社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月30日(日)

2011年10月30日 23時12分43秒 | 2011年

  9時起床。スマートフォンは本当に便利でありがたいのだが、一点だけ買って後悔していることがある。それは、仕事のメールを読めてしまうことである。どんなに急ぎのメールが来ても、通常であれば週末なら気付くことすら出来ないのだが、スマートフォンはその”必要な不便さ”すらも解決してしまった。添付ファイルが読めるというのも、その問題に拍車をかけている。メールが来ても、「週末なんだから関係ねーよ」と思える心の強さがあればいいのだが、ビビリな私はまだその域に達することが出来ない。ってゆうか、週末にメールなんか送ってくんなよ!…というのは、さすがに逆ギレも甚だしいですよね。

  昼食は、近所にあるパスタ&ピザ屋「Tom's House」から出前を取る。私は、トマトやサラミ、アサリ、アンチョビなどの入ったピザ「マスターミックス」を注文。ここのピザは何でも美味しいので今更何も言うことはないのだが、やっぱり美味しかった。

  午後からは、パ・リーグクライマックスシリーズ第1ステージ第2戦、日本ハムvs.西武の試合を見る。結果は、1-8の完敗。完全な力負けである。8回の無死1、3塁からクリーンナップで点が取れなかったことが、勝負の分かれ目になった。ファイターズの打線が弱いというのも否めないが、あの場面は素晴らしい投球をした石井一久投手を褒めるべきだろう。先発の西口投手のピッチングもまさに”熟練”といった感じで、いざというときは百戦錬磨のベテランの力が大きくものをいうということを実感させられた。西武にはこの勢いで、ソフトバンクを脅かして欲しい。

  今年のファイターズを振り返ってみると、何と言っても打線の弱さが目立った。ダルビッシュを筆頭に素晴らしい投手がこれでもかというほど揃っていたが、その反面恐ろしいほどに点が取れなかった。そういう意味では、今日の試合は今年のファイターズを象徴するような試合だったといえる。しかし、そんな中でもシーズン2位の成績を収めたことは素晴らしかったし、本当にたくさんの感動をもらったので、選手たちや監督をはじめとしたスタッフの皆さんには心から感謝している。本当にお疲れ様でした。そして、今季限りで退団の決まっている梨田監督、4年間本当にありがとうございました。

  さて、これで私の中では今年のプロ野球が終わったわけだが、ある意味一番重要なことが残っている。それは、ダルビッシュ投手がメジャーリーグに挑戦するのかどうか、である。個人的には、チームに残って欲しい気持ちと、アメリカで活躍する彼の姿を見たい気持ちと、両方が入り混じっている。正式な発表はおそらく日本シリーズが終わってからだろうから、もうしばらくは落ち着かない日々が続きそうだ。

 


10月29日(土)

2011年10月30日 10時49分45秒 | 2011年

  8時起床。今日は一日家でゴロゴロと思っていたのだが、急遽母と弟と3人で佐野のアウトレットへ行くことになる。東北自動車道で事故渋滞が発生していたために一般道を通ったので、3時間近く掛かってしまった。

  到着後、すぐに昼食。あまり時間が掛けられないこともあって、「サブウェイ」で。いつも通り、私はローストビーフ。

  昼食後、とりあえず場内を一周見て回る。どんなに良い服を見つけても、一周してそれ以上のものがないことを確認しないと気が済まないのだ。結果的には、「Banana Republic」でニットとシャツ、「UNITED ARROWS」で薄手のコートを購入した。当初は特にお目当てのものもなかったので時間をもてあそぶことになるのではと心配していたが、結局は集合時間に遅れるほど買い物に没頭していた。

  16時半過ぎに帰宅し、パ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージ第1戦、日本ハムvs.西武の試合を8回から観る。2-1と1点差で勝っている状態でダルビッシュ投手が7回降板し、武田久投手が9回に追いつかれ、最終的には延長戦で逆転負けを喫した。ダルビッシュで勝てなかったことで、日本ハムは一気に追い込まれた。個人的には、日本ハムに日本シリーズに行って欲しいというよりも、メジャーに移籍してしまうかもしれないダルビッシュ投手のピッチングを1試合でも多く見たいのだが、もしかしたら今日が国内最後の登板になるかもしれない。せめて第2ステージまで行って、あと2試合ぐらい見たいのだが。

  夜、録画しておいたJリーグヤマザキナビスコカップ決勝、浦和レッズvs.鹿島アントラーズの試合を見る。さすがは決勝戦だけあって、非常に素晴らしいサッカーを見ることが出来た。結果は、延長前半終了間際に大迫選手がゴールを決め、1-0で鹿島アントラーズが勝利。しかし、退場で数的不利に陥って以降の浦和の踏ん張りや、そこから一発カウンターを狙う姿勢は素晴らしかった。ただ、そこでかなりの体力を消耗してしまったのだろう。最終的に審判が帳尻合わせで鹿島の選手も退場させたことで人数は同じになったが、体力的には差がついてしまっていた。それでもこれだけ熱いサッカーが出来るのだから、大した底力である。審判がきちんと試合をコントロールして、最後まで11対11で試合をしていたら、もっと面白いサッカーが見られたかもしれない。

  先日、プロ野球のドラフト会議の結果(菅野投手の指名)について少し書いたが、この話題は野球好きの人にとってはかなり印象的なものらしく、会う人会う人が(人によってはメールで)「日ハムすげーよな」と言う。そして、大半の人は菅野投手の対応に不満を持っているらしい。「残念な気持ちはわかるが、まずは指名してくれた球団に対してお礼を言うのが筋だろう」というわけだ。確かに、18歳の高校生ならともかく、22歳の大学生にもなってあの態度は幼稚であると言われても仕方ない。しかし、自分の22歳の頃を考えると、おそらく彼と同じくらい幼稚だったと思う。それよりも私が怒りを覚えるのは、周囲の大人の態度である。マスコミの報道が正確であるならば、「人権蹂躙」とか「人の道に外れている」と発言するなど、本人以上に幼稚な大人がいる。大の大人にもこれほどのクズがいるのだから、菅野投手本人の未熟さなんて大したことはない。むしろ、そんな人間の近くで生きてきたにも関わらず、あれだけの対応が出来ることは評価に値するのではないだろうか。まあ、こう書いているのはあくまで彼がまだ日本ハムに来る可能性があるからであって、正式に入団拒否が決まれば心置きなく罵詈雑言を浴びせるわけだが。そんな私は、間違いなく彼より幼稚な人間である。私も大人にならないと。