岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

【京都出張記】新福菜館 本店

2008-09-28 17:08:56 | ラーメンレポ
京都の仕事が終わりました。

初日の設営日こそ、午後10時終了で呑みに行きましたが、翌日は午前3時終了、昨日の本番は午後10時に終了して撤去して・・・終わったのは日付が変わった後。

その後、「ねみ~」と口をそろえながら、何故か足は居酒屋に・・・もう根性ですな。


お弁当バッカリだったので、とんぺい焼き、牛すじ焼きなどあったかいメニューと冷たい生ビールが利きます。
気がつけば午前3時でお開き。

そして今朝、よせば良いのに、しかし遂に・・・!


初日は店じまい後


翌日は定休日!

そして、そして本日遂に!!
京都ラーメンの名店「営業している」「新福菜館」に行ってきました。

開いてます!朝8時なのに開いてます!

入店するだけでこの興奮・・・ここからはちょっと落ち着いてまいります。
朝からやってるだけあって、朝から結構お客さん入ってますね~。
なんかヤキメシと呼ばれるチャーハンを食べている人がいますねえ。
あれも美味しそうだなあ。

あっ、壁のメニュー見るとヤキメシと中華そばのセットもあるみたいだぞ・・・いやいや朝だし・・・。
と悩みに悩んで、中華そば600円を注文。
注文した後に後から入ってきた人がラーメンヤキメシセットを・・・。
私もメニュー変更しようか・・・いやいや昨日も3時まで呑んでたし・・・と自分に言い聞かせるように断念。

さて、中華そばがやってきましたよ!




真っ黒な濃口風に見えますが、意外にというかまったくあっさりなスープ。
豚もも肉のチャーシューを作る際に、生醤油でぐつぐつ煮込んでいるのでしょう。
スープ自体は鶏がら中心のあっさりしたもので、東京は築地の井上に通じるものがあるかもしれません。

常連さんらしき人たちはヤキメシを注文する人が多く、後から聞いた話によると、そのヤキメシも絶品らしいです。
次はヤキメシとラーメンのセットで行って見たいものです。
ごちそうさまでした。
ではでは

【地図】京都府京都市下京区東塩小路向畑町569

【新福菜館HP】

■京都のラーメンはカルチャーだ


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【京都出張記】麺串

2008-09-28 13:08:27 | うどん・そばレポ
いいね、京都。
橋の名物だね。
一条二条三条四条とあるがなんといっても有名なのが五条の橋。
昔あそこで弁慶と牛若丸が戦ったの知ってるでしょう?
人間の強いなんてのはねえ・・・

えっ・・・何をぶつぶつ言ってるんだ?

いやだなあ、浪曲清水次郎長外伝、森の石松の船三道中ですよ~。
え・・・知らない?
そうですか~知りませんかぁ~・・じゃあ本題に入ります。

というわけで、京都2日目、五条の橋からiwaYohです。

本日は運良く、五条の橋の上で弁慶と牛若丸の戦いを見ることが出来ました。
強いですね~・・・ガンダム・・・あれ?・・・。

というわけでこの五条の橋から京都駅のそば、たかばしへ・・・。

そうです昨日宣言したとおり朝からラーメン!朝から新福菜館にやってきました!


あれ・・・?
日・・月・・火・・・・てーきゅーびーぃぃ!!!

仕事柄「曜日感覚」というのがあまり無いのですが、TQBには逆らえませんなあ・・・。
なきながら清水寺まで走っていって、あの舞台から飛び降りようかと思いました。
まあ、そんなことすると痛いのでしないですけど・・・。

その後急いで、近くのお店を検索するも、午前9時からやってるラーメン屋なんかありません!
ちなみに昨日入ったお隣の第一旭は元気に営業中・・・でも昨日たべたしなあ。

そんな意に打ち震えて彷徨うようにやってきた京都駅。
まあここならなんかあるんじゃないか?
と、ケータイで検索。
見ると、在来線改札内に立ち食いそば屋なのに串揚げのお店があるということで、わざわざ入場券を買って構内へ。
我ながらですが、この情熱はどこからやってくるのでしょうか?

やってきた麺串で頼んだ冷やし麺串そば。


それまでいろいろあったので、良く考えないで頼んだけど、そばに串揚げがついて「麺串」なのね。
肝心のそばはまあまあ、つゆも関西風で色は薄めですがやや甘辛いつゆですね。
そうそう、葱が青ねぎなのはやはり京都、というか関西圏です。
揚げかすが乗ってきますが、これとは別にカウンターに揚げかすがありまして、自由に乗せられるので余計なお世話といえば余計なお世話ですな。

そして串揚げは食べてみると、鶏肉でした。脂肪分の少ない胸肉ですね。
これ、冷めてますけど揚げたてのこれでビールをク~~~ってやるとタマランでしょうねえ・・・・と想像しているうちに・・・ちょっと失礼。


・・・プシュッ!・・・

・・・グビッ・・・

・・・プハ~~~・・・

えっ!?なんですか?
ちゃんと書き終わってから呑め?

はいはい、美味しいビールでありました
以上レポートを終わります。

・・・あれ?


【地図】京都府京都市下京区京都駅


■旨い!立ち食いそば・うどん


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【京都出張記】本家第一旭 たかばし本店

2008-09-28 12:25:59 | ラーメンレポ


どもども、一仕事終わりました。時間はもう夜の10時近く。
思いがけなく翌日は11時スタンバイと余裕の集合時間になりましたので、技術顧問のH部長、F課長、TD氏と4人で夜の街へ・・・。


夏の京都は鱧ですな・・・明日が遅いといいつつも移動疲れなどで早めの解散。

つ~わけで、いつもどおり、

「じゃあラーメン食べて帰りま~す」

そしたらF課長とTD氏もついてきました。

そして京都といえばやはり

新福菜館!!

閉まってます。
しかし・・・
「営業時間 AM7:30~PM11:00」
とありますが、これって朝7時半から店開けてるってことですか?
よし、明日の朝御飯はラーメンだ!
と、この午後11時閉店は想定の範囲内。

本命は隣の本家第一旭であります。
こちらは昭和22年創業と歴史あるお店です。
東京にも何店舗か「第一旭」を名乗るお店がありますが、それは神戸を本店としたお店で、なんか因縁浅からぬ様ですぞ。

かなり遅い時間なのに込み合っていた店内ですが、丁度4人がけのテーブルが開いていて即着席。

ご注文は特製ラーメン750円




特製ラーメンを頼んだのですが、普通のラーメンを頼んだF課長と比べてみて・・・麺増し、肉増しのいわゆる大盛りラーメンなのですね。

肉々しいフォルムですが、脂身の少ない豚もも肉を使っていて意外にあっさり。
スープはやや脂が浮いて、肉の旨みが染み出した感じのスープ。
麺は中細のストレート麺。断面が丸く、ぷっつり切れる面白い麺ですね。
たっぷり乗っている薄切りのチャーシューも良く味がしみています。
このチャーシューを肴にビールも美味しそうだな・・・と思ったら後ろの席のグループがそれをやっていました。
ウラヤマスィ・・・。

さて、このラーメン、今では割りとあっさりに分類されるラーメンですが、しかし昭和22年の創業当時はあっさりしたラーメンが多かったでしょう。
その中にあって、これはコッテリした個性溢れるラーメンであったろう事は創造に難くありません。

せっかく京都に来て、神社仏閣でなくわざわざラーメンで歴史を感じるラーメン馬鹿のたわごとであります。
ごちそうさまでした。
ではでは


【本家 第一旭 たかばし本店】

【地図】京都府京都市下京区東塩小路向畑町845


■京都のラーメンはカルチャーだ


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【京都出張記】いざ京都へ

2008-09-27 19:03:02 | 旅レポ


さっきそばを食べたにもかかわらず、例のハムサンドを購入。
朝の新幹線にはこのハムサンドとボトル缶のコーラが欠かせませんな。

というわけで、非常に予定調和に満ちた京都出張への出発であります。

では行って来ます。


■すごい駅弁!


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大江戸そば 東京八重洲北口店

2008-09-27 18:59:14 | うどん・そばレポ
おはようございます。
今日から京都に出張であります。

さて、みなさん「こいつまた旨いもん食ってくるんだろう」と思われているかもしれませんが・・・今回のお仕事は京都市内の某ホテルに監禁されるがごときのカンヅメと決まっておりまして、あんまりそういったレポートは期待できなさそうでありますな。
まあ、仕事ですから、基本本業優先で参ります。

なんてこと考えながらここは朝の東京駅。
というわけで、向かうはいつもの大江戸そば。

本日は冷やしタンタンそばなるものを頼んでみました。



ほうほう、そばの上に肉味噌と温泉玉子が・・・。
なかなか美味しそうですぞ!


エイヤ!っと玉子を割り、ぐちゃぐちゃにまぜまぜ。


見事なぐちゃ具合ですな。
こちらのそばは茹で麺を使っているので、そばの風味がいまいちなのですが、この肉味噌の個性のおかげでそれが逆にいい感じになっています。
揚げ玉とかを乗せても美味しいかもしれませんね。
ごちそうさまでした。


【大江戸そば 東京八重洲北口店】


■「駅そば」読本


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えきめんや 品川駅店

2008-09-21 14:24:18 | うどん・そばレポ
えきめんやは京浜急行の駅に点在する立食いそばのお店。
豆腐を丸のまま一丁を乗せた名前もずばり豆腐一丁そばや、韃靼そばを使ったざるそばなどメニューにも工夫があってなかなか。
こういった駅のそばにしては、質の高いそばが食べられます。




本日は、冷やし天ぷらそば。
麺は生めんを店で茹でているのかな・・・前より美味しくなった気がする。
天ぷらは作り置きでそこそこですが、そば&つゆはサスガですね。
ごちそうさまでした。
ではでは

【えきめんや】


■「駅そば」読本


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中華そば つし馬

2008-09-16 10:06:34 | ラーメンレポ


せっかく浅草に来たのでもう一店だけ行きますか。
っていうか連食はある種計画通りでして・・・そのため朝ごはん抜いてきました。
だからさっきのは朝ごはん、そしてこれがお昼ご飯です。

・・・文句あっか!?

さて、気を取り直して、こちらのつし馬こってり豚骨で有名な田中商店のセカンドブランド店であります。
もともと豚骨+魚介系のブレンドスープのラーメンだったのですが、田中氏の出身地、青森県の地ラーメン、煮干だしの津軽ラーメンに変わったそうです。
そういや~津軽ラーメン流行ったからねえ・・・商売上手ね・・・とか言っちゃだめです。
しかし店内は煮干のよい香りが充満、これは銀座の享楽にも共通した香りだぞ!

というわけで、煮干たっぷりという中華そばの中盛りを期待たっぷりに頼みます。




・・・す・・・すみません・・・多くないですか?
・・・自分、さっきラーメン食べたばっかりなんですけど・・・なんか思ったよりぜんぜん量のあるラーメンであります。

少々見た目に怖気づきつつも・・・。
スープはそのとおり、煮干中心。
味付けの醤油ダレは豚肉を生醤油で煮込んでチャーシューを作ったときの煮汁だと思われる。
理由はチャーシューと醤油だれの味が一緒。少々工夫がないかな?
スープ全体は醤油が勝っており、煮干は少々引っ込んでしまった感じ、鶏がらなり豚骨なりの動物系スープのアシストがもっと欲しいところ。
麺はかん水をほとんど感じない少しだけ縮れた多加水の自家製麺。
伸び易い麺なのか、茹で上がりはダレ気味・・・。
かん水が控えめな上、煮干中心のスープで細いうどんの様。

今回は頼みませんでしたが、ご飯食べ放題や盛りを多くしてボリューム面でも強化している様ですが、ラーメンがちょっとなあ・・・。
ただ、それぞれの素材は悪くないので、素材を生かしてラーメン自体の底上げを期待したい。

正直今年の5、6月に秋田、青森と地方を回ったが、そこで食べたラーメンのほうが上に感じます。
この味はこの味で津軽ラーメンとして伝統的なのかもしれないですが、場所が変わると気候風土も変わるので、それに合わせた工夫をして欲しいなあ。
・・・あっ、今の時期って煮干の端境期なんですよね、湿度が高くて麺の水分量の管理も難しい時期だし、そういうアドバンテージもあったかもしれません。

ごちそうさまでした。

【地図】東京都台東区浅草1-1-8


■トーキョーノスタルジックラーメン


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麺屋武蔵 江戸きん

2008-09-16 09:55:13 | ラーメンレポ


ついこの間嫁と、寿司→ハンバーグ→ラーメンの狂気の梯子をした浅草にまたやってきました。
そのときに気になったのですが、流石に胃袋の限界で入れなかったお店です。
最近のラーメンの新店事情に疎いのですが、なんと麺屋武蔵が浅草にも進出していたとは不勉強もいいところですな。
というわけで、本日はこの江戸きんにやってきました。

頼んだのは醤油らー麺。




豚骨、鶏がら、鰹節、昆布を中心にしたバランスの良いスープ。
本家新宿の麺屋武蔵の本流を感じさせますが、こちらのスープの方が完成度高いかも。
麺は麺屋武蔵の系列らしく、やや太めで平たく、ややガシッとした歯ごたえの麺。
具は大判で迫力のチャーシュー、極太のメンマはどちらも程よくスープや麺に合った味付け、最初やや冷たいので、スープになじませてからいただくのがグ~であります。
葱は、長ねぎと青ねぎのダブルスタンバイ。
食べ進むと丼の底に、醤油漬けの柚子らしきものが沈んでいて、香りを演出しております。
そして、見事だったのが、一枚だけ乗ってる海苔。
ラーメンに乗っている海苔って、薄いペナペナのスープの湯気ですぐしなしなになっちゃうと思うんですけど、これは厚みがあってちょっとやそっとじゃしなしなにならないかなり良い物です。

う~んベタボメですねえ・・・別に宣伝しているわけじゃないんですけど、いや~美味しかったので・・・。
いや、ここはオススメですよ。
ごちそうさまでした。
ではでは


【地図】東京都台東区浅草1-2-3


■湯気のむこうの伝説


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麺屋ひょっとこ

2008-09-16 09:44:17 | ラーメンレポ


どもども、久しぶりに有楽町交通会館、久しぶりに麺屋ひょっとこであります。
よくごらんいただいている方にはお分かりでしょうが、こちらは昨年の岩風呂ラーメン大賞に輝いたお店であります。




というわけで、頼んだのはいつもの和風柚子柳麺(わふうゆずらーめん)。
先日来たときは。黄色柚子の時期で、この時期の柚子で作ると柑橘系特有の甘みがスープに出てしまった印象だったのですが、青柚子の時期に戻って味わうとやっぱりこっちの方が・・・。
この柚子の香りのする、お吸い物の様なスープには三つ葉もよく合います。
細めの麺はやや固めの茹で上がりで、歯ごたえよく茹で上がっております。
そしてその上にはアンバランスなほどに大きなチャーシュー・・・今書いていて思いましたけど、このラーメンって長崎のしっぽく料理を思わせるものがありますな。
江戸時代、出島がある関係から、外国文化に触れることも多かった長崎で発展した和洋中の折衷料理です。


こちらは追加で頼んだ茶飯。
薄いしょうゆ味の茶飯を口に入れた後、スープをすすって・・・ああシアワセ。
いや~サスガの味であります。
ごちそうさまでした。
ではでは


【地図】東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F


■極うまラーメン(2008ー2009)


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御茶ノ水 大勝軒

2008-09-16 09:37:38 | ラーメンレポ


こんちわ~御茶ノ水です。というか、このへん神田小川町なので・・・。
本日はこの辺でお仕事がありまして、それが午前中でサクッとおわってしまい、仕方なく・・・仕方なく・・・仕方なくなく・・・御茶ノ水大勝軒にやってきました。
大勝軒といえばつけめんブームを生んだ東池袋の大勝軒を祖とした、東池袋大勝軒系が一大勢力でありますな。
このお店の他聞に漏れず、東池袋の系統。
メニューの中心はもりそばと呼ばれるつけめんが主流です。
ただ、自分的にはつけめんも美味しいですが、ナミナミスープでモリモリ麺の中華そばも捨てがたいものがあり、いつも注文の際に頭を悩ませます。





今日も葛藤の挙句最終的に「もりなま」!
通常のもりそばに生卵が入った一品であります。
そうそう、ラーメンに生玉子というのは、松本零士の漫画の中でたびたび登場しますが、それほどメジャーなトッピングじゃないですよね。
特殊な例で徳島ラーメンなんかはあの濃い目のスープやチャーシューの換わりに入ってる豚肉の甘辛煮等をマイルドに食すために、生玉子が重要ですけど・・・。
っま、それは置いておいて、食味レポートです。
豚骨鶏がら煮干鰹節を使ったガツーンと来るつけ汁。最近やたらと魚粉(鰹節や煮干の粉)が幅を利かせて、それが舌に触ってザラついたつけ汁が多いのですが、それが無い分さらりとしたつけ汁になっています。
甘みや酸味はやや薄い感じで、しかしこの酸味が絶妙で舌先にわずかに感じる程度の酸味が、隠し味的に食味をあっさりさせてくれます。
麺はこれぞ大勝軒!という感じのモチモチの自家製麺。そして普通盛りなのに写真の量!
太めでコシがあり、「この麺あってのもりそばだなあ」と思わずにいられません。
この麺の量ですが、先のつけだれの微妙な酸味のおかげで、最後まで飽きずにいただくことが出来ます。
麺をすべていただいた後、頼むとつけだれをスープ割りしてくれます。
大勝軒系のレポートは久しぶりでしたが、いや~流石老舗ののれんわけだけのことはあります。
ごちそうさまでした。
ではでは

【地図】東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル2F


■味は心。池袋大勝軒の味がご家庭で楽しめます


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