6時起床。娘は水曜日まで自宅待機だが、今日は妻が在宅勤務をしてくれるので、私は早めに出勤して勤務時間を前倒す。
6時半過ぎに家を出て、始発の新幹線に乗る。
この時間だと、東京駅への送り込み回送が見られる。もっと西から来たのか、夜間滞泊していたのかはわからない。
新幹線は思っていた以上に混雑していた。しかも、私も含めサラリーマンのおじさんばかりで、朝から疲れた表情をしている方が多い。昔だったら辛気臭いと思ったかもしれないが、こういう人たちが世の中を支えているのだ。お疲れ様でございます。
7時半前に出勤。私もサラリーマンおじさんの端くれとして、朝から頑張って仕事をする。
昼食は「ローズ&クラウン」へ。
ローストビーフ丼を食べる。一緒についてきたソースをローストビーフ用のものだと思って全体にかけたら、カレーだった。想定外である。きっとメニューに書いてあったのだろうが、見逃してしまった。おかげでローストビーフの味は全くわからなかった。
16時で退社し、新幹線で帰る。ちょうど出発するところだったのぞみ号に飛び乗ったので、前方の自由席への移動はせず、中間車両のデッキから景色を眺めて過ごす。
妻から頼まれていた夕食用のおかずを駅ビルで調達してから、17時前に帰宅。
妻はまだ勤務中なので、先に娘とお風呂に入る。
夕食は、先ほど買ってきた「鳥芳」の唐揚げや肉団子、手羽元、焼き鳥など。
娘は今日も2階のテントで寝るらしく、歯磨きを終えるとご機嫌で階段を上っていった。この流れはしばらく続きそうである。
洗濯を済ませてから、テントの中へ「おやすみ」と声を掛けて居間へ戻る。
ウクライナでのロシア軍の戦争犯罪がどんどん明るみになってきた。ジェノサイド(大量虐殺)である。武器を持たない一般市民を攻撃するなど絶対に許されることではないが、歴史を振り返ってみれば、戦争においては起きないことのほうが珍しいのかもしれない。ロシア軍が鬼畜なのだろうか、ロシア人が鬼畜なのだろうか、それとも、戦争という装置が普通の人を鬼畜に変えてしまうのだろうか。私がもし戦争で敵国に攻め込んでいったら、現地の一般市民を、子どもたちを、殺せてしまうのだろうか。いや、そんなことは出来ないはずだ。出来ないはずだと思いたい。
今日の日中、娘が初めて平仮名を書いたそうだ。娘が嬉しそうに見せてくれたそのノートには、「おかあさんだいすき」「おとうさんだいすき」と書かれている。「すごいー!」と娘を抱きしめながら、こんな感動を経験することなく死んでいった親たちがいる、こんな成長を見せることなく死んでいった子どもたちがいると思ったら、涙がこぼれそうになった。
日付が変わる頃に就寝。