社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

9月26日(日)

2010年09月26日 23時26分16秒 | 2010年

  8時起床。午前中、鴻巣の運転免許センターまで、免許の更新へ行く。受付と簡単な視力検査、写真撮影、30分間の講習で合計約1時間。ついに、ゴールド免許を取得した。これも日頃の安全運転の成果…ではなく、逆走や無理な車線変更、スピード違反など、数々の違反行為を毎回見逃してくれた警官たちのおかげである。次回の更新では、彼らの力を借りることなくゴールド免許を維持できるようにしたい。


更新終了後、一面に広がる田んぼで休憩。

  その後、葬儀のためそのまま海老名の教会へ。当然ながら、やはり知っている人が亡くなるというのは悲しい。それが好印象を抱いていた相手なら、なおさらだ。今はただ、故人が安らかに眠られるよう祈るしかない。また、教会葬というのは初めての体験だったが、仏教のような長ったらしく意味不明なお経もなく、お焼香の代わりに献花というわかりやすいシステムで、純粋に故人を弔うという意味ではこっちのほうがいいように思えた。ちなみに、キリスト教徒でなくても教会葬をやることは可能らしい。

  その後、片付けのお手伝いをしてから夕食をとり、22時過ぎに帰宅。昨日とは打って変わって首都高が恐ろしく渋滞しており、かなり大変だった。ちなみに、今日は大学時代の友人が仙台へ転勤するということで、送別会が行われていた。残念ながら、どっちにしろ私は参加できなかったが、仙台でも彼女が公私ともに活躍するよう、陰ながら祈っている。


9月25日(土)

2010年09月26日 22時35分43秒 | 2010年

  6時起床。シャワーを浴びて身支度を整え、車に乗って静岡を目指す。高速に乗るまでの道と首都高の一部で渋滞があったが、それ以外は順調に流れていて、清水までちょうど3時間で着くことが出来た。途中、由比PAで少し休憩をしたのだが、ここからの海の景色は最高で、今日は天気が良かったこともあって、水面が光り輝いていた。


由比PAからの景色。水面がキラキラ輝いてる。

  清水駅前に車をとめ、電車に乗って静岡へ。駅から15分ほど歩いたところにある静岡おでんの店「おがわ」で、早めの昼食を取る。このお店は、静岡の同期に教えてもらった。さっそく、おすすめのものを全て頂く。やはり名物は黒ハンペンらしく、味がしっかり染みていておいしかった。静岡おでんは、色こそ真っ黒で味が濃そうだが、実際に食べてみるとそれほどでもなく、おやつ感覚で食べられるものだった。値段も安いので(8本食べて660円)、地元の人々も日常的に食べに来れるのだろう。まさに、B級グルメである。また、このお店は典型的な家族経営の雰囲気で、接客もとても温かいものだった。


上からかける鰹節の粉が良いアクセントになっている。

  その後、駿府公園へ。ここは、駿府城の跡地を公園にしたものなのだが、天守閣などは残っておらず、お堀に囲まれただだっ広い公園という感じで、観光地というよりも市民の憩いの場としての機能が強い。しかし、全体的に綺麗に整備されているので、観光のついでに寄ってみるのも悪くないだろう。また、静岡県庁や市役所の建物がなかなか洒落ていで、神奈川に勝るとも劣らない雰囲気を醸し出していた。


静岡県庁本庁舎


静岡市役所静岡庁舎本館

  電車に乗って清水へ戻り、ユニホームに着替えてアウトソーシングスタジアム日本平へ。Jリーグ第23節、清水エスパルスvs.名古屋グランパス。首位名古屋との直接対決ということで、満員のスタジアムは試合前から大いに盛り上がっていた。選手入場時には自然とスタンディングオベーションになるし、普段は出ない横断幕が出るなど、明らかに普段の試合とは雰囲気が違う。今日の試合は、勝てば優勝に向けて望みをつなげるが、負ければほぼ絶望的となる大事な試合なのだ。

  15:04に試合開始。前半のエスパルスの動き出しは素晴らしかった。積極的にボールを回して攻め上がり、普段の出だしの悪さはどこへやらといった感じである。一方、名古屋の動きも良く、かなり内容の濃い前半になった。スコアは0-0で折り返す。後半も、開始早々からエスパルスが攻め上がり、2分に左からのクロスに枝村選手が飛び込んで先制。この瞬間、スタジアムはまさにお祭り騒ぎになる。しかし、その3分後にCKのこぼれ玉を押し込まれて同点に追いつかれると、その8分後にも失点。あっという間の逆転劇である。しかも、その後も立て続けに3点を奪われ、終わってみれば1-5で完敗。今時の言葉を使うなら、「フルボッコにされた」というやつである。いくら名古屋の攻撃陣が素晴らしいとはいえ、後半だけで5失点とは…。私の周りの人の多くは、4点目を取られたぐらいでどんどん帰ってしまった。交代枠を使い終わった後で守備の要ともいえる岩下選手が一発退場を喰らったのも痛かったが、それ以前の問題として守備が脆過ぎる。前半はきちんと守っていたのに、1点取られてからの崩壊っぷりときたら…。


前半の戦いは素晴らしかったのだが…。

  しかし、試合内容は確かに最悪といえるものだったが、ヨンセン選手と小野選手には感動した。何点取られようともすぐにリスタートの準備をし、周りで下を向いてしまっている選手たちを鼓舞する姿には、サッカー選手としてだけでなく、人間として尊敬の念を抱いた。特に、ヨンセン選手は最後の最後まで前線でボールを追いかけ続け、その姿を見ていて思わず涙がこぼれた。周りと違って私が最後まで席を立たなかったのは、彼らの姿に心奪われたからである。確かに、今日の敗戦でリーグ戦の優勝はほぼ不可能に近い状態になった。しかし、ナビスコ杯も天皇杯も残っている。そういう意味でも、彼らの今日の姿は今後に希望を持たせてくれるものだった。もちろん、課題は山のようにあるのだろう。しかし、スポーツにおいては、最後はやっぱり気持ちが大切になってくると思う(そんな考え方は、もう古いのかもしれないが…)。

  静岡駅へ戻り、北口の地下街(静岡紺屋町名店街)にある「魚河岸丸天」で、「丸天丼」(海鮮丼)を食べる。マグロ、ブリ、カツオ、サーモンなどといった厚切りの刺身に加えて生桜海老や生しらすの乗った、贅沢な海鮮丼が1500円。これは、かなりお得だろう。しかし、量や値段に関してはこのように文句の付け所はないのだが、質に関してはいささか疑問が残る。いや、もちろん美味しいことは美味しいのだ。ただ、鮮度なのか何なのか、何かが欠けているような気がする。前回清水漁港でお刺身を食べた時にも感じたことなのだが、もしかしたらこの辺りで水揚げされる魚そのものを私が好まないのかもしれない。いや、もしかしたら大敗のせいで舌がバカになっていたのかも…。


全部のお刺身がかなりの厚切り。

  19時過ぎに清水へ戻り、帰途につく。帰りは多少の渋滞を覚悟していたのだが、なぜか東名も首都高もガラガラで、休憩を入れても2時間半かからずに帰ってくることが出来た。


9月24日(金)

2010年09月26日 22時35分09秒 | 2010年

  6時起床。今日は休みを取っている方が多く、オフィスは閑散としていた。11時にオフィスを出て、伊勢佐木モールにある文明堂の喫茶室「文明堂茶館ル・カフェ」で早めの昼食。ここの喫茶室は、内装や家具、店員さんの制服に至るまで、全てが歴史を感じさせる。まさに、古き良き喫茶店という感じだ。注文は、パステル3枚とミルクセーキ。パステルは、甘みの強いホットケーキのようなもの(正確には、三笠山の皮)で、1枚単位で注文ができ、ソースもバター・生クリーム・シロップから選ぶことが出来る。今回は3枚注文したので全てのソースを試すことが出来たのだが、バターとの相性が抜群なのは当然として、生クリームが強く印象に残った。市販されているような甘ったるいものではなく、さっぱりしつつも上品な甘みのある生クリーム。おそらく、自家製なのだろう。あまり食べ過ぎるとデブ街道まっしぐらだろうが、ちょっとハマってしまいそうだ。ミルクセーキも濃厚でおいしかったし、またひとつ良いお店を見つけてしまった。

  12時前に関内を出て、神谷町へ。午後から、事業承継に関する説明会に参加する。事業承継とは、要するに経営者の交代のことである。中小企業の場合は、肉親(大抵の場合は息子)への事業承継というケースが多いが、その際にも該当者の育成や効率的な財産(株式等)の移行など、様々な課題が出てくる。また、最近ではそもそも後継者となってくれるような人材がいないというケースも多い。今日の説明会では、中小企業支援において、そのような課題に対する具体的な対応策が数多く紹介され、なかなか興味深かった。一言で事業承継といっても、その方法はなかなか複雑である。とりあえずは、国からの支援策の概要をしっかりと把握することから始めようと思う。

  17時過ぎにオフィスへ戻り、18時から経営セミナーの第2回目。今回は、グループワークなどを交えて、新事業を構想する前にやるべき自社の現状分析の方法について講義がなされた。今日の講師の方は、商業系部門を得意とするコンサルタントさん。そのため、具体例も身近な話が多く、とてもわかりやすかった。話によると、彼女がコンサルタントになろう(中小企業診断士の資格を取ろう)と思った理由は、「実家の靴屋の品揃えがあまりにもダサかったから」というものだそうだ。そして、彼女のコンサルの効果もあって、その靴屋さんは事業の多角化にも成功し、現在も安定した経営を続けているらしい。

  セミナー終了後、デスクに戻って事務処理をしてから、22時前に退社。そのまま、上司と先輩と3人で中華料理屋へ。大皿料理をいくつか注文し、ビール(私はウーロン茶)を飲みながら色々なぶっちゃけ話を聞く。これまで、社内のあれこれについて疑問だったり不思議だなと感じていたことに対して、そうなった理由がきちんとあることがわかった。社内でも、色々なドラマがあるようだ。面白い。

  終電で帰宅。そういえば、同期から誕生日プレゼントを頂いた。ハロウィンが近いということで、キャンディーである。食べ終わった後には、容器(人形)を貯金箱として使えるらしい。本当に、ありがとうございます。これで貯金に精を出します。


後ろにいる足の短い人形は、元からデスクに置いてある。


9月23日(木)

2010年09月26日 22時34分48秒 | 2010年

  9時起床。午前中は、郵便物を出しに出掛けたり、週末の予定を調整したりして過ごす。今週末は泊まりで静岡へ行く予定(1日目はサッカー観戦、2日目は仕事の延長)だったのだが、急遽キャンセルすることになったので、切符の払い戻しや宿泊予約のキャンセルなどを行った。

  午後からは、友人たちと池袋へ。西武百貨店やPARCOを見て回ったものの、またもや何も買わなかった。自分で言うのも何だが、なんで私たちはこんなにウィンドウショッピングが好きなのだろうか。その後、地元に戻ってファミレスで夕食。友人から真剣な面持ちで諭されることがあり、いろいろと考えさせられた。