岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

らーめん寺子屋 久我

2008-08-29 18:25:21 | ラーメンレポ


息子とドライブがてらに出かけたときに寄ったお店です。
以前から良く店の前を通っていましたが、訪問は初めて。

13湯麺を経営する松井一之氏が開いたラーメンの学校、「らーめん寺子屋」の出身者のお店です。

お店には、カウンターとテーブル席があり、息子も居るのでテーブル席にしてもらい、お店にあった、子供用椅子を借りました。

頼んだのはらーめんの大盛り+味玉。
これを息子とシェアします。




出てきたらーめんは見た目も繊細な感じがする一品。
鶏がら、豚骨、煮干、鰹節などが渾然となりつつも、あっさりとしたスープ。
かん水を押さえ目にして、スープを邪魔しない細目の麺。
チャーシューやメンマも丁寧に作られていることが分かります。
追加した味玉は、半熟の黄身がとろりとして絶品。
息子に半分あげたのですが、味を見るや、おいしかったのがガプッと一口で食べてしまいました。
自分もついつい「もう一個追加できますか?」と聞きそうに。
全体的に派手さはないですが、本当に丁寧に作られているラーメンだと感じました。

交通の便は悪く、駐車場も3台しか停められないお店ですが、昼過ぎのすいた時間にもかかわらずいつの間にかお店は一杯になっておりました。
ごちそうさまでした。


【地図】千葉県鎌ケ谷市初富本町2-19-2


■ラーメンマップ千葉(2)


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でびっと 中延店

2008-08-28 15:57:57 | ラーメンレポ


気をよくしたのでもう一軒・・・っていうか正直言うと、いい時間に北総線接続の電車がありませんで、30分近く時間があったので、駅近くにあったでびっとに入ってみた次第です。
こちらはタレントのデビット伊東氏が経営するお店で、名義貸しなどではなく、テレビ番組の企画で博多一風堂で修行したデビット氏がラーメン店の経営に興味を持ち、実際ラーメンの研究をして開いたお店です。

頼んだのは豚骨醤油らーめん。



なるほど、白濁しておりますがクドイ印象はなく、醤油の風味も控えめで、豚骨の旨みが強く感じられます。
ネギ油と焦がしネギが乗っています。
具はチャーシューに、青ネギ、そしてゴマが乗っていますね。
一杯ラーメンを食べた後ではありますが、スープの旨みと麺の口当たりでスルスルと入っていってしまいます。
タレントの名前で売らずともおいしいラーメンとは聞いていたのですが、いや確かに。
おいしいラーメンでありました。
ごちそうさまでした。

【地図】東京都品川区東中延2-10-10


■魔法のラーメン発明物語


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麺処 はるにれ

2008-08-27 23:08:09 | ラーメンレポ
前日に引き続き・・・目黒でお仕事だったのですが・・・本日朝、乗り換えの際、網棚にカバンを・・・ああ・・・。
別に仕事に大きく支障はなかったのですが、仕事が終わってから都営浅草線の尽きる所、西馬込までカバンを取りに行ってきました。
しかし、転んでもタダでは起きないぞ!
途中駅の中延には以前より行きたかった有名ラーメン店があり、そこで一杯ラーメンを食べてから帰ろう・・・と思ったのですが、中延で降りたところで電話がブルブル・・・。
仕事の電話だったのですが、この話が実りもないくせに長々と・・・気がつけば同じ話を繰り返して繰り返して30分も!
電話が終わってから急いで向かった先はちょうど看板を仕舞ったところでアウト!

泣きながら近くのラーメン店を携帯で検索したところヒットしたのがこのはるにれ。
中延の駅から歩くこと500m・・・っていうかこれ中延の隣の戸越公園の駅前ジャン!黙って池上線に乗ってりゃ良かったんだよ!


という、長い長い序文でありましたが、やってきましたはるにれ、昨年の12月にオープンしたお店らしいです。

「初めての人には塩らーめんがオススメ」
ということだったので、迷わず塩らーめん・・・だったのですが、ここ数日涼しいとはいえ夏の夜、歩き回ったおかげでノドカラであります。


ということでまずはビール。
例によって一人カンパイ・・・・もちろん「カンパイ」は心で唱和します。そうでないと独り言が怪しい人になってしまいますぞ。



ア~~~ンド一口餃子。
ビール&餃子は黄金コンビですな。

餃子3個、ビールの2/3が空いたところの絶妙で出てくる塩らーめん。




スッキリと澄んだ塩スープは、ごくごく軽く仕上げてあり、ラー油たっぷりのタレで餃子を食べた後では「うすい」と感じてしまいますが、そこは一度水を口に含んでリセット。
鶏がら、鰹節、昆布など何が突出したわけでないバランスの良い薄口のスープは、ジンワリと舌にしみる味。
極細の麺は国産小麦粉を使ってしかもお店で作っている自家製麺。
スープの淡さに合わせてかん水を控えめの低加水麺。
そしてその麺の食感を生かすためプチッと硬めに茹で上げてあります。
メンマも食感良し!スープに合わせてこちらも薄味。
そしてチャーシューは薄切り、これもあくまでスープと麺を主役として考えた上での厚さなのですね。

それにしても・・・それにしても・・・前日に

二郎は文化だぁ!!

こんなこと書いている人のコメントではありませんな。

それにしてもなかなかおいしいラーメン屋さんでありました。
ごちそうさまでした。

いや~いい日だったなあ・・・あれ?なんか忘れてないか?・・・まあいいか・・・。

【麺処 はるにれ】

【地図】東京都品川区戸越5-19-12


■プロのためのラーメンの本(2)


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ラーメン二郎 目黒店

2008-08-26 23:41:55 | ラーメンレポ


さて本日は目黒でお仕事。
その仕事帰りにジロリアン(「二郎ファン」のこと)にとっては避けて通れない、三田の本店につづく重要拠点です。
と持ち上げつつも、実はお恥ずかしいことに今回初訪問であります。
というわけでこちらのお店はお初ですが、二郎ともご無沙汰してましたなあ。
前に行ったのは・・・横浜の・・・関内の・・・これだ!
いや~5月以来ですね。
ジロリアンとしては失格・・いや欠格でありますな・・・。

さて、到着しますと夜9時過ぎにもかかわらず20人近い行列。
正直並ぶのは苦手なので、挫けそうでしたが、相手は二郎です。
ここを逃したら次はいつになるか?これは逃せません。
石にしがみついても二郎を死守であります。
というわけで、待つこと30分でようやく入店。

いつもは小ラーメン(いわゆる普通のラーメン)にヤサイニンニクであるところですが、本日は昼からこの時間まで間食なしで来ておりますので勇気を出して豚入り(煮豚の切り身が多い)の小豚ヤサイニンニク。
しかし小豚などという名前だけで侮るなかれ!
この小豚ラーメン、スープや豚肉、麺の量をカロリー計算するとなんと1600kcalというなんとカツ丼の2倍弱という超高カロリー!
ダイエットなどとは無縁の代物ですな。
それでは登場していただきましょう!

小豚ヤサイニンニクです!



さすが三田本店の愛弟子だけあって、本店よりの味です。
最近独立して店舗を構える二郎はマイルドだったりライト志向が強くなっていると見受けられますが、それとは一線を規すパワーを感じます。
おなじみの脂水スープ、カネシ醤油、化学調味料の三つ巴のバランス。
もう確実にしょっぱい豚。
そして、固めの茹で揚げでゴリッとした食感さえある太麺。
今まで食べた二郎の中でもトップクラスにジャンクであるといえるでしょう。

あえて言おう!二郎は文化だ!

かつて石田純一が「不倫は文化だ」と言ったように、先日クラウザーさんが「メタルは文化だ」と言ったように!

もう一度言う!二郎は文化だ!

それと、二郎の記事を書くたびに書いていますが、人間は月に1回以上二郎を食べないとその精神が死んでしまうのです。
世界の紛争地域にラーメン二郎を作れば、世界に平和が訪れることでしょう。
二郎チベット店とか、二郎グルジア店とか、二郎アフガン店など・・・日本もPKOを派遣するより二郎を世界に派遣して・・・米兵とタリバンが同じカウンターで二郎を啜ってたら・・・それが平和の象徴ですよ・・・
 ・
 ・
 ・
あれ・・・?
みなさん引いてます?
嫌だな~冗談ですよ冗談!
J・O・D・A・N(ジェイ・オー・ディー・エイエヌッ!)ですよ。
 ・
 ・
 ・
え~~~コホン・・・。

m(_ _)mごちそうさまでありました。
ではでは。

【地図】東京都目黒区目黒3-7-2


■自称「日本一ラーメンを食べた男」の日記


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房総半島の旅~守谷海岸→小湊鯛の浦遊覧船~

2008-08-24 15:22:47 | 旅レポ
おはようございまふ。今朝は朝の4時45分起床。
(  ̄o ̄)ネム~ではありますが、「海から昇る日の出が見られる」という言葉に乗せられてついつい。

(クリックで擬似日の出が!)
ところが、早起きしたにもかかわらず、東の空はややどんより。
太陽が海から顔を出すところは見られませんでした。

再度布団にもぐって6時に再起床。

ちゅんを風呂に連れて行って目を覚ましましょう。

朝風呂を浴びたら朝食。



干物、サラダ、納豆や、海苔etc・・・と、ほどよく華やかな朝食は・・・朝から三杯飯。
そういえばこういうちゃんとした朝ごはんって久しぶりに食べた気がする。

さて、食べたら出発!
海岸沿いに北上すること20分ほど、着いた先は昨年もお世話になった守谷海岸。


この守谷海岸は「日本の渚 百選」に選ばれている海岸で、砂の白さ、海の透明度は抜群。
海岸の真ん中にちょっとした磯があり、そこでプチ磯遊びも楽しめます。
昨年は「おうち~かえる~」とグズッたちゅんの反応が楽しみです。

ところが・・・波が高いのが怖いのか海に近づこうともしません。
また無理やり浮き輪に乗せて沖に連れて行こうとしたのですが、ものすごい勢いでジタバタ。挙句には暴れた勢いでバランスを崩したところに波が来て逆さまに転覆。
泣きながら浜に上陸してその後は海に近づかず・・・ああ・・・。

仕方がないので、嫁と交互に子守をしながら泳ぎに出ると
「ママ~~!!ママが大変だよ~~」って、今度交代して私が行くと「とうちゃ~~ん!!」と号泣していたらしい。
自分の感じた危険さを父母にも適用して心配しているようです。

その後、一息ついたところで磯の波の来ないところに連れて行ってしばらく遊んで海水浴は終了。

溺れかかったのがショックだったのか、完全に放心してしまっているちゅんでありました。

その後は小湊に戻って、鯛の浦の海上遊覧船で鯛の餌付けを見に行きます。


ここ小湊はなんと日蓮聖人の出生の地でありまして、鯛の浦の鯛は日蓮聖人の化身であります。
あと水深30~150mという深い所を住処にして回遊する真鯛が、なぜかこの鯛の浦では水深20~30mくらいの浅瀬を住処にしているという、生物学的に珍しい生態であることから国の特別天然記念物に指定されています。


というわけで遊覧船の乗り場にやってきまして、チケットを買って船を待ちます。
船を待つ間、併設の資料館もチケットの半券を見せて入場可能。
生後2ヶ月の鯛の稚魚が泳いでおりました。
また3年~10年ものの真鯛も泳いでおりまして・・・3年ものを見てびっくり!まだ25cmくらいしかならないんですね。
5年もの位でようやく40cmで市場に出せるくらい。
鯛が高いのも解るし・・・やっぱり取りすぎてもいけないんだなと・・。
釣りをしているものとして、水産資源の大切さを感じました。
と、鯛と真摯に向かい合っている間に、

船が来たぞ~~~!!


早速船に乗り込みまして出発。
鯛の餌付けポイントに向かうまでは、鯛の浦の島々、そして海から見える山の頂上にある、日蓮聖人を祭った誕生寺の説明などをしてもらえます。

先ほどの海水浴ですっかり海に恐怖心を抱いてしまった長男ちゅんは・・・「かえろうよ~」のシュプレヒコール。
なんとかなだめすかして、とりあえず鯛の餌付けポイントまでやってきました。


船員さんが餌を撒くと、寄って来る寄って来る魚の群れ。
さすがのちゅんもこれを見て「うわ~~」と興奮。
鯛のほかにも、鯵、メジナなどが群れを成してやってきています。
それにしても・・・こちらではこんなに・・・こんな~~に鯛が群れているのに。
釣っちゃいけないんですよ。捕っちゃいけないんですよ。
うわ~~釣り野郎としてはものすごい生殺し・・・竿を出したい!網を突っ込んで掬いたい!。
そして船上でお刺身に・・・いやぶっ飛ばされるな。

というわけでいろいろな意味で盛り上がった、海上遊覧もこの餌付けを持って終了。
陸に帰ってまいりました。


最後は恵比寿様が奉ってあるお堂を参拝。
iwaYoh「もっと魚が釣れますように」
ちゅん「あkjsdfl(解読不能)」

船から上がってから昼食。
近くの磯料理のお店で刺身定食。


宗田鰹、かじき鮪、わらさ、地蛸、小鯵とどれも新鮮。
このラインナップで1500円でこのボリュームはなかなか立派。
ただ、非常に残念なのが・・・この刺身を食べる醤油が不味い・・・刺身定食でこれは致命的、次回は醤油持参か・・・。

ちなみにミミコ嫁は平目の煮魚定食。
壁に書いてあるその文字を見て

「平日の煮魚定食(へいじつのにざかなていしょく)下さい」

「へっ?」と目を丸くする店員さん。

いや~確かに木曜日だったよ(ワラ)平日だよ(ワラワラ)
ワタクシ笑い死にしそうになりました。

というわけでこの旅行もこの食事を持って閉幕。
後は帰るだけであります。

あっ・・そうそうイベントがもうひとつ残ってた。

ミミコ嫁帰りの運転お願いしますね。

行きと同じく「ひぃ~」と叫び声を上げながら運転する嫁の助手席であります。
お疲れ様でございました。

【小湊鯛の浦遊覧船】


■[千葉]鯛せんべい


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房総半島の旅~安房鴨川 ホテル海光苑~

2008-08-23 12:50:12 | 旅レポ

養老渓谷で遊んだ後は、やってきました安房鴨川。
楽天で見つけた海光苑さんにお世話になります。

こちらのホテル、風呂は厳密には温泉ではなく、麦飯石を使った準温泉扱いだそうです。
それよりも、何といっても


このオーシャンビューですよ!
ちょっと電柱と電線が邪魔ですがまあ愛嬌。
早起きすると日の出が見えるらしいです。

というわけで、まずは温泉・・・ではなく、嫁、ちゅん、ぱる、iwaYohの4人家族で入れる家族風呂へ。
最近水遊び好きのちゅんは熱めの風呂を嫌がって泣く。

風呂からあがって海を見ながらビールをイッパイ

(写真は加工してあります・・・たぶん)

それが終わったら待ちに待った夕食。







見た目にもきれいなお皿の数々。

そうそう、こちらは子供向けの夕食。

カレーにハンバーグにから揚げに海老フライにロールキャベツにお刺身に・・・デザートにはスイカとゼリーとこちらも大変豪華!
当然ちゅんは食べきれませんでした。

写真はまた大人の方に移りまして、

お刺身は鮮度を保つため氷のかまくらに入って出てきます。


一人一尾付いてくるカサゴのから揚げ。
じっくりと3度揚げしてあるので、骨までカリッと食べられます。


そしてあわびの踊り焼き・・・生きているあわびを殻ごと焼くという残酷な料理・・・しかし食べてみてから殻を見てみると空にあいている穴の数が・・・
「これ"とこぶし"やんけぇ!!」
とは言ったものの、これだけ大きなとこぶしは立派。
そして夏場はとこぶしの旬でして、火を通す料理ならとこぶしの方が上です。

うげ~~満腹で動けませ~ん。

しばらくしてからちゅんと温泉に行きました。
そしてまた風呂上りのビール・・・。

この日はiwaYoh呑み過ぎ&嫁運転疲れで子供と一緒にノックダウン。
10時過ぎにはコテッと寝てしまいました。

つづく

【ホテル海光苑】


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房総半島の旅~出発→養老渓谷~

2008-08-23 12:29:04 | 旅レポ




ワタクシ現在夏休み、ということで家族で旅行に行ってきました。
松戸に住んで以来ぐっと近くなって、釣りにレジャーにと最近どっぷりハマっている南房総の旅であります。

朝はちょっと遅めに出発して、まずは養老渓谷へ向かうのですが。
運転手はミミコ嫁・・・以前ペーパードライバー講習を受けて以来、家の近くの運転はしていましたが、高速道路は初走行。
というか、ペーパードライバー"高速"講習であります。

自宅を出発して市川のインターチェンジから京葉道路に乗ってまずは合流。
嫁は高速走行に慣れていないので、まずは加速車線できっちり加速することを教えます。
と文章で書くと長いのですが、一言で言うと

「よ~し踏めぇ!」

というわけで初合流は問題なし。

嫁は初の高速で肩に力が入って気が気じゃないみたいですけど、まあ上々です。
っていうか高速道路ってこれやっちゃうと、もう何にも書くことがないくらいやることないんですよね。

そうそう、途中遅い車がいたのでちゃんと追い越しも体験。

順調順調

船橋、宮野木の料金所ではETCも通過。

嫁も時々「ひぃ~~」と小さな悲鳴を上げている以外は順調です。

「宮野木まで行って、そのあとPAかSAがあったらそこで交代ね」
と言っていたのですが、実は宮野木の先って市原までないんですよね。

「PAまだぁ~~~」と泣きながら運転する嫁の横で、「まだだよ」と涼しい顔でお菓子を食べながらニヤニヤしているiwaYohであります。

ようやくやってきた市原PAでは逆に減速がちょっと不安なミミコ嫁。
ついでにトイレ休憩して運転手も交代。

さて、ミミコ嫁の高速教習も終わって再出発であります。

というわけで養老渓谷にやってきました。
着く前息子ちゅんが「どこ行くの?」と聞くので「養老渓谷だよ」と言いますと「それって・・どこ?」・・・という難しい質問をしてきたので、
「養老猛(バカの壁)が居るんだよ・・・」
とさらに難しい答えで混乱させておきました。ザマミロ

車を止めて、渓谷の入り口を確認したら、まずは腹ごしらえ。


ワタクシとちゅんはざるそば。
ミミコ嫁はとろろ定食。

そして追加で頼んだ養老牛の刺身・・・とろける・・・。
ざるそばの方は「そば」まあまあ、「そばつゆ」イマイチというまあ標準的な田舎のそばでありました。

そしてやってきた

(写真は加工してあります・・・たぶん・・・)
この怪しい門。
粟叉の滝(養老の滝)と書いてあります。
調べてみたらどうも「粟又」の方が正式名称で、「養老の滝」は通称みたいですね・・・ちなみに後者はチェーン居酒屋の方が真っ先に思い出されます。
そうそう、この怪しい門から降りて行って・・・


降りていく所々にこんな湧水があるのも渓谷っぽいですね。
雰囲気出てきましたよ!


滝じゃあ!!渓谷じゃあ!!
と大騒ぎなのは、息子の方。
さっそく水着に着替えて(着替えさせて)ズンズン水に入っていきます。


沢蟹ハンター(たぶん知っている人の方が少ない)といたしましては、しっかり沢蟹をゲット!

父子ともになかなか楽しめた養老渓谷でありました。
あっ・・・スンマセン、ミミコ嫁・・・ぱるの子守お疲れ様でした。

それにしても、ここって
バスでやってくるのは至難の業ですな。

平日来ない便や休日しか来ない便・・・一本逃したら・・・おお怖っ!マイカーじゃなきゃ挫けてます。


それでは今夜泊まる安房鴨川のホテルの方に向かいます。


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【ある日のランチ】油そうめん

2008-08-22 15:34:49 | レシピ


もらった素麺、余ってませんか?
そろそろ、冷やしてめんつゆで食べるのは飽きてませんか?
そんなあなたに油素そうめんはいかがでしょう?
最近静かなブームとなっているらしいです。
「静かなブーム」と「あんまり流行っていない」というのの差がよく解らなくはありますが・・・。

もともとこの油そうめんは奄美大島の郷土料理らしいですが、これは素麺の産地ということではなく、江戸時代後期、薩摩藩の領地であった同島はサトウキビ以外の農業を一切禁止してサトウキビのみを生産することを命じられたそうで、米やほかの農作物はそのサトウキビと引き換えに、薩摩藩が配給したそうです。
その米が不足した時は代用品としてそうめんも入ってきたらしく、それ以来そうめんを食べる習慣が広がったらしいですな。
タイトルの油そうめんが登場するのは明治維新以降らしいです。
ちなみに、そのサトウキビで潤った財政で薩摩藩は武器弾薬を揃え、江戸幕府に対抗しうるほどの軍事力を育てていくのですな。
さて皆さん勉強になりましたね。

というわけでレシピです。

★★材料(2人前)★★
そうめん(乾麺)・・・・2把
玉ねぎ・・・・・・・・・1/4個
長ねぎの葉・・・・・・・1/2本分
鶏肉・・・・・・・・・・50gくらい
きくらげ・・・・・・・・2~3個
サラダ油・・・・・・・・大さじ2
醤油・・・・・・・・・・適量
塩・・・・・・・・・・・適量
胡椒・・・・・・・・・・適量

★★作り方★★
 1.長ねぎは半分に割って斜め切り、玉ねぎは細いくし切り、きくらげは細長く切る
 2.鶏肉は細長く切って、予め塩胡椒しておく
 3.そうめんをかなり固めに茹で、一度水にさらし、サラダ油を絡める
 4.よく熱したフライパンに油(分量外)を引き、馴染ませたら鶏肉を入れて炒める
 5.鶏肉に火が通ったら、長ねぎ、玉ねぎを入れて最後に油を絡ませたそうめんを入れて炒める。
 6.炒めながら塩胡椒、仕上げに醤油をかけまわして完成。

★★ポイント★★
本場奄美大島では家庭料理ごとのレシピがありますので、そんなにこの材料や順序にこだわることもないでしょう。
野菜は今回、長ねぎと玉ねぎを使いましたが、他にピーマンや、人参の細切りを加えても良いですし、豚肉やハム、ベーコン、ランチョンミートなんかでも良いと思います。
要はそうめんを固めに茹でて、油を絡めて炒めれば完成です。
余り気味のそうめんの処理や、冷蔵庫の残り野菜の整理にどうぞ。
さいきんこんなレシピばっかりな気がするのですが・・・いやいや
ではでは


■手延素麺揖保乃糸特級品(古) AB-30


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ギトギトカレー

2008-08-22 14:48:52 | レシピ


前日に作ったラーメンのスープを使ってカレーを作りました。
っていうのは、実は北海道の親戚からじゃがいもやにんじんなど大量の野菜が送られてきまして、とくににんじんは前日に嫁がスーパーで買ってきまして・・・。
というわけでカレーなのですが、前日のラーメンスープが余っていることもありまして、それをスープストックにしてカレーです。
しかし・・・このスープ、とんこつをとことん煮込んで溶け出したゼラチンと油分が乳化し真っ白・・・しかも煮干と鰹節を入れて煮込んであります。
この個性の強い特濃スープを使うとどうなるのか?まったく予想ができません。

案の定冷凍しておいたスープは表面に乳化し出来なかった脂が固化して真っ白。
その下のスープは豚骨の軟骨部分のゼラチンが大量に溶け出し、ゼリー状に固まっております。
これを湯煎して、液状に戻して・・・さて味を見てみると。
うん・・・こってり・・・。
さすがにさすがなので、これを水で延ばします。
とりあえずこれがスープストック。

これにカレー粉で下味をつけた豚肉をやや焦げ目がつくまで強火で焼いたものと、一口大に切ったじゃがいも、かぼちゃ、にんじんを入れてぐつぐつ煮込みます。

これと別に、たまねぎを2個、にんじん1本、生姜、にんにくをみじん切りにして、油を引いたフライパンで弱火でじっくりと炒めます。
フライパンの底に焦げ付かないように絶えずかき混ぜながら1時間。
これを冷まし、水を加えてミキサーでウイーンとペーストにしてしまいます。
これも鍋に加えたら、今度はルー。

油を引いていないフライパンに小麦粉を入れて乾煎りします。
小麦粉がうっすら茶色くなってきたら今度はカレー粉を加えてもう少し乾煎り。
ころあいを見てフライパンをぬれ布の上に乗せて温度を下げ、荒熱を飛ばした後に、今度は油を加えて再度弱火にかけ、ダマにならないよう混ぜます。
均一に混ざったら、スープストックを少しずつ加えながらかき混ぜて行き、とろとろになったら裏ごししながらスープに加えます。

カレー粉、塩、砂糖、そして隠し味にマーマレードを加えて完成。

食べてみての感想。
あのカレー粉の個性を突き抜けて、豚骨や煮干、鰹節が主張してくる世にも奇妙なカレーです。
でも、これどこかで食べたことあるような・・・あっ!文京区の旧庁舎の職員食堂だ!
あの職員食堂のカレーだ!
いや~その昔専門学校に通っていた頃その学校が文京区役所の近くで、そこのカレーですよ。
ラーメンやうどん、そばもやってましたから、きっとその残りの出汁やスープをカレーのスープに使っていたに違いありません。

それにしても・・・このカレー・・・その文京区役所のカレーと味の組み立ては似ているのですが、油分たっぷりのスープ+油を使ったカレールーを足しているので写真からは伝わりにくいのですが、ものすごい油分。
おかげで翌日顔がテカテカ・・・鼻の横に吹き出物が出来てしまいました。

名づけるならギトギトカレー・・・カレーにおける二郎と言えましょう。

まずラーメンスープを作るというハードルの高いカレーではありますが、物好きな人はお試しください。
連絡いただければ指導いたします。
ではでは


■GABAN 手作りのカレー粉セット


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とんこつ魚介系らーめん&つけめん

2008-08-20 07:48:07 | 自作ラーメン



例によって夏休みは続いております。
この辺で邪魔ものの整理を・・・実は以前、通販をみていて安かったので取り寄せた豚骨が家の冷蔵庫にありまして・・・(10本も・・・)これを何とかしてしまおうという魂胆です。

げんこつと背骨があるのですが、これを2本ずつ使用。
これを下茹でして出てきた灰汁を洗い流し、再度沸騰させたお湯に下処理したとんこつ、それに背脂を入れてぐつぐつと沸騰させながら6時間。
で、できたのは濃厚なとんこつスープ。
このスープにさらに煮干し、鰹節を入れてスープの完成。

チャーシューは、スープの中で1時間ほど下茹でして、醤油、みりん、酒で作った漬け汁に漬けこんでおきます。

この漬け汁がいつもはそのまま醤油だれになるのですが、以前より、醤油だれの濃さでチャーシューを作るとかなりしょっぱいチャーシューになってしまうので、今回はこの煮汁と塩だれを併用して、塩分濃度を調整します。

というわけでできたのがこれ


時間の関係でメンマは割愛。その代りきくらげを乗せてみました。
麺は細めの縮れ麺を買ってきました。
やっぱりかなり濃厚な味。
何度か試作したのですが、醤油だれと塩だれのバランスは、醤油だれを中心にして塩だれで補うくらいの方がいいみたいですね。

そしてこれがつけめん





スープは濃いめの味付けにして、チャーシューや、きくらげはつけ汁に沈めてあります。
麺は既製の太麺。
こうやって味を見ると、あれだけ加えた煮干しや鰹節の風味が薄くなりまして・・・やっぱり魚粉(煮干しや鰹節の粉)を加えた方が突き抜けるものがあってよいかも。
途中から加えようと思って用意したレモンですが、国産のレモンを使いました。
酸味が強く甘みが少ないのが良いですね。
これを加えるとややくどく感じてきたスープにさわやかさが加わります。

それにしても・・・まだまだあるんだよね~・・・とんこつ・・・。


■【卸売特価】豚ゲンコツ(1本)
■【卸売特価】豚背骨(1本)


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