岩崎洋一 @iwayoh
今日のお弁当はすき焼き風肉じゃが弁当。フライパンでさっと肉を焼いたところに、めんつゆをアレンジした割下で、更にした茹でした、ジャガイモ、ニンジン。玉ねぎを加えてを加えて完成。超半熟玉子を割ってトロトロの黄身に絡めていただきます。 twitpic.com/bgtb3s
９勝日馬に横審「また１ケタなら引退」 nikkansports.com/sports/sumo/ne… @nikkansportscomさんから 上げといて引退を迫るって・・・大関に降格する制度を考えた方が良いんじゃないか？と思うのは私だけ？
今日は牛生姜焼き弁当。今日もまた前日呑み過ぎで寝坊という最悪パターンでした。牛肉の生姜焼きに、玉子焼き、あと作り置きしてある礼のパプリカマリネ。ご飯の上には野沢菜という一応のカッコはつけました。 twitpic.com/bgj9dw
試作してみました。動物系だけのスープに岡山秘伝（笑）の醤油だれ。麺はさっきアップしたやつで、加水率38% かん水ボーメは約5。塩は麺の1%。ちなみに麺を今回2kg打ちましたが、かなり疲れました。製麺装置の改良をしないといけません twitpic.com/bg77go
ブランチに作った一見何の変哲も無い普通のナポリタン・・・でもハバネロ入り・・・ほんの出来心でした・・・青ピーマン代わりに入れて見ようなんて・・・涙と汗が止まりません・・・この歳で泣きながらナポリタンを食べるとは・・・ twitpic.com/bfury5
blog.goo.ne.jp/iwayoh/e/3caef… 【孤独のグルメ勝手に応援企画】宇都宮の餃子＆やきとり ブログ更新しました。宇都宮でラーメンと焼とりです。
■前説
どもども、ぼちぼち復活しつつある岩風呂でありますが、完全に週刊になってますねえ。
今回も懲りずに孤独のグルメ勝手に応援企画で行きます。
今回はちょっとプチ旅しちゃいますよ。
■本文です
今日は打合せで宇都宮までやってきた。
東武宇都宮・・・そう東北本線や、東北新幹線は使わず浅草から東武線で来てみた。
今日はこの仕事だけだし、時間を無駄に使うのも面白いかな、と思ったからだ。
それにしても家を出てからここまで3時間・・・流石に、そして無駄に長旅だったなあ。
そう、宇都宮は餃子の街。
今でこそご当地のＢ級グルメが流行っているけど、宇都宮の餃子はその元祖みたいなもんだな。
ちょうど昼時に合わせてやってきたけど、打合せの仕事は夕方だし、どれ、じっくりと昼飯の店を選ぶとするかな。
ぎょうざ・らーめん店・・・ＴＶチャンピオンの店か。
こういうアカラサマなのは避けるか。
こういう派手な看板はなあ・・・
パスタとピザ・・・どんぶり専門店・・・餃子の街なのに、なぜかこういうものにぐっと来る。
駅の周りばかり見ていたがアーケードの方も見てみよう。
焼きそば・・・そういうのもあるのか
たいやきは・・・食後のデザートだな・・・
おっ？八百屋がある・・・のぞいて見よう。
栃木くりたけ・・・250円・・・くりたけってどんな味がするんだろう？
ちょっと食べてみたい気がするけど、きのこ持って仕事にいけないしなあ・・・ごめんなさい。
いや、でも帰りに買っていこう。そうだそれがいい。
おっ？なんかいい店構え。
「辛～～いカレーが食べたい人」ねえ、これ魅力だなあ？
家系ラーメンねえ、何もここまで来てラーメン食べなくても・・・でも餃子にはラーメンはつき物だよな。
あ～悩む
オレは今
ポン！
何を
ポン！！
食べたいんだ～～！
ポン！！！
あ、あれは？
三平食堂・・・
ラーメン、定食各種・・・
味自慢、餃子・・・いいじゃないか！グッと来た！・・・ここで、餃子ラーメンだ！
ガラリッとドアを開けて入店、店構え同様小奇麗な店内。
テーブル席が6つに窓側のカウンター、そこに陣取る。
活気ある店内。女将らしき女性の動きがきびきびしている。いい店だ。
醤油に酢にラー油、胡椒・・・いかにも普通のカウンターだ。
でもこの普通なところが何故か期待させる。
どれ、メニューを見よう
やっぱり初心の餃子＆ラーメン・・・でも定食も美味しそうだなあ。
揚げ物も捨てがたい・・・餃子定食もある・・・ラーメンセットがミニ丼が付いて750円。
これだけで腹いっぱいになってしまうな。
よし、餃子はまたの機会にして、ここはラーメンセットで行こう。
「すみませ～ん」
「このラーメンセットで・・・セットは親子丼で・・・」
・
・
・
・
後ろから「餃子おかわり！下さい」
「あと餃子下さい！」
あっ・・・反射的に餃子を頼んでしまった・・・。
まあ、食べないで後悔するより食べて満腹を嘆く方が幸せかもね・・・ってこれ自分に言い訳だなあ・・・。
お待たせしました～
お～～餃子とラーメンが同時に出てくるのは嬉しい。
餃子は焼くのに時間がかかるから、ラーメンをすっかり食べ終えてから出てくるとがっかりなんだよな。
こういうところもやっぱりいい店だ。
ほう、これはいいラーメンだ。
あっさりした煮干のスープ。てっきり鶏がら系のスープで出てくるものと思っていたが、これは不意打ちだあ。
細切りのメンマに三角の海苔、ナルトに青物はインゲン。
これぞ正しいラーメンという風貌だ。
そういえば最近のラーメンにはあんまりナルト乗らないな。
でもこうやって見るとナルトって言うのはラーメンのブローチみたいなもんだな。
麺も固すぎず、柔らかすぎずでスープに良く絡む。
いくらでも食べられそうなラーメンだ。
こっちの親子丼はどうだ・・・鶏肉・・・インゲン、たまねぎ・・・しいたけ。ふんわりした玉子のとじ加減がいい。
こいつと一緒だと、あのラーメンのスープがいいお吸い物になる。
おっとすまない、餃子くん・・・きみを忘れていたよ。ごめんごめん。
パリッとした底の部分を表側にして、ぎっちり身を寄せてる姿は、おしゅくらまんじゅうをしてるようだな。
タレはラー油と酢と醤油の4:4:2、これがオレ的な基本の餃子だれだ。
・・・うん餡がぎっしりつまっている。肉の味がしてただ美味い。
さっぱりのラーメン、親子丼、餃子が上手く支えあっている。
後はただ無心で食べるのみ！
ふ～ごちそうさま。
美味しかった～～。
う～～んなんか説明しずらいけど、いい店だったなあ。
さて、一休みしたら、打合せの場所に行くか？
って行ってもまだ随分時間があるなあ、余裕を見過ぎたか？
そういえば打合せのメールに「バスで25分、歩くと50分です」って書いてあったなあ。
多分冗談だろうけど、腹ごなしの意味も含めて50分歩いてみるか。
・・・50分後・・・
いや、遠い・・・疲れた・・・それでも約束の時間の50分前だ・・・いや、でも一回休憩できる。
■というわけで休憩の後打合せは無事終了
さて、東武宇都宮に戻ってきたぞ、帰りはバスにして正解だ・・・あんなに距離があるとは・・・さっき調べたら6km近くあった。
普段こんなに歩かないもんなあ。
さて直ぐ帰ってもいいんだけど・・・せっかくの宇都宮だし・・・どこかで一杯・・・
焼とり かしわ・・・焼とりかあ
暖簾もなかなか味がある。
20名様限定セット、飲み物、串2本、鶏煮込みのセットが1000円か。
しかも今日はサービスデイ
昼間の間にすっかり迷いまくったから、ここは一つ直感と即決にかけて見ようじゃないか。
よし！焼とりだ！
地下のカウンターに案内された。
表から見たときは狭そうな1階部分のカウンターしか見えなかったが、地下は広く作ってある。
焼とりの焼き台もしっかりしていて、これは期待が持てそうだ。
「いらっしゃいませ、お好きな席にどうぞ」
コの字のカウンターの隅っこに先客がいたので、反対側の隅っこに陣取る。
席に着くなり、お絞りを渡しながら
「ご注文は？」
「え～～っとねえ・・・」
いきなり限定の割引サービスを頼むのはちょっと気恥ずかしい気がするので、多少迷っている振りをする
「外の看板の・・・20名限定ってまだある？」
時間も早いのであるだろうと思ったが一応そういう聞き方にしてみた。自分でも思うがまだろっこしい性格だ。
「限定セットですね。大丈夫ですよ。お飲み物は？」
「じゃあ生ビールで」
「焼き物はどれにしますか？」
そうか、選べるんだった・・・
「じゃあ・・・正肉（もも）を」
「塩とタレがありますが？」
うう・・・ここでも選択が・・・いや、ここは即決即決、感性で行こう・・・オレの脊髄はどう反射する？
「タレでおねがいします」
あっ！珍しい、オレの脊髄反射が「タレ」って言ったよ。
でも最近は塩の焼とりが幅を利かせてるから、たまにはタレもいいよな。
ポン！
ポン！！
ポン！！！
いいねえ、お通しに枝豆、生ビール、鶏の煮込みには里芋が入っている。
ねぎもたっぷり乗って、少し冷えた秋寒の夜にこれは温まる。
その温まってきたところを・・・ビールで冷やす。
酒飲みは理不尽だ。
冷めないうちに焼とりも行ってみよう。
甘辛のタレが効いた鶏ももに少し唐辛子を振る。
目新しいことは何もない、普通の焼とり、普通味、でもそれがいい。唐辛子もグッドジョブだ。
さて、焼とり2本がきれいにな無くなったところで、さて追加だ。
「すいません、追加いいですか？」
「どうぞ」
「皮とぉ・・・あと、せせりお願いします。」
「かしこまりました！皮と軟骨。塩タレは？」
「あっ、塩で・・・」
たれを上げておきながら、直ぐ塩に翻す不届き物。
威勢のいい兄さんが手際よく焼き始める。
パチパチと焼ける音、焼とり屋の独り呑みって、こうやって待つ間もいい時間だよなあ。
あっ、生ビールがもうないな、じゃあ次は
「すいません！ウーロンハイ！」
「はい！ウーロンハイ入りました！」
あっという間に出てくるウーロンハイ。
焼けるまでの間はこの鶏煮込みをアテにする。これもほっとする味だ。
「ハイ、皮とせせり！塩です」
せせりは首肉だったな・・・噛み応えがある。かむほどに肉の旨味が溢れてくるぞ。皮もいい。
皮の脂っぽいところにウーロンハイを行くと、ウーロン茶の渋みが脂を洗い流してくれる。ビールも良かったけど、ここはウーロンハイで正解。
すると、向こうのカウンターから
「ぼんじり軟骨ちょうだい」
何！？「ぼんじり・・なんこつ・・・どんなやつだそれは？」
例の兄さんがいる焼き台を見つめる。
やげん軟骨とぼんじりが交互に刺さっている。あれは美味そうだ、いや間違いない。
「すいません！ぼんじり軟骨ください。塩で」
「はいかしこまりー！」
先客の2本にオレが頼んだ2本、4本のぼんじり軟骨が焼き台にならんだ・・・先に来た皮とせせりを味わいつつ、焼き台の様子をじっと見つめる。
「はいお待ち！」
来た・・・来た・・・塩と胡椒もかかっている、それにレモンが添えてあるな。
よし！レモンを軽く絞って・・・。
さっぱりとしたやげん軟骨とコッテリのぼんじりが交互にやってくる。
これはたまらん・・・
「すいません！ウーロンハイお代わり！」
・・・餃子の街宇都宮、でもオレにとって今日はラーメンと焼とり、そしてちょっと餃子の街だったな。
また来るよ。
食べ終り、再び東武線に乗って今日食べたものを回想しながら、ひたすら帰る道すがら
・
・
・
あっ！くりたけ買うの忘れた！
■ふらっとiwaYoh
どもども今回もこんな茶番にお付き合いありがとうございました。
宇都宮というと餃子って言うところなんでしょうが、あえて有名店を外してその土地っぽいお店を選んでみました。
まず三平食堂。
ラーメンにミニ親子丼、餃子頼んでしまいましたねえ。
正直餃子は外そうと思っていたんですけど、本当に反射的に餃子を頼んでしまいました。
さてラーメンは「普通のラーメン」を具現化したような。普通のラーメン。
でも、この普通さは逆に今だとなかなか食べられないんですよね。
煮干も効いていて、実はこのラーメン。もう少し綺麗な見た目で作れば、専門店でも十分通用するんじゃないですか？
そして親子丼。
この親子丼がちょっとみりんの甘さがあります。
酒飲みなんで甘い味付けってちょっと・・・なんですけど、これがさっきのラーメンのスープと合わせるとちょうど良い。
そういえばラーメン店でもよくサイドメニューにチャーシュー丼なんてありますけどあれもちょい甘めのありますよね。
それでこの餃子です。
肉たっぷりの餡が入った普通の餃子、さっきから普通普通言ってますけど、普通に美味しい、このさり気無さがこの街に似合っていると思うんですよね。
「オレがオレが」って出てこない美味しさ、それをして遭えて「普通味」といわせてもらいたい。
それで次が例の焼き鳥屋さんかしわ。
これもねえ・・・ホント普通だったんですよ。
でも、一人でいるあの空間がすごく心地よくて、独り飯の時って「美味しい」っていうファクターももちろんなんですけど、「居心地」って言うのも重要なんですよね。
この「居心地」という空間がホントに良い空間だと、それを感じさせないというか。
作曲家エリック・サティが目指した家具の音楽ってあるんですけど、良い家具、たとえば「本当に良い椅子なら、その椅子に座っていることさえ忘れる」というのがあるんですけど、正にそういう空間だと思います。
そういう気構え無い良さがこのお店にはあると思いました・・・って褒め過ぎですけど・・・。
それに話題が哲学的過ぎですねえ・・・完全に自分の殻の世界です。
気を取り直して・・・このお店の焼とりも当然美味しかったんですけど、鶏煮込みは美味しかったですねえ。
最初、芋煮の鶏版かなあと思ったのですが、芋煮は里芋と牛肉、それを醤油で味付けするんですよね。
そうするとじゃあ味噌味だから豚汁の鶏版・・・いや、それも違うな？っと。
鶏煮込みは鶏煮込みという以外無い味でした。
いや～いい空間だったなあ。
という感じの宇都宮出張でした。
それにしても帰りの電車・・・来たのと同じく3時間・・・各駅停車の旅をライフワークとしていますが、日帰りでこれはないわ～。
以上になります。
ごちそうさまでした。
ではでは。
【三平食堂】栃木県宇都宮市江野町6-4
【焼とり かしわ 一号店】栃木県宇都宮市江野町5-9
登録しています
どもども、ぼちぼち復活しつつある岩風呂でありますが、完全に週刊になってますねえ。
今回も懲りずに孤独のグルメ勝手に応援企画で行きます。
今回はちょっとプチ旅しちゃいますよ。
■本文です
今日は打合せで宇都宮までやってきた。
東武宇都宮・・・そう東北本線や、東北新幹線は使わず浅草から東武線で来てみた。
今日はこの仕事だけだし、時間を無駄に使うのも面白いかな、と思ったからだ。
それにしても家を出てからここまで3時間・・・流石に、そして無駄に長旅だったなあ。
そう、宇都宮は餃子の街。
今でこそご当地のＢ級グルメが流行っているけど、宇都宮の餃子はその元祖みたいなもんだな。
ちょうど昼時に合わせてやってきたけど、打合せの仕事は夕方だし、どれ、じっくりと昼飯の店を選ぶとするかな。
ぎょうざ・らーめん店・・・ＴＶチャンピオンの店か。
こういうアカラサマなのは避けるか。
こういう派手な看板はなあ・・・
パスタとピザ・・・どんぶり専門店・・・餃子の街なのに、なぜかこういうものにぐっと来る。
駅の周りばかり見ていたがアーケードの方も見てみよう。
焼きそば・・・そういうのもあるのか
たいやきは・・・食後のデザートだな・・・
おっ？八百屋がある・・・のぞいて見よう。
栃木くりたけ・・・250円・・・くりたけってどんな味がするんだろう？
ちょっと食べてみたい気がするけど、きのこ持って仕事にいけないしなあ・・・ごめんなさい。
いや、でも帰りに買っていこう。そうだそれがいい。
おっ？なんかいい店構え。
「辛～～いカレーが食べたい人」ねえ、これ魅力だなあ？
家系ラーメンねえ、何もここまで来てラーメン食べなくても・・・でも餃子にはラーメンはつき物だよな。
あ～悩む
オレは今
ポン！
何を
ポン！！
食べたいんだ～～！
ポン！！！
あ、あれは？
三平食堂・・・
ラーメン、定食各種・・・
味自慢、餃子・・・いいじゃないか！グッと来た！・・・ここで、餃子ラーメンだ！
ガラリッとドアを開けて入店、店構え同様小奇麗な店内。
テーブル席が6つに窓側のカウンター、そこに陣取る。
活気ある店内。女将らしき女性の動きがきびきびしている。いい店だ。
醤油に酢にラー油、胡椒・・・いかにも普通のカウンターだ。
でもこの普通なところが何故か期待させる。
どれ、メニューを見よう
やっぱり初心の餃子＆ラーメン・・・でも定食も美味しそうだなあ。
揚げ物も捨てがたい・・・餃子定食もある・・・ラーメンセットがミニ丼が付いて750円。
これだけで腹いっぱいになってしまうな。
よし、餃子はまたの機会にして、ここはラーメンセットで行こう。
「すみませ～ん」
「このラーメンセットで・・・セットは親子丼で・・・」
・
・
・
・
後ろから「餃子おかわり！下さい」
「あと餃子下さい！」
あっ・・・反射的に餃子を頼んでしまった・・・。
まあ、食べないで後悔するより食べて満腹を嘆く方が幸せかもね・・・ってこれ自分に言い訳だなあ・・・。
お待たせしました～
お～～餃子とラーメンが同時に出てくるのは嬉しい。
餃子は焼くのに時間がかかるから、ラーメンをすっかり食べ終えてから出てくるとがっかりなんだよな。
こういうところもやっぱりいい店だ。
ほう、これはいいラーメンだ。
あっさりした煮干のスープ。てっきり鶏がら系のスープで出てくるものと思っていたが、これは不意打ちだあ。
細切りのメンマに三角の海苔、ナルトに青物はインゲン。
これぞ正しいラーメンという風貌だ。
そういえば最近のラーメンにはあんまりナルト乗らないな。
でもこうやって見るとナルトって言うのはラーメンのブローチみたいなもんだな。
麺も固すぎず、柔らかすぎずでスープに良く絡む。
いくらでも食べられそうなラーメンだ。
こっちの親子丼はどうだ・・・鶏肉・・・インゲン、たまねぎ・・・しいたけ。ふんわりした玉子のとじ加減がいい。
こいつと一緒だと、あのラーメンのスープがいいお吸い物になる。
おっとすまない、餃子くん・・・きみを忘れていたよ。ごめんごめん。
パリッとした底の部分を表側にして、ぎっちり身を寄せてる姿は、おしゅくらまんじゅうをしてるようだな。
タレはラー油と酢と醤油の4:4:2、これがオレ的な基本の餃子だれだ。
・・・うん餡がぎっしりつまっている。肉の味がしてただ美味い。
さっぱりのラーメン、親子丼、餃子が上手く支えあっている。
後はただ無心で食べるのみ！
ふ～ごちそうさま。
美味しかった～～。
う～～んなんか説明しずらいけど、いい店だったなあ。
さて、一休みしたら、打合せの場所に行くか？
って行ってもまだ随分時間があるなあ、余裕を見過ぎたか？
そういえば打合せのメールに「バスで25分、歩くと50分です」って書いてあったなあ。
多分冗談だろうけど、腹ごなしの意味も含めて50分歩いてみるか。
・・・50分後・・・
いや、遠い・・・疲れた・・・それでも約束の時間の50分前だ・・・いや、でも一回休憩できる。
■というわけで休憩の後打合せは無事終了
さて、東武宇都宮に戻ってきたぞ、帰りはバスにして正解だ・・・あんなに距離があるとは・・・さっき調べたら6km近くあった。
普段こんなに歩かないもんなあ。
さて直ぐ帰ってもいいんだけど・・・せっかくの宇都宮だし・・・どこかで一杯・・・
焼とり かしわ・・・焼とりかあ
暖簾もなかなか味がある。
20名様限定セット、飲み物、串2本、鶏煮込みのセットが1000円か。
しかも今日はサービスデイ
昼間の間にすっかり迷いまくったから、ここは一つ直感と即決にかけて見ようじゃないか。
よし！焼とりだ！
地下のカウンターに案内された。
表から見たときは狭そうな1階部分のカウンターしか見えなかったが、地下は広く作ってある。
焼とりの焼き台もしっかりしていて、これは期待が持てそうだ。
「いらっしゃいませ、お好きな席にどうぞ」
コの字のカウンターの隅っこに先客がいたので、反対側の隅っこに陣取る。
席に着くなり、お絞りを渡しながら
「ご注文は？」
「え～～っとねえ・・・」
いきなり限定の割引サービスを頼むのはちょっと気恥ずかしい気がするので、多少迷っている振りをする
「外の看板の・・・20名限定ってまだある？」
時間も早いのであるだろうと思ったが一応そういう聞き方にしてみた。自分でも思うがまだろっこしい性格だ。
「限定セットですね。大丈夫ですよ。お飲み物は？」
「じゃあ生ビールで」
「焼き物はどれにしますか？」
そうか、選べるんだった・・・
「じゃあ・・・正肉（もも）を」
「塩とタレがありますが？」
うう・・・ここでも選択が・・・いや、ここは即決即決、感性で行こう・・・オレの脊髄はどう反射する？
「タレでおねがいします」
あっ！珍しい、オレの脊髄反射が「タレ」って言ったよ。
でも最近は塩の焼とりが幅を利かせてるから、たまにはタレもいいよな。
ポン！
ポン！！
ポン！！！
いいねえ、お通しに枝豆、生ビール、鶏の煮込みには里芋が入っている。
ねぎもたっぷり乗って、少し冷えた秋寒の夜にこれは温まる。
その温まってきたところを・・・ビールで冷やす。
酒飲みは理不尽だ。
冷めないうちに焼とりも行ってみよう。
甘辛のタレが効いた鶏ももに少し唐辛子を振る。
目新しいことは何もない、普通の焼とり、普通味、でもそれがいい。唐辛子もグッドジョブだ。
さて、焼とり2本がきれいにな無くなったところで、さて追加だ。
「すいません、追加いいですか？」
「どうぞ」
「皮とぉ・・・あと、せせりお願いします。」
「かしこまりました！皮と軟骨。塩タレは？」
「あっ、塩で・・・」
たれを上げておきながら、直ぐ塩に翻す不届き物。
威勢のいい兄さんが手際よく焼き始める。
パチパチと焼ける音、焼とり屋の独り呑みって、こうやって待つ間もいい時間だよなあ。
あっ、生ビールがもうないな、じゃあ次は
「すいません！ウーロンハイ！」
「はい！ウーロンハイ入りました！」
あっという間に出てくるウーロンハイ。
焼けるまでの間はこの鶏煮込みをアテにする。これもほっとする味だ。
「ハイ、皮とせせり！塩です」
せせりは首肉だったな・・・噛み応えがある。かむほどに肉の旨味が溢れてくるぞ。皮もいい。
皮の脂っぽいところにウーロンハイを行くと、ウーロン茶の渋みが脂を洗い流してくれる。ビールも良かったけど、ここはウーロンハイで正解。
すると、向こうのカウンターから
「ぼんじり軟骨ちょうだい」
何！？「ぼんじり・・なんこつ・・・どんなやつだそれは？」
例の兄さんがいる焼き台を見つめる。
やげん軟骨とぼんじりが交互に刺さっている。あれは美味そうだ、いや間違いない。
「すいません！ぼんじり軟骨ください。塩で」
「はいかしこまりー！」
先客の2本にオレが頼んだ2本、4本のぼんじり軟骨が焼き台にならんだ・・・先に来た皮とせせりを味わいつつ、焼き台の様子をじっと見つめる。
「はいお待ち！」
来た・・・来た・・・塩と胡椒もかかっている、それにレモンが添えてあるな。
よし！レモンを軽く絞って・・・。
さっぱりとしたやげん軟骨とコッテリのぼんじりが交互にやってくる。
これはたまらん・・・
「すいません！ウーロンハイお代わり！」
・・・餃子の街宇都宮、でもオレにとって今日はラーメンと焼とり、そしてちょっと餃子の街だったな。
また来るよ。
食べ終り、再び東武線に乗って今日食べたものを回想しながら、ひたすら帰る道すがら
・
・
・
あっ！くりたけ買うの忘れた！
■ふらっとiwaYoh
どもども今回もこんな茶番にお付き合いありがとうございました。
宇都宮というと餃子って言うところなんでしょうが、あえて有名店を外してその土地っぽいお店を選んでみました。
まず三平食堂。
ラーメンにミニ親子丼、餃子頼んでしまいましたねえ。
正直餃子は外そうと思っていたんですけど、本当に反射的に餃子を頼んでしまいました。
さてラーメンは「普通のラーメン」を具現化したような。普通のラーメン。
でも、この普通さは逆に今だとなかなか食べられないんですよね。
煮干も効いていて、実はこのラーメン。もう少し綺麗な見た目で作れば、専門店でも十分通用するんじゃないですか？
そして親子丼。
この親子丼がちょっとみりんの甘さがあります。
酒飲みなんで甘い味付けってちょっと・・・なんですけど、これがさっきのラーメンのスープと合わせるとちょうど良い。
そういえばラーメン店でもよくサイドメニューにチャーシュー丼なんてありますけどあれもちょい甘めのありますよね。
それでこの餃子です。
肉たっぷりの餡が入った普通の餃子、さっきから普通普通言ってますけど、普通に美味しい、このさり気無さがこの街に似合っていると思うんですよね。
「オレがオレが」って出てこない美味しさ、それをして遭えて「普通味」といわせてもらいたい。
それで次が例の焼き鳥屋さんかしわ。
これもねえ・・・ホント普通だったんですよ。
でも、一人でいるあの空間がすごく心地よくて、独り飯の時って「美味しい」っていうファクターももちろんなんですけど、「居心地」って言うのも重要なんですよね。
この「居心地」という空間がホントに良い空間だと、それを感じさせないというか。
作曲家エリック・サティが目指した家具の音楽ってあるんですけど、良い家具、たとえば「本当に良い椅子なら、その椅子に座っていることさえ忘れる」というのがあるんですけど、正にそういう空間だと思います。
そういう気構え無い良さがこのお店にはあると思いました・・・って褒め過ぎですけど・・・。
それに話題が哲学的過ぎですねえ・・・完全に自分の殻の世界です。
気を取り直して・・・このお店の焼とりも当然美味しかったんですけど、鶏煮込みは美味しかったですねえ。
最初、芋煮の鶏版かなあと思ったのですが、芋煮は里芋と牛肉、それを醤油で味付けするんですよね。
そうするとじゃあ味噌味だから豚汁の鶏版・・・いや、それも違うな？っと。
鶏煮込みは鶏煮込みという以外無い味でした。
いや～いい空間だったなあ。
という感じの宇都宮出張でした。
それにしても帰りの電車・・・来たのと同じく3時間・・・各駅停車の旅をライフワークとしていますが、日帰りでこれはないわ～。
以上になります。
ごちそうさまでした。
ではでは。
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大宮駅前のいずみやで魚フライ定食。基本居酒屋な のでみんな呑んでやがる！一体どういう人がこの時 間から呑めるんだろう？・・・ってスマホの写真撮 り忘れた！
