社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

5月26日(日) 祖母を見送る。

2024年05月29日 08時02分07秒 | 2024年

 6時半起床。

 とりあえずプロテインでタンパク質を補給する。

 身支度を整え、8時前にホテルをチェックアウトする。

 石巻駅の近くにある「パン工房ふぃーる」へ朝食を食べに行く。

 売り場に並んでいたフレンチトーストと焼きたてのクリームパンを取ったあと、カフェメニューもあることに気付いてクロックムッシュを注文する。

 アイスコーヒーの氷がクマさんになっていて可愛い。

 クロックムッシュはチーズたっぷりでとても美味しかった。付け合わせの玉ねぎのピクルス(マスタード和え)との相性も抜群である。

 フレンチトーストとクリームパンはデザート感覚で。さすがにお腹がパンパンだが、どちらも美味しかった。

 自家製ジンジャエールを追加注文し、少し休憩。

 葬儀の集合時間まで余裕があるので、「みやぎ東日本大震災津波伝承館」へ行ってみる。

 この伝承館は石巻南浜津波復興祈念公園の中にある。3.11の津波で大きな被害を受けた南浜地域が再整備された場所である。昨日訪問した門脇小学校もすぐ近くにある。

 公園内には保育園(門脇保育所)の跡地も保存されていた。ここも門脇小学校同様、事前の訓練の甲斐あって職員・園児全員が迅速に避難することが出来た。やはり事前の備えが重要なのだ。

 伝承館の館内では、東日本大震災の詳細が展示パネルや映像資料で解説されている。

 解説員さんもいらっしゃる。ご自身もこの地域(南浜地区)で被災された方で、展示からだけではわからない具体的なお話を聞かせて頂いた。被災者として恐ろしい体験も数多くの苦労もされたのだと思うが、「あの時、私たちにはこういう認識の甘さがあった」「住民の間でも防災意識に大きな差があって、それが命を分けた」と冷静に振り返っていらっしゃったのがとても印象的で、同じことを繰り返さないためにという強い想いを感じた。

 時間の関係で全ての展示を回ることは出来なかったので、もう一度来たい。

 次に来た時には海辺まで歩いてみようと思う。

 電車で到着する両親と弟、甥っ子を石巻駅までお迎えに行く。

 葬儀の開始時間まで少し余裕があるので、先に早めの昼食をとることにする。

  カフェ「IRORI」に入る。

 私は朝食のパンがまだまだ存在感たっぷりなので、アイスコーヒーとキャロットケーキにしておく。

 菩提寺へ移動し、(父方の)祖母の本葬・初七日・四十九日・百日法要と納骨をする。叔父家族や従兄弟家族も大集合しており、思っていたよりも大所帯だった。大勢の子どもや孫、曾孫たちに見送られて、祖母も喜んでくれているのではないだろうか。

 全員車で仙台までと思っていたのだが、鉄道好きの甥っ子の「仙石線のハイブリッド気動車に乗りたい」という希望があったので、石巻駅まで送り届ける。おじさんも一緒にハイブリッド気動車に乗りたかった。

 仙台まで戻ってレンタカーを返却し、お土産屋さんめぐり。せっかくなので石巻の蒲鉾屋さんで笹かまぼこを買い、奮発して牛タンも大人買い、妻の希望のずんだ餅も無事に手に入れた。

 ずんだ餅を買うついでに、今流行っているらしい「ずんだシェイク」なるものを飲んでみることにする。

 美味しいは美味しいが、私には甘すぎてたくさん飲むのは少しきつかった。

 仙台駅16:34発の東北新幹線やまびこ148号に乗る。

 宇都宮を出たあたりで早めの夕食。仙台駅で購入した駅弁「伊達のかきめし」を食べる。

 売り場の写真に比べると牡蠣の大きさが若干寂しいような気もするが、味は美味しい。

 19時過ぎに帰宅し、すぐに入浴。2日間で結構日焼けしており、腕や首がピリピリする。

 お土産に買ってきた「粟野蒲鉾店」の笹かまぼこを食べる。

 このお店だから美味しいのか笹かまぼこ全体がそうなのかはわからないが、思わずおかわりしたくなる味である。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 チーズ笹かまも食べてみる。

 チーズもしっかり濃い味だが、笹かまそのものの味も負けていない。

 ここ2日間の写真を整理したり、持ち帰った各所のパンフレットを振り返ったりしてから、日付が変わる頃に就寝。


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