも含めて、本当にありがとうございます。

  その後、3人で喫茶店に入る。先生とお会いするのは大学卒業以来2年以上振りなので、正直最初は少し緊張したが、相変わらず仏様のような優しさで、何だかとても懐かしかった。また、先生は横浜が地元でいらっしゃるので、私の勤務地近辺にも大変詳しく、特に野毛地区や伊勢佐木町に関する昔話はめちゃくちゃ面白かった。ただ、やはり健康面ではすこぶる快調とはいかないようで、少し心配である。大学教員という仕事は一見すると優雅な感じがするが、実際にはかなりの激務らしいので、あまり無理はしないで欲しい。今度は是非、研究室にお邪魔したいものだ。

  溜池山王駅で先生と別れ、新宿へ移動して「Victoria」で軽登山靴やトレッキングザック、雨具などを見る。その後、友人と合流し、3人でジャーナルスタンダードや東急ハンズをぶらぶらしてから、高島屋の中に入っている「クリヨン」で夕食。全体的にレベルの高いお店だったが、個人的には友人の注文した「ハンバーグステーキ トリュフソース」が一番の当たりだった。その後、伊勢丹近くのカフェへ移動。マンゴースムージーと、かわいい店員さんが印象的なお店である。そのお店には、結局閉店時間まで居座る。総計すると、かれこれ4時間近く喋っていたことになるのだが、あっという間に時間が過ぎてしまった感がある。そもそも、今日そのものが超高速で過ぎていったような気がする。


高島屋レストラン街にあるテラスからの夜景


これは、私が注文した「牛肉の赤ワイン煮込み」


このお店の名前、何だったっけ?

  23時半過ぎに帰宅。この日記の更新は明日へ回し、入浴をしてからすぐにベッドに入りって、「四国遍路ひとり歩き同行二人」の解説編に目を通してから就寝。