9時起床。しばらくゴロゴロしてから友人を駅まで送り、掃除、洗濯を済ませる。
お昼過ぎに家を出て、桜木町にある横浜美術館へ。時間の関係で企画展はスルーして、コレクション展「光をめぐる表現」を観る。芸術に関しては全くの素人なのでそれらの価値はよくわからないが、ガラス作品や絵画、写真など、500円とは思えないほど充実した展示物があった。落ち着いた雰囲気でゆったりと時間を過ごせるし、単純に綺麗なものを観るのは楽しい。美術館って、案外良い遊び場である。
美術館の向かいには、何やら大きな施設ができるらしい。
中央にサルバドール・ダリの油絵が3点飾られている。
川麻児「静かの海」(1989年)
近藤弘明「寂夜」(1966年)
【写真】浜口タカシ「13時28分26秒全共闘本部の部屋」
【写真】浜口タカシ「東大の象徴だった安田講堂の内部は惨たんたる風景」
美術家に併設されているカフェ「小倉山」で昼食。「ハーブチキンサンド」と「ラ・フランスソーダ」を注文する。カウンターの大きな窓越しに外の景色を見ながら食事が出来るのは、ちょっとした贅沢である。
みなとみらい駅からみなとみらい線(東横線)に乗り、武蔵小杉へ。駅前からバスに乗って、等々力競技場へ向かう。今日は、Jリーグ第33節、川崎フロンターレvs.清水エスパルスの試合が行われる。開場時間の30分前に到着したものの、アウェイ側自由席には長蛇の列が出来ていた。結局、会場に入れたのは開場から20分後。しかし、それでもほぼ真ん中の良い席を確保できた。
一度スタジアムを出て、周辺を散策する。銀杏や紅葉がこれでもかと美しく色づいており、ずっと見ていても飽きない。そう感じる人はたくさんいるようで、川崎フロンパークに出店しているお店で食べ物を買って、景色を見ながら食べている人がたくさんいた。
試合開始1時間前にスタジアムの席に戻ったものの、諸事情により試合観戦を取りやめ、地元へ戻ることにする。元々観戦する予定ではなかった試合だし、結果的にも敗れたので別に構わないのだが、ちょっとお金がもったいなかった。しかしまあ、スタジアム周辺の美しい景色を見られたと思えば、それほど損をしたという感覚にはならない。
地元で友人と合流し、所用を済ませてから、焼肉の食べ放題へ。中学生時代に通い始め、大学時代に重用していたお店だが、(食べ放題なので当然だが)お肉の質がそれほど良くないことに加えて、近年は年のせいかそれほど大量にお肉を食べたいと思わなくなったため、ここ数年は足が遠のいていた。しかし、このお店はお肉だけでなく、デザート類も充実しているので、久しぶりに好き放題食べることが出来た。これで、当分牛肉は食べなくてもいい。
続いては、バッティングセンターへ。かつて私たちがよく使っていたバッティングセンターは4ヶ所あったのだが、いつの間にかそのうち3ヶ所が閉店してしまった。需要が減少しているのだろうか。それとも、事業承継がうまくいかなかったのだろうか。しかし、残った1ヶ所では現役バリバリの高校生が本格的な打ち込みを行っていて、何だか微笑ましかった。私たちにも、こういう時期があったな。ちなみに、久しぶりのバッティングでは、思ったよりは打てたものの、2セット(40球)で手に内出血が起きた。しかも、かなり痛い。
銭湯で汗を流してから、先週に引き続いて遠くへドライブすることになる。深夜のドライブといえばやっぱり海だろうということで、幕張へ。海沿いの道に車を止めると、目の前の海に月明かりの道が出来ていた。これがめちゃくちゃ美しく神秘的で、ひどい寒さにも関わらずしばらくの間その場で立ち尽くしてしまった。写真ではあまり伝わらないのが残念でならない。
帰宅は4時過ぎ。先週に引き続き、倒れるように眠りについた。