岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

年末のご挨拶

2009-12-31 15:21:44 | 雑記
どもども、iwaYohです。
ご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
開設から3年経った岩風呂ですが、本年は更新が散漫になる時期があり(今もそうですが・・・)楽しみにしている方たちに、少々残念な思いをさせてしまったなあ、と思っています。。
しかし、まあ今までが少々頑張りすぎていたかなあ?というのもあるので、その辺は今後身の丈にあった更新をしていきたいと思います。

なんかしんみりした話になりましたが、まあ今年も出張先で美味しいものを食べまくり、秋には富山への一人旅、それに伴うTwitterの開始。
そして、自作ラーメンオフ会への参加といろいろと楽しんだことも多く、まあまあ充実していた年なのかな?

現在、都内某所の現場からこの記事を書いているのですが、年越しはコタツで紅白・・・ではなく、現場で向かえることになりそうです。
年明けは長めに休みが取れたので、そこで、前年を振り返ったまとめ記事を書こうと思っておりますので、お楽しみにお待ちください。




ちなみに写真は、先日のクリスマス。
早めに帰れたので、イタリアの生ハム「プロシュート」と新漬けのオリーブ、そしてスパークリングワインを買って帰り、嫁と軽く晩餐をしたときの写真です。
本文とはなんにも関係ありませんが、まあ写真が無いのも寂しいので。

まあ、とりあえず、来年も岩風呂をよろしくお願いします。
みなさま、良いお年を
ではでは


■★生ハムの最高峰★パルマ産プロシュート100g


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2009-12-29 09:32:17 | ラーメンレポ
久しぶりにラーメンレポです。
いや~~お久しぶりであります。
そのお久しぶりのラーメンレポは本八幡の・・・・今「なりたけ」って思ったでしょ?
違います。

本八幡からやや離れたとこにある菜です。


ここ菜は化学調味料に頼らず、素材の味を引き出したラーメンを提供してくれるお店です。

醤油、塩、味噌などどれも美味しいのですが、本日はこちら




濃口にぼしらーめんにしました。
例によって具はチャーシュー、のり、ほうれん草という極々シンプルな見た目。
スープはさまざまな素材が複雑に絡み合った基本のスープ、そして底に煮干の粉が大量に入るのが濃口にぼしの特徴です。
麺はかなりの極太麺。ぷりぷりとした食感はおそらく玉子を多めにつかっているのでしょう。かんすいもかなり控えめでパスタのような仕上がりです。
具のチャーシューは、いつも書くのですが、80℃くらいの低温でジックリと火を通したハムのような食感の絶品チャーシュー。

ただ、一つ注文が・・・にぼしを注文しているのだから仕方が無いとは思うのですが、煮干の粉が大量にあるため、煮干の風味を味わえる半面、粉っぽさがあり、ざらざらと口に触ります。
煮干粉やかつお節粉など魚粉の類を入れるお店が増えたのでなんともいえませんが、大勝軒やとみ田の様に粘度が高いスープではないので、こういったものが入ると多少違和感を覚えるのは・・・。
じゃあ「濃口にぼし頼まなきゃ良いだろう」って話なのですが、どのラーメンも美味しくいただけるお店だけに、注文も厳しくなっちゃうんですよねえ。
という一言は入ってしまいましたが、トータルでは他ではなかなか味わえない美味しいラーメンです。
ごちそうさまでした。
ではでは

【ラーメンデータベース】
【地図】千葉県市川市南八幡2-4-17


■ラーメンwalker(東京・埼玉・千葉版 2010)


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【クリスマス特集第参弾】デコレーション・コーンブレッド

2009-12-24 23:34:50 | レシピ



さて、話題のデコレーション・コーンブレッドです。
コーンブレッドはアメリカでよく食べられている料理で、もともとは貧しかった黒人の料理です。
あちこちでレシピを見たりして「意外と簡単だなあ」と思い、いつか作ってみようと思ってました。
そんな中で、これをケーキのようにデコレーションしてみたら面白いのではないかと思いついたのがこれです。

★★材料★★
 ■A.コーンブレッド
 コーンミール・・・・・・・・・・125g
 小麦粉(薄力粉)・・・・・・・・125g
 ベーキングパウダー・・・・・・・20g
 牛乳・・・・・・・・・・・・・・250ml
 全卵・・・・・・・・・・・・・・2個
 バター・・・・・・・・・・・・・30g
 砂糖・・・・・・・・・・・・・・30g
 塩・・・・・・・・・・・・・・・15g

 ■B.マッシュポテト
 じゃがいも・・・・・・・・・・・2個(中程度の大きさ)
 バター・・・・・・・・・・・・・10g
 牛乳・・・・・・・・・・・・・・適量

 ■C.飾りつけなど
 にんじん・・・・・・・・・・・・1/3本(太いところ)
 ブロッコリー・・・・・・・・・・1/3房
 水・・・・・・・・・・・・・・・300ml
 固形ブイヨン・・・・・・・・・・1個
 砂糖・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
 バター・・・・・・・・・・・・・10g

 ミニトマト・・・・・・・・・・・2個
 卵・・・・・・・・・・・・・・・2個

★★作り方★★
 ■A.コーンブレッド
 1.コーンミール、小麦粉をふるいにかけてボールに取り、ベーキングパウダーを加えて予めよく混ぜておく
 
 2.牛乳、全卵、湯煎して溶かしたバター、砂糖、塩を良く混ぜておく。ジューサーミキサーがあると便利

 3.(1)と(2)を混ぜ合わせる。ヘラ等を使って捏ねないようにさっくりと混ぜる

 4.(3)を内側に溶かしバター、またはサラダオイル(どちらも分量外)を塗った型に流し込み、170℃に予熱したオーブンで20分~30分かけて焼く

 5.焼きあがったら、粗熱を取り型から外してしばらく常温で冷ます

 ■B.マッシュポテト
 1.じゃがいもの皮を剥き、中心までしっかりと茹でる。15分~20分くらい

 2.茹で上がったじゃがいもをマッシャーで熱いうちに潰し、裏ごしする

 3.(2)にバターを加えて混ぜ、牛乳でややゆるくする。ホイップクリームと同じ固さが目標

 ■C.飾りつけなど
 1.卵は固ゆでの茹で玉子にする

 2.にんじんは5mm幅に輪切りして、星型などで抜く

 3.ブロッコリーは一口大に切っておく

 4.水、固形ブイヨン、バター、砂糖を鍋に入れて火にかける

 5.沸騰したら(1)のにんじんを入れ弱火で10分煮込む

 6.にんじんの茹で上がり2分前にブロッコリーも加える

 7.(6)が茹で上がったらブロッコリーはすぐに引き上げてざる等で水気を切っておく。にんじんはそのまま煮汁と一緒に冷ます

 8.粗熱が取れたにんじんを引き上げ、ざる等で水気を切る

 ■デコレーション
 1.室温まで冷ましたコーンブレッドにマッシュポテトを塗りつける。ヘラやスキッパーを使うと便利

 2.にんじん、ブロッコリー、ミニトマト、ゆで卵を好きなように盛り付けて完成

★★ポイント★★
工程は複雑ですが、こう書くとそんなに難しいことはあんまりありませんねえ。
気をつけるところは、マッシュポテトを作る際、皮を決して残さず、さらにちゃんと裏ごしして、生クリームのようなマッシュポテトを目指してください。
うちの息子がバターが苦手なのでレシピでは控えめですが、もっと大量にバター、それも発酵バターを入れると(カロリーは気になりますが)絶対美味しいと思います。
時間が無かったので、飾り付けがにんじん、ブロッコリー、茹で玉子とシンプルになってしまいましたが、もっと凝る場合には、かぼちゃのマッシュとかを使ってベースを2色にしたり、ハムやソーセージで飾っても面白いかも。
ブイヨン、バター、砂糖で味付けする、にんじんはグラッセという料理法で、ステーキなどの付け合せにも最適です。
あと、コーンミールってなかなか売っていないので入手が難しいかもしれませんが、その場合はコーンブレッドの部分をホットケーキミックスで代用してもいけるかもしれません。
ちなみにコーンブレッドはそれだけで十分美味しいので、このコーンブレッドの部分はクリスマスに限らず使える料理と言えます。

もうクリスマスイブも過ぎようとしている頃にアップしても

( ゜Д゜)y-~~「オセーヨ」

って感じかもしれませんが、クリスマスの本番は本来明日ですし・・・まあこの後の週末でクリスマスパーティーをする人も・・・なに?もう大掃除してますか?・・・いやはやどうにも・・・お粗末さまでした。

メリークリスマス

ではでは。


■オーガニック・コーンミール 907g


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【クリスマス特集第弐弾】超簡単トマトシチュー

2009-12-23 13:02:06 | レシピ
はい、ローストチキン出来ましたか?
ローストチキンを作ったら、それが手一杯で他は買ってきたケーキだけ・・・なんてなってませんか?
正直に手を上げて!

ハイ・・・・自分かよ!

そうなんです。
この後紹介するデコレーション・コーンブレッドと先のローストチキンで手一杯になってしまいまして・・・あんまり何にも考えてなかったんです。

というわけで超簡単なトマトシチューを作りましたのでご紹介。



★★材料★★
 ホールトマト缶詰・・・・・・・・・1缶(400g)
 水・・・・・・・・・・・・・・・・400ml
 固形ブイヨン・・・・・・・・・・・1個
 ソーセージ・・・・・・・・・・・・6~7本くらい
 じゃがいも・・・・・・・・・・・・2~3個(メークインが良い)
 ブロッコリー・・・・・・・・・・・1/3房

★★作り方★★
 1.ホールトマトを中のトマトジュースごとジューサーミキサーにかける

 2.ペースト状になったトマトを網で濾しながら鍋に移す

 3.トマトを入れた鍋に水、固形ブイヨンを加えて火にかける

 4.鍋が沸騰したら火を弱火にしてソーセージを入れる

 5.皮を向き一口大に切り分けたジャガイモを入れて10分

 6.一口大に切り分けたブロッコリーを加えてもう5分煮込んだら完成

★★ポイント★★
トマトの赤と、ブロッコリーの緑でクリスマスカラーを演出・・・・と思ったのですが、思ったよりブロッコリーに火が入って変色してしまったのでいまいちでしたなあ。
塩や香辛料を使わないので、結構薄味になるのですが、その代わりトマトの酸味と旨みが味わえるシチューになっております。
調理時間も30分くらいと極簡単なので、クリスマスに限らずお手軽料理として覚えておくと良いかもしれません。
もちろんニンジンや玉ねぎを加えても良いですし・・・今思いつきましたけど、粉チーズとかを溶かしたり、盛り付けた後に上からかけても美味しいと思います。

このレシピはもう少し完成させると面白いかもなあ。
お粗末さまでした。
ではでは


■【1ケース・24缶・12月28日発送開始】スピガドーロ 有機ホールトマト400g


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【クリスマス特集第壱弾】ローストチキン

2009-12-22 12:55:16 | レシピ

さて、久しぶりにレシピの登場です。
今回ご紹介するのはクリスマス料理の中でもかなりポピュラーなローストチキン。
一軒派手な料理ですが作り方は意外と簡単です。
鶏のおなかの中に詰め物をするレシピもありますが、今回は挑戦しやすいよう、極々シンプルにしたものを紹介いたします。

★★材料★★



 丸鶏・・・・・・・・・・1羽分(1.5kg)
 バター・・・・・・・・・30g(室温で柔らかくしておく)
 シーズニングソルト・・・30g
  ├塩・・・・・・・・・15g
  ├胡椒
  ├ローズマリー
  ├ローレル
  ├マジョラム
  ├タイム
  ├セージ        スパイス類の分量はすべて適量
  ├ガーリック
  ├ジンジャー
  ├クローブ
  ├オールスパイス
  ├クミン
  └ナツメグ

★★作り方★★
 1.丸鶏を流水で洗う。特におなかの中は内臓の取り残しがあるので念入りに。軽く水気を切ったら常温で1時間ほど室温で馴染ませておく

 
 2.全体にシーズニングソルトをまぶして、よくも見込む。おなかの中もしっかりと。このまま4~6時間常温で置き味を馴染ませる

 
 3.キッチンペーパーで鶏から出てきた水気をふき取り、バターを揉みこむようにして塗る

 
 4.後ろ足をたこ糸で結ぶ。全体もたこ糸で縛って型崩れしないようにする

 
 5.250℃に予熱したオーブンで60分

 
 6.焼き色を確認、鉄串を刺してみて、透明な肉汁が出てくるのを確認、また鉄串の先を下唇にあて、内部の温度を確認する。双方がOKならば完成

 
 7.たこ糸を外して食卓へ!食卓でサーブするとみんなが喜ぶことウケアイ!

★★ポイント★★
工程に分けて大体7工程、意外に簡単じゃありませんでしたか?
一番大変なのはシーズニングソルトの材料をそろえることかもしれませんが、ぶっちゃけ塩、胡椒、ローズマリー、ガーリックだけでも何とかなります。
調合されたチキン用シーズニングスパイスがスーパーなどで売っていたりもするので、それでも十分美味しいと思います。
また、今回は1.5kg位の中程度の鶏を使いましたが、大きさが違う場合にはシーズニングソルトの量を加減してください。
丸鶏の重量の1%位が目安です。
あと調理器具的に言うまでもないことですが、オーブンは必須です。
ダッチオーブンを使う方法もありますが、それはまた後日のご紹介としましょう。

食べ終わって残った骨ですが、煮込んでスープを取ったりします。
野菜を入れたりして、結構いい味が出ますよ。

クリスマスの食卓を飾る逸品になると思います。
お粗末さまでした。
ではでは


■ローストチキンに最適♪どこよりも新鮮な鶏肉をお届けします!!


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復活予定

2009-12-21 13:02:15 | 雑記






どもどもご無沙汰しております。
仕事の大きな山も越えまして、どうにか復活できそうな感じです。
とはいっても年末というか元旦まで仕事があることには変わりがないのですが・・・。

昨日20日はお休みをいただきまして、家族でクリスマスディナーとなりました。

コーンブレッドをマッシュポテトや野菜でデコレーションしてみたり、トマトのシチューを作ったり。
最近ではローストチキンはワリとお手のものです。

ここ数日でこの辺のレシピを載せますので、お楽しみにお待ちください。
特にローストチキンは詳しくやりますよ!
ではでは


■ハッピー・イベントクッキング


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言い訳に次ぐ言い訳

2009-12-13 12:57:19 | 雑記
ご無沙汰しております。
ここのところ記事の更新が怠っております。
ご心配されている方もいると思うのですが、ここら辺でちょっと言い分けさせていただきます。
実は、自分の仕事の方が非常に多忙でして・・・世の中不況が叫ばれる中、「仕事が忙しい」とは大変結構ではあるのですが・・・「仕事が多忙=趣味の時間無し」という図式になるわけで・・・まあ記事を書く空き時間が無いこともないのですが、まあちょっとそんな感じです(歯切れ悪し)

そんな感じで、ここ3年程順調に更新作業を続けてきた岩風呂もここへ来て停滞気味。

たぶん、年中はこんな感じになってしまうと思うのですが、また必ず復活いたしますので、新着記事を楽しみにしている方には、今しばらくの猶予をいただきたいと思っております。

「こんな文章書いている時間あったら記事書け」

という声も聞こえないことも無いのですが・・・まあちょっとした充電期間だと思っていただければ幸いです。

ちなみにTwitterの方は携帯で投稿できるお手軽さがありますので、仕事の合間等に時々呟いております。
前にも書きましたが「iwaYoh」で登録してありますので、よろしかったらフォローお願いします。極力こちらからもフォローいたします。

以上言い訳に次ぐ言い訳でありました。
ではでは

【iwaYoh on Twitter】


■ユニバーサルインターナショナル 稲垣潤一/稲垣潤一25周年ベスト Rainy Voice


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自作ラーメンオフ会 その参

2009-12-08 12:34:51 | 自作ラーメン
さて、5杯超のラーメンをおなかに詰込み、自作ラーメンの知識も頭に詰込み。
そして皆様からいろいろお土産を頂きまして、大和にあるミミコ嫁の実家に帰宅です。

一宿一飯の恩義で、こちらでも再度デミグラーメンを作ります。

その前に・・・


HIRYU氏からお土産に頂いた隼人瓜をスライスして、ローストポークのスライスを合わせ、オリーブオイルと酢と塩の極シンプルなドレッシングで和えた隼人瓜のサラダ。

その後のデミグラーメンも概ね好評です。

そして、



これ・・・。
なんだ、またデミグラーメンかよ・・・と思うでしょうが・・・。


麺が違います。
これはたけあき氏から頂いたオーションの麺で作った、デミグラーメンfeat.たけあきの一品。
プリッとしたオーション独特の切れ味の麺は、自分の全粒粉麺よりも相性が良いかも。
麺の違いでぜんぜん違う印象になるのは、自作ラーメンの奥深いところです。

ちなみに本日6杯目・・・もうしばらくラーメン食べなくていいや・・・。
それにしても、本当に勉強になった会でした。
ご一緒した皆様。
お疲れ様でした&ありがとうございました。

また是非参加させてください。
ではでは


■《日清製粉・強力粉》 オーション 2kg(チャック袋入)


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自作ラーメンオフ会 その弐

2009-12-08 00:22:27 | 自作ラーメン
さて自作ラーメンオフの続きです。

製麺講座も終わり、たけあき製麺とデミグラスープのエキシビジョン的余興も終わったところでさて、みなさんのラーメンの試食が始まりました。

まずトップバッターはたけあき氏。

同氏のテーマは鶏の香る醤油ラーメン名づけて「トリショウ」




なんとこのスープ、鶏、こんぶ、醤油、塩だけで構成されています。
具もシンプルに鶏肉チャーシューと干したけのこ。
この鶏中心のスープがシンプルなのに深くて滋味深い味わいです。
後ろに引っ込んでいますが、昆布の旨みの下地も重要なのでしょうね。
そして上に浮いているのは、背脂・・・ではなくとり皮のミンチ。
麺は、ツルツルシコシコの小麦を感じる麺で。加水率も極平均的な麺。

材料を極力減らして、しかし美味しさも追求するという線を狙ったラーメン。
家庭で作ることを考えた自作としては一つの答えだと思います。

それにしても、正直無防備すぎるラーメンにビビリました。
だれでも作れそうな一杯・・・しかし技量的にこのクオリティを再現することはまず難しいでしょう。
このラーメンはたけあき氏、ご自身も言っておりましたが、「最初に出すべきラーメン」ということに頷けました。

ちなみに、このラーメンの麺ですが、二郎で有名な強力粉、オーションで打った別バージョンがありまして、このオーション麺はブツブツとした固い歯ごたえの麺。
そちらも試食してみましたが、麺が変わるとこうも変わるのか!というくらい別物のラーメンに変身しました。
麺が固いからというわけではないですが硬派な男性的印象のラーメンでした。
う~~ん麺の世界は奥深い。

続きましては本日欠席の、でかぞう氏・・・の後輩さんが持ってきたでかぞうラーメンの材料をゲスト自作派@岡山氏が調理いたしました。
でかぞう氏の命名は「鶏香るコンソメ!女ラ-メン!」




コンソメスープを三重に取ったという濃厚なコンソメスープ。
きのこをふんだんに使った醤油だれとかつお節などを加えて作った醤油だれのWだれが複雑さを増しています。
スープの表面には
こちらもたけあき氏と同じく鶏チャーシューなのですが、味付けは結構しっかりしていて、対照的。スープに近い味付けがされているので味付けが濃くてもスープや麺の邪魔をしません。
逆にメンマは少し違う風味が感じられこちらは味のアクセントになっています。
メンマの横にチョコっと添えられた松茸・・・三重取りのスープといいこのラーメンの原価いくらなんだ・・・。
もやしのトッピングは茹でたもやしに鶏脂、塩、胡椒を絡めた自作派@岡山氏のアイディア。
思わぬところで二人のコラボレート。
そしてその頂に構えるのは玉子の黄身のしょうゆ漬け。本当に何から何まで凝ってます。
麺はプルプルした食感の手打ち麺。
たけあき氏、自作派@岡山氏の二人はこの麺、少々評価が辛かったのですが、自分にとっては完成度の高い麺だと思いました。

ちなみに岡山氏に教えてもらったのですが、このトッピング関係は多少空気に晒して、乾かした方がスープを吸ってなじみが良くなるそうです。
なるほど~こういったものは干からびてはいけないと思っておりました。

でかぞう氏が突いて岡山氏が捏ねたコラボラーメンでありました。

そして、そしてそして、3番手でワタクシ、iwaYohのデミグラーメンの登場です。




例によって、このラーメン用に調整しつつ手作りしたデミグラスソースにかつお出汁を合わせたダブルスープ(片方はソースですが・・・)、それにデミグラスソースを作った際の2番のフォン、赤ワイン、醤油を合わせて半分程度になるまで煮詰めた醤油だれを加えます。
麺は全粒粉を1割入れた幅広の平打ち麺。
具はチャーシュー代わりのローストポーク、トマト、茹でもやし、そして香りのものとしてバジルを添えてあります。
これを鍋などの関係で2杯ずつ作ります。
麺を茹で、スープを注ぎ・・・まず最初の2杯出来ました。
これをたけあき氏、自作派@岡山氏にサーブ・・・緊張の瞬間です。第一声はどうなのか?
次の2杯に取り掛かるので、二人に背中を向けつつも・・・非常に木になる後ろの声。
「美味い!」の声が聞こえて一安心。
自作派@岡山氏からも「バランスの良い一杯」という評価を頂きました。
引き続き、HIRYU氏、seiji氏の2杯を作り、お二人にも好評をもらい一安心。
最後に自分用の一杯を作って自分でもテイスティング。
うん美味い!
自分で作って自分で美味い・・・まあ自己満足100%の世界。
まあ、自作の醍醐味であり、暗さでもありますな。

しかし、自分が作ったラーメンを同じ趣味を持つ人に食べてもらい意見をもらえるのは、貴重な体験。
オコガマシイ話ではありますが、苦労して作った甲斐がありました。
本当にここまで来れてよかったと思います。

さて、続きましてはラーメン店店主のseiji氏。
本物の登場です。
本来なら和牛のテールを使った味噌ラーメンを作るはずだったのですが、いろいろトラブルがあり、「プロの作る王道の味噌ラーメン」に変更。



出てきたのは大迫力のチャーシューが特徴の味噌ラーメン。
ご自身のお店の厨房と、家庭用コンロとの火力の差にも苦しまれていたようですが、もやしなどの野菜を中華なべで炒め、そこにスープを注いで作るいわゆる鍋調理の味噌ラーメンは正調の札幌味噌ラーメン。
麺はガシッとした歯ごたえの硬質麺。
上に乗っているおろし生姜をスープに溶かすとこれは良いアクセント。
正直出来上がるまで、大変そうだったので「大丈夫かなあ」と思っておりましたが、そこはさすがにプロが作るラーメン。
家庭で作るものとは、スケールの違うラーメンでした。

そして最後はHIRYU氏の作る「HIRYU式坦坦面BLACK」




酸味を感じる辛いスープに山椒、八角を加えた香りの高い自家製ラー油・・・そしてなんと手作りの芝麻醤。
いや~芝麻醤を自家製で作る人をはじめてみました。
そしてその上には肉味噌、炒めたターサイ、ほうれん草、そして隼人瓜。
コッテリ辛いスープにアッサリした野菜を乗せるヘルシーな演出。
麺は自分と同じ全粒粉を使用したという、自家製手打ち麺。
実は製作過程のスープを味見して、ちょっと素っ気無いなあ・・・と思ったのですが、HIRYU氏の「これが変わるんです」という言葉に期待した通りに、スープ、麺、具が合わさることでさまざまな食材が複雑に補い合う素晴らしい坦坦面になりました。

ちなみに、HIRYU氏の隼人瓜ですが、料理に入る前に、HIRYU氏がスライスして塩もみしたものを作ってくれまして、これがしゃきしゃきしてみずみずしくて美味しい。
時々我が家で糠漬けで隼人瓜を作ったことはありますが、こんなに美味しい隼人瓜は初めて食べました。
ラーメンを食べる合間の口直しにも最適で、これはHIRYU氏の特別賞でしょう。

以上5杯のラーメン+エクストラ数品の試食会は終了。自分たちの食器、器具を洗ってお片づけ。
終わって今度はお互いのラーメンの感想などを言い合い自作ラーメントーク。
みなさんそれぞれに自作ラーメンについて熱い情熱と深い知識を持っていて、本当に勉強になりました。
とくに自作派@岡山氏の岡山ラーメン学会の話は興味深く。
たけあき氏も岡山に赴き、ラーメン学会として地元の朝市に出店した話は、自作をやるものとして一度はやってみたい領域の話でした。

いや~本当に勉強になった会でありまして、ぜひぜひ次回も参加したいと思える会でありました。

追記
私事多忙につき、ブログの更新が滞り、前の記事以降の続編が遅れましたことをお詫びいたします。

ちなみに・・・この話、もうとちょっと続きがあります。
ではでは


■ラーメンが好きっ!


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