岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

鳥駒

2010-05-31 22:24:36 | 外食レポ

ある日のお昼時。港区は三田辺りにいます。
三田と言えば二郎、他にも美味しいラーメン屋さんや蕎麦屋さんがあるのですが、本日は「ご飯!味噌汁!おしんこ!おかず!」という感じで定食が食べたい気分。
三田の一本裏に入った横丁にある鳥駒は一部で「入りづらい雰囲気のお店」なんていわれているのですが、う~~ん別にそんなに入りづらい雰囲気でもないけどなあ。

「鳥駒」という名前のお店ですが、お店の売りはうなぎらしく、暖簾にも「うなぎ」の文字。店前もうなぎを焼く匂いが・・・ついつい釣られて入ってしまいました。
ただ、うなぎは一番安いうな丼でも1200円とちょっと値が張るので、頼んだのはから揚げ定食。
でも周りの人はみんなうな丼食べてるんですよねえ~・・・自分もうな丼にすればよかったかな~・・・。


と多少後悔している所に運ばれてくるから揚げ定食。

ご飯!味噌汁!おしんこ!おかず!

と大体イメージどおりの品揃えでやってきました!


これが主役のから揚げ!
から揚げ定食というとコロコロと一口大のから揚げが5~6個というのが常識的なところですが、こちらのから揚げはかなりの大きさ、思っていたから揚げの4倍くらいあります。
これが2個。そしてなすの素揚げが付いてきます。
から揚げの味付けは薄めで、その代わりマヨネーズ、カレー粉、おろしにんにくが付いてきます。
特筆すべきはこのおろしにんにくで、塩が混ぜてあり、これをちょんちょんとから揚げにつけて食べると絶品。
変化球でおろしにんにく&カレー粉もいいものです。
マヨネーズはむしろ素揚げのナスに合わせたいところ。
ご飯ももりもり食べられますけど、夜に来て、このから揚げでジョッキビールなんかもいいだろうなあ。
そのときはうなぎの蒲焼も肴として頼もう・・・。

昼食を食べながら夜のビールに思いを馳せる真昼の三田なのであります。

ごちそうさまでした。
ではでは


【地図】東京都港区芝5-26-3


■定食ニッポン


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チーズフォンデュ

2010-05-30 15:00:12 | レシピ
チーズフォンデュが食べたい!
会社の帰りに思い立って、品川駅高輪口の成城石井でエメンタールチーズとグリュエールチーズ、そしてフランスパンを買ってきました。

自宅に帰ったのが夜11時近かったので、子供たちは就寝。
ミミコ嫁と二人でチーズフォンデュ&白ワインで一杯やりました。


チーズを包丁で細かく刻み、にんにくをこすり付けて香りを移したフォンデュ鍋に白ワインとほんの少しブランデーを入れて温め、チーズを溶かしていきます。



チーズが溶けてきたら、白ワインで溶いたコーンスターチを入れてふつふつとしてきたら、パンを皮目を残してさいの目に切り、フォンデュの開始です!


パンの皮目をフォンデュ用フォークに刺してチーズをすくっていただきます。

パンの他にも野菜やお肉もチーズフォンデュに合います。


これはサイコロステーキ。


フォークに刺して、チーズをすくえば、一口ステーキのチーズソース!
チーズがこってりしているので、ステーキには脂身の少ない、ランプやモモ肉を使った方が無難です。

野菜類としては、茹でたジャガイモやブロッコリー。セロリや大根の野菜スティックも悪くないでしょう。
変わったところでは、たくあんとか厚揚げなんかも相性が良いと効いたことがあります。

ただ、今回はパンと肉だけでしたけどね。

簡単にパンとチーズだけで済ませば、意外とお気軽なおつまみ、肉や野菜で豪華な団欒の夕食とチーズフォンデュは名役者であります。

・・・ただ、うちではちゅんがチーズ嫌いなので、家族ではまだ楽しめてませんけどね・・・。

おそまつさまでした。
ではでは


■【ポイント10倍!】チーズフォンデュセット


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神田まつや

2010-05-29 22:06:29 | うどん・そばレポ

ここ数日仕事がハードでお疲れ気味。
あんまり食欲も無い・・・本日は某ラーメン屋さんでも行こうかと思ったのですが、今食べると胃が爆発しそうなので、胃に優しそうな蕎麦にしよう・・・んで、神田まつやにやってきました。




頼んだのはごまそば。
いつもは「もり」なのですが、ちょっといたずらしてみました。
神田まつや特有の玉子をつなぎにした、ぷっつりと歯切れのいい蕎麦。それに濃厚なもり汁に練り胡麻とほんのり酢を加えたごまだれ。
ごまだれが濃厚なので蕎麦を手繰って、ごまだれに1/2から2/3程度に潜らせていただきます。
蕎麦の香りとごまの香りが合わさってこれはもりには無い濃厚さがあります。
蕎麦が半分程度になったら、特製のゆず七味を少し振り入れると、ゆずの香りも立って香りに複雑さが増し、ごまの濃厚さになれた感覚が活性化します。


蕎麦を食べ終わったら蕎麦湯の登場。
ごまだれを蕎麦湯で伸ばして、少しだけ残しておいたねぎを入れて最後にゆず七味をもう一振り。
ずずぅ~~っと飲み干します。

食べる前はなんとなく胃が重かったのですが、食べ終わってから逆に軽やかになったような感覚。
こういう感じはラーメンには無い魅力ですね。

ごちそうさまでした。
ではでは

【Webサイト】
【地図】東京都千代田区神田須田町1-13


■東京蕎麦通読本



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ねぎたま

2010-05-28 23:55:20 | レシピ

最近登場回数の多い長男ちゅんですが、今日もちゅんからのネタです。
ちゅんは男の子ですが、料理にも興味があるようで、最近架空のレシピを作っては「こんなのどう?」と聞いてきます。
今日も
「お肉を切って、ねぎと炒めて、「ねぎたま」っていう料理はどう?」
と聞いてきました。
ミミコ嫁と一緒に聞いていて、「それは「ねぎにく」じゃない?」と聞き返したのですが、ちゅんは強固に「ねぎたま」と言ってはばかりません。
・・・「たま」はどこにあるんだろう?
ただ、「ねぎとお肉の組み合わせならまず間違いの無いメニューだろう」ということで、ちゅんの言ったレシピを元に多少の改変を加えて作ってみました。

★★材料★★
 牛肉細切れ・・・・・・・100g
 長ねぎ・・・・・・・・・1本
 万能ねぎ・・・・・・・・1/3把
 ピーマン・・・・・・・・1個
 生姜・・・・・・・・・・適量
 にんにく・・・・・・・・1/2かけ
 鶏がらスープ・・・・・・50ml
 ナンプラー・・・・・・・大さじ1※なければ醤油
 塩・・・・・・・・・・・適量
 胡椒・・・・・・・・・・適量

★★作り方★★
 1.牛肉を5mm幅くらいの細切りする
 2.長ねぎの白いところを縦半分に切って斜め切り。万能ねぎは根を残して3cm幅のざく切り
 3.ピーマンは種を抜いて縦半分に切った後、小口切り
 4.生姜は皮を剥いて千切り、にんにくはみじん切り
 5.フライパンにやや多めの油(分量外)を引いて温度の低いうちから生姜とにんにくを炒めて香りを出す
 6.油が熱されて来たら、(1)の牛肉を入れ、塩、胡椒、ナンプラーを入れ全体的に色が変わるまで炒める
 7.ピーマン、長ねぎ、万能ねぎを入れてざっくりと混ぜるように炒めて、最後に鶏がらスープを加えて、軽く水分を飛ばす様に炒めて完成

★★ポイント★★
特に難しいことは無い炒め物ですが、ご飯が進むこと間違いなしの味です。
料理名が「ねぎたま」ですから、主役はあくまで「ねぎ」。牛肉はどちらかというと引き立て役です。
鶏がらスープはスープの素をお湯で溶かしたものを使っていますが、このスープはメーカーなどによって塩分濃度が違うので、味を見て加える塩の量を調整しましょう。

実はこのレシピ、バリエーションがあって、(5)の工程で唐辛子の輪切りとパクチー(香菜)の根っこのみじん切りを加え、最後にレモンやライムを絞って、パクチーの葉のみじん切りを乗せるとタイ料理な一品になります。万能ねぎをニラに代えたり、もやしを加えてもいいでしょう。
牛肉が豚肉や鶏肉になっても全然構わないと思います。


ちなみにこの日の食卓。
話のねぎたまにわさびの花のおひたし、ほうれん草のおひたし、そして安かったのでついつい買ってしまった馬刺し。


これはご飯に合いますねえ。
ちゅんが苦手なピーマンが入っていますが、「ねぎたまぁ~」って言いながらもりもり食べてました。

それにしても・・・「たま」ってなんなんだ?

おそまつさまでした。
ではでは


■埼玉県深谷市産 本場の深谷ねぎは鍋料理から薬味まで万能野菜!!


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自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「抹茶シフォンケーキのデザート」~閉会~おまけ

2010-05-27 12:50:53 | 自作ラーメン

さて、すべてのラーメンが出揃いまして、最後はKABO氏の作ってくれたシフォンケーキで締め。
「甘いものは別腹」といいますが、辛味の効いた担担麺の後にこのシフォンケーキは染みますね。
ミミコ嫁が時々シフォンケーキを作るのですが、ここまでふんわりは出来ていません。
KABO氏曰く「シフォンケーキは失敗の少ない簡単なケーキですよ」って言ってますが・・・長男ちゅんだけでなくミミコ嫁も連れてくるべきだったか?
このシフォンケーキはミミコ嫁にもお土産にもらいました。

このシフォンケーキで締め、閉会の挨拶があって食べ手の方たちは皆さんお帰りになりました。
後は作り手で後片付け・・・終わらせてここでちょっとしたイベント!


ジャン!!カネシ醤油です。
例のラーメン二郎で使われているカネシ醤油。実際二郎で使われているカネシ醤油は紫色のラベルで通称「紫ラベル」と呼ばれているのですが、こちらは緑ラベルのもの。
紫ラベルは直系の二郎でしか扱えない為、現状手に入る最も本家に近い醤油となります。
これを独自ルートで手に入れた人がいまして、このポリタンク18リットル分を山分けです。


写真はカネシ醤油の闇取引き(笑)の風景。
いや~今後の家二郎が楽しみになるサプライズでした。

このほかにもにゃみ氏のお店で出している麺のおすそ分け、遠隔参加だったスク水氏の乾物&山椒の実もお土産にもらいました。

さあ後片付けも終わり、カネシの分配も終わり、みなさんここで解散。
帰りの車の中でちゅんに「どのラーメンが美味しかった?」って聞くと

「みんな、み~~んな美味しかったよ」

との答え。
行きの車の中では
「父ちゃんのラーメンが一番になればいいなあ」
「色んなラーメンが出るからどれが一番って決められないよ」
なんて会話をしていたのですが、その意味が実際食べてみて理解できたようです。
んで
「すごく楽しい一日だったね」
だって。
親バカですが、素晴らしい息子です。
こいつには物心付いたら海原雄山の如く鬼になってラーメン作りを仕込もう・・・。

そんなこんなで自宅に帰りまして・・・・。

ミミコ嫁と次男はるるに宇和島鯛きりらーめんをフィードバック!

父ちゃんとちゅんはにゃみ氏からもらった麺でつけ麺を作りました。




全粒粉が混じった麺はモチモチで流石プロの仕事。
つけ汁は鯛ラーメンの出汁に酢と砂糖を加えてつけ麺用にチューン。
具や薬味は鯛きりらーめんで余ったものを使いました。

約一週間に渡ってお送りした、自作ラーメンオフの話題でしたが、本当に収穫の多い会でありました。
作り手のみなさん、食べ手のみなさんお疲れ様です。
ここまで長々、ダラダラした文章を読んでいただいた、読者の皆様にも感謝いたします。

次回このような会があった場合にも、ぜひぜひ参加させていただきたく、そしてレポさせていただきたく思っております。

最後に・・・

ごちそうさまでした&おそまつさまでした。

ではでは

【自作ラーメンオフ会2010春まとめ】
1.自作ラーメンオフ会2010春 前夜~開会!
2.自作ラーメンオフ会2010春 たけあき氏「タンニボ」
3.自作ラーメンオフ会2010春 パパ富徳氏「セアブラシ亭の逆襲」
4.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「シフォンケーキ実演」&iwaYoh「宇和島鯛きりらーめん」
5.自作ラーメンオフ会2010春 遠隔参加 スク水氏「うほっ!!良い麺’s ☆豚、鶏、魚の盛り愛」
6.自作ラーメンオフ会2010春 にゃみ氏「パスタマシーンによる麺打ちの実演とプロによる簡単麺」
7.自作ラーメンオフ会2010春 HIRYU氏「HUIRYU式担担麺 アトランティス」
8.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「抹茶シフォンケーキのデザート」~閉会~おまけ


■[チャック袋]国産パン用粉 ハルユタカ100 2.5kg


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自作ラーメンオフ会2010春 HIRYU氏「HUIRYU式担担麺 アトランティス」

2010-05-26 22:02:53 | 自作ラーメン

自作ラーメンオフ、さて大酉を飾るのはHIRYU氏の担担麺です。
以前の会で好評だった、担担麺、それを進化させたのが、HIRYU式担担麺アトランティス。
「アトランティス」の由来ですが、HIRYU氏が某ラーメン店の新作ラーメンのモニターとなってその製作にかかわった際に、出てきた名前だそうで、その名前自体はボツになったらしいのですが、HIRYU氏はいたく気に入って、自分のラーメンにそれを命名したという。
実はHIRYU氏数日前まで体調が悪く、準備があまり出来なかったので、会場に着てから麺を仕上げるなどかなり大変そうでした。





さて、アッサリ目の鶏がら系スープでスープだけではちょっと物足りなく感じるのですが、これに山椒や唐辛子が効いた肉味噌が溶けてくるとスープ+肉味噌+胡麻の風味が重なってスープだけでは出せない重層性が出てきます。
正に立体的な旨み・・・ってちょっと気取った書き方ですね。
麺は無かん水麺と米粉を混ぜた麺のミックス麺と凝りに凝ってます。
無かん水麺はモチモチした食感、米粉の麺はぷっつりと歯ごたえが良いのが特徴。
写真だと色が判りづらいのですが、白い麺と黄色い麺の色の対比も楽しめます。
そしてそこに爽やかさを加えているのがサラダ用ほうれん草と山椒の葉。
山椒は実の痺れ感と生の葉の対比も面白く、ほうれん草は辛い肉味噌&ラー油の辛&こってりの中での箸休めてきなアクセントになっています。
この完成度は素晴らしい。
個人的には芝麻醤がもう少し入っているのが好みですが、ただこのアッサリ目でピリッと辛い担担麺も決して悪くないと思います。
この担担麺なら本場中国人の人も気に入ってくれるのではないでしょうか?


さてさて、長男ちゅんのものですが、自家製ラー油などなどが使われていて辛いので、ちゅん用には特別に「辛くない仕様」を作ってもらいました。
でも肉味噌などに多少唐辛子が使われているので・・・「ちょっと辛い」
ちゅんは辛いものが苦手で、少しでも辛いとまずそれは食べません。
ところが「・・・でもおいしい」と言って、辛さと戦いながらしっかり食べてました。
この担担麺は辛さに打ち勝つ美味しさがあったようです。
HIRYU氏、ご面倒かけました。

【HIRYU氏 HIRYUの限定日記】

【自作ラーメンオフ会2010春まとめ】
1.自作ラーメンオフ会2010春 前夜~開会!
2.自作ラーメンオフ会2010春 たけあき氏「タンニボ」
3.自作ラーメンオフ会2010春 パパ富徳氏「セアブラシ亭の逆襲」
4.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「シフォンケーキ実演」&iwaYoh「宇和島鯛きりらーめん」
5.自作ラーメンオフ会2010春 遠隔参加 スク水氏「うほっ!!良い麺’s ☆豚、鶏、魚の盛り愛」
6.自作ラーメンオフ会2010春 にゃみ氏「パスタマシーンによる麺打ちの実演とプロによる簡単麺」
7.自作ラーメンオフ会2010春 HIRYU氏「HUIRYU式担担麺 アトランティス」
8.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「抹茶シフォンケーキのデザート」~閉会~おまけ


■パン用米粉(国産米100%) 1kg


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自作ラーメンオフ会2010春 にゃみ氏「パスタマシーンによる麺打ちの実演とプロによる簡単麺」

2010-05-25 22:23:38 | 自作ラーメン

さて、ここでラーメン店店主にゃみ氏のコーナー。
何を隠そう・・・って隠さなくていいんですけど、にゃみ氏は自作ラーメンを語る上で外せない人の一人でありまして、ラーメン好きが講じて自分で作るようになり、なんとラーメン店を自分で開業してしまったというスゴイ人です。
にゃみ氏がその名を知らしめたのは、製麺の技術で、パスタマシーンと自家製の補助器具を組み合わせて、製麺機に近い状態で製麺出来る方法は通称「にゃみ式」と呼ばれています。
今回その器具一式とノウハウをご披露いただくということで、自分も含めみなさん興味しんしんであります。

最初は小麦粉にかん水を含ませて水回し。(写真撮り忘れ)
この水回しの手順はまず塩を含ませたかん水を8割ほど加え、小麦粉の水分の含み方を見て残りの2割を様子を見ながら加えるというもの。



次に水回しの終わった小麦粉(そぼろ)を厚手のビニール袋に入れて足で踏み固めていきます。
「捏ねる」のではなく「固める」つもりでやった方が上手く行くようです。


帯にまとまって「麺帯」になったところで、写真の「にゃみ式」が登場。
伸ばした麺帯を二つに折り曲げ「複合」(または「合わせ」)をしていきます。
通常この作業は麺帯を適当な大きさに気って行いますが、麺棒に巻きつけることによって自家製麺においても、長い麺帯を扱うことが出来るという素晴らしいものです。
この「複合」の作業は何度も繰り返すと、小麦粉同氏を結着させる「グルテン」が壊れてしまうので、2回くらいにした方がいいとか?
やりすぎると不自然に固い麺が出来てしまうということです。


本来なら、伸ばした麺帯をしばらく寝かせて、グルテンの形成を促すのですが、本日はいきなり切り歯にかけてます。


最後は麺に軽く打ち粉をして完成
というわけで、水回しから約30分で見事な太麺です。


その麺を茹でて出来上がったのがトマトベースのソースとオリーブオイル、その上に生卵を乗せてネギを散らしたイタリアンかまたま。

ソースに玉子が絡んで濃厚な味に、そして麺に絡んだオリーブオイルが滑らかさを演出しています。

写真は取れませんでしたが、長男「ちゅん」も流石にプロの味に圧倒されたようで「おかわり」う~んちゅん今日は良く食べるなあ。

にゃみ氏、流石のプロの腕前の披露ありがとうございました。


【にゃみ氏のお店 麺創研かなで】

【自作ラーメンオフ会2010春まとめ】
1.自作ラーメンオフ会2010春 前夜~開会!
2.自作ラーメンオフ会2010春 たけあき氏「タンニボ」
3.自作ラーメンオフ会2010春 パパ富徳氏「セアブラシ亭の逆襲」
4.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「シフォンケーキ実演」&iwaYoh「宇和島鯛きりらーめん」
5.自作ラーメンオフ会2010春 遠隔参加 スク水氏「うほっ!!良い麺’s ☆豚、鶏、魚の盛り愛」
6.自作ラーメンオフ会2010春 にゃみ氏「パスタマシーンによる麺打ちの実演とプロによる簡単麺」
7.自作ラーメンオフ会2010春 HIRYU氏「HUIRYU式担担麺 アトランティス」
8.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「抹茶シフォンケーキのデザート」~閉会~おまけ


■パン用小麦粉 はるゆたかブレンド 2.5Kg


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自作ラーメンオフ会2010春 遠隔参加 スク水氏「うほっ!!良い麺’s ☆豚、鶏、魚の盛り愛」

2010-05-24 22:50:12 | 自作ラーメン


ここではるばる仙台から遠隔参加のスク水氏のラーメンです。
遠隔参加とは、本人は来ることが出来ないので、食材を会場に直送して、会場作り手によって調理してもらうという参加方法です。
作り手は、ご自信の調理が終わったたけあき氏、そしてにゃみ氏が行いました。

ちなみにタイトルを見て「うほっ」って思った方。ねらーですね。自分も「うほっ」でした。



タイトルにあるように、豚骨、鶏がら、そして鰹節、煮干系が入り混じった。正に「盛り合い」の超特濃スープ。
二種類の香味油は甲殻類の香味油とありましたが、後日のスク水氏のネタバレによるとこの香味油は「双子」であるということ。
そして、麺は全粒粉を使った腰の強い超個性的な麺。この麺の茹で時間、スク水さんの指定では3分半と麺の太さから考えると「短いんじゃないの?」という気がしますが、ご指定の時間なのでにゃみ氏、その通り3分半で麺を上げます。
このゴリゴリとした食感の麺はずばりうどん。それも讃岐うどんとか滑らかなうどんではなく、武蔵野うどんの様にワイルドな食感。
一口食べ手まず「うほっ!」
麺もスープも大変個性的なのに、その双方は引き立てあっています。
これはこの系統のラーメンとしては相当レベルが高い。
そして、コンフィ(油煮)の技法で作ったチャーシューは、煮たチャーシューとも焼いたチャーシューとも違う柔らかな食感。
そのすべての組み合わせが凄すぎます。

自分がこの手のものを作るとどうもこってりさせすぎるというか最終的なバランスが悪くなってしまうのですが、とても勉強になる一杯でありました。


ちゅんももちろん後ろ向きでラーメンに集中しつつサムアップ!
かなり満足している模様です。

【自作ラーメンオフ会2010春まとめ】
1.自作ラーメンオフ会2010春 前夜~開会!
2.自作ラーメンオフ会2010春 たけあき氏「タンニボ」
3.自作ラーメンオフ会2010春 パパ富徳氏「セアブラシ亭の逆襲」
4.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「シフォンケーキ実演」&iwaYoh「宇和島鯛きりらーめん」
5.自作ラーメンオフ会2010春 遠隔参加 スク水氏「うほっ!!良い麺’s ☆豚、鶏、魚の盛り愛」
6.自作ラーメンオフ会2010春 にゃみ氏「パスタマシーンによる麺打ちの実演とプロによる簡単麺」
7.自作ラーメンオフ会2010春 HIRYU氏「HUIRYU式担担麺 アトランティス」
8.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「抹茶シフォンケーキのデザート」~閉会~おまけ



■石臼挽き はるゆたか全粒粉 1Kg


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自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「シフォンケーキ実演」&iwaYoh「宇和島鯛きりらーめん」

2010-05-23 22:41:00 | 自作ラーメン

ええ~オホン・・・たけあき氏、パパ富徳氏ときて本来なら、自分の順番なのですが、ちょっと麺茹で用の茹で湯の交換があり、多少順番が前後。
KABO氏のシフォンケーキ教室が始まりました。

実はこのコーナーに関しては、自分らーめんの準備をしていた為、1枚写真を撮った以外は全くのノータッチ。
KABO氏すみませぬ・・・。

というわけで、自分の番がやってきました。


今回は冷やしラーメンなので、スープは出汁とタレを既に合わせて冷蔵庫で冷え冷えにしてあります。
薬味も準備OK

麺を茹でて・・・茹で上がった麺を水にさらして締めて、鯛の刺身と薬味類を・・・

とここでハプニング!
なんと玉子の黄身を取り出すのが大変だろう、と先に玉子を割り、小皿に載せて準備していたのですが、待っている間に卵黄の表面が皿とくっついて黄身が崩れてしまうハプニング!
最後は、まあごちゃ混ぜするので結果として問題ないんですけど見た目の美しさ的には大きくマイナスポイント・・・ここに来てトホホであります。
このトラブルに関してはシフォンケーキのKABOさんが、黄身に少しだけだし汁をかけて、黄身の表面の水分を復活させる!という技を教えてくれて、お出しした方にはなんとか体裁の整ったものを食べてもらうことが出来ました。



写真はこちら。実食の感想の方はもう自分で書いてもしょうがないと思うので、この会で配ったアンケートの結果を載せてみようと思います。
このアンケートは参加者の方が書いて、パパ富徳氏がまとめてくれたものです。
反省点が見えた方が励みになるという幹事たけあき氏の考えで、「良かったところ」よりむしろ「気になったところ」をあえて強く書いてもらうようにしてあります。

------ここから-------
良かったところ
・ラーメンと呼んで良いのか?(笑)料理としての完成度はかなり高い。そして美味しい。冷たくダスという発想がすばらしいです。
・とにかく麺がとても美味しかったです。臭みもなく、とても食べやすい一杯でした。
・冷いしでも、しっかりダシの利いてる感じが良かったです。大葉好きな私には最高でした。
・冷やしで、できたところ、GOOD!鯛にこだわったところが、良くわかります。身を擦り込んだ麺は、素晴らしくコシがありました。ゆずではなく、みかんの皮はインパクトありました。
・出汁は良い味出ています!!そのまま、どんぶり一杯飲みたかったです。最初麺の香りをかいだ時、「ラーメンにした時に、生臭いんじゃないか」と思いましたが、冷やしにしたのが正解!全く生臭さを感じませんでした。麺の食感も好きです。唯一、君の味が勝ってしまうので、ウズラくらいで良かったかな?
・麺の食感が面白かったです。和食チックな雰囲気が、とても好感が持てます。麺を食べた後に、白米が欲しくなりました。
・鯛が生臭いかと思ったら、全然そんなことなくびっくり。麺がザクザクした感じも良かったです。
・油が気に入りました。また全体としてまとまりが良い。これから、夏場に向け最高の一杯かと!
・オリジナル性があった。スープにこくがあまりなく、あっさりしていて冷やしラ-メンとしてはよかった。
・新かつおいしかったです。麺にも鯛のすりみが入っているとの事でしたが、臭みは全くなく冷やしてさらにのどごしGooD!!スープもうま味ぎッシリでした。やく味もバッチリですね。最後におこげ入れて食べたいです。
・ 麺:日本蕎麦のようにエッジが立っていてシャキシャキした食感が好ましい。スープ:卵黄のコッテリした味わいがサッパリした 鯛・鶏がガラダシに良く合っています。具:のりの香ばしさ、ゴマの香ばしさが引き立ちました。大葉・みかんの皮も良いと思います。鯛の刺身・うますぎ!です。 
・澄んだきれいなスープ。薬味が効果的、特にみかん。麺の食感が面白い。
・アッサリで美味しいです。
・見た目もきれいで、品の良いスープでした。麺は、鯛の味が感じられ、旨味を持った、蕎麦っぽい食感の美味しい麺でした。鯛の切り身が食欲をそそり、するすると食べやすかったです。具,スープ,麺まで鯛尽くしで、自作ならではの労苦を厭わない一杯でした。
・まずは、この一杯を編み出した発想だけではなく、レベルの高い一杯に仕上げた技術に脱帽ですね。すり身を練り込んだにも関わらずコシがあり、秀逸な麺でした。

気になったところ
・スープ,麺の完成度が高い分、具,薬味の有無について気になりました。少なくとも、海苔は不要だったと思います。
・もう少し、食感が楽しめる具材があればと思いました。
・大葉,ゆず(みかん?)の香りの強いものが入るので、好みは分かれちゃうかな、と思います。鯛の良いダシが消えないくらいがベストではないでしょうか。
香味も鯛を使ったという所で、麺の味わい方として、つけ麺にしたら、また違うかも。大葉の香りがあまりしなかったかな?これの熱いバージョンも食べてみたい。
・練り込みの麺なのに、鯛の香りが飛んでいたかも知れません。卵黄は無くても良いかも知れません。そのままのダシ汁の旨味を感じたかった。
・氷的なもので、キンキンに冷えていたら、もっと良かったかも。
・鯛の身を半生で食べてみたかった。もっと鯛のインパクトがあってもよかったと思います。
・黄味が乾いていたのが残念だった。
・コスパが気になります・・。
・鯛を練り込んだ麺はくさみもなくコシも強い麺でうまかったのですが、日本蕎麦の方向にかなり寄っています。スープに柑橘系のしぼり汁を入れてみたり、油を一度鯛の骨をアブって油で揚げたものをつかってみたらどうでしょう?
・酒成分が若干強かった。もう少しなめらかな麺でも食べてみたかった。
・もう少し味が濃い目の方が良い。それか麺をもっと
細くしたほうがバランスが良いです。薬味が多すぎるので種類を絞ったほうがスープが生きると思いました。麺に鯛をねりこんだのは面白いが、もっと滑らかな麺で食べたかった。
・ミカンより、柚子の方が良かったかも…。具が多く(黄身は不要では?)、タレが控え目で、鯛と云う主張がはっきり出ていなかったのでは?
・他の方も当日ご指摘していましたが、ハーフサイズに玉子の黄身1個入れると、混ぜた瞬間に味が一気に支配されてしまいます。鶉の卵あたりが丁度良かったのかもしれません。
------ここまで-------

なるほど~いろいろ反省点が見えてきますね。
卵黄に関しての意見が結構おおくありましたね。今回は提供されるラーメンの杯数が多いので、ハーフサイズでの提供となっていたので、結果的にフルサイズ提供の場合と分けて考えるべきでした。うずらの玉子というのはいいアイディアです。
面白かったのは薬味がとても多いラーメンなのですが、それに対する賛否が分かれたこと。
この辺、自分は結構香りの強い薬味が好きなので、いただいた意見は参考にしつつ、我も通させていただきましょう。
あと、食感の楽しめる具材という意見も気になりました。実は前日の仕込み中に季節柄、竹の子を入れようかと思ったのですが、時計を見たら夜10時過ぎ・・既に遅し・・。
そこから生の竹の子を買ってきて糠で茹でて・・・ってそれは無理。

そういえば、別方面の感想で「締めにこのスープにご飯を入れても美味しいかも」という意見も・・・そうです、それが鯛めしなのです。本当の鯛めしは鯛の刺身を熱々のご飯に乗せて、かつお出汁の出汁をかけまわして、薬味を散らすんですけどね。っていうか普通に鯛めし食べたくなってきた。

しかし、いつも自分で作って自分で「美味い」って言って作っているものを人様に提供するのは、自分の味覚を試されているようで緊張します。
まあ、こういう反省点が出てくるからこそ今後の完成度を上げる目標が生まれるんですけどね。
でも、鯛の練りこみ麺と鯛のスープはかなり好評だったので、これは一つ完成の域と言っていいでしょう。

自作をただの自己満足で終わらせない、という幹事たけあき氏のアイディアと向上心に感謝です。

あっ・・・ラーメン食べてるちゅんの写真を撮り忘れた・・・まあ自分のは・・・まあいいか・・・続きます。

【自作ラーメンオフ会2010春まとめ】
1.自作ラーメンオフ会2010春 前夜~開会!
2.自作ラーメンオフ会2010春 たけあき氏「タンニボ」
3.自作ラーメンオフ会2010春 パパ富徳氏「セアブラシ亭の逆襲」
4.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「シフォンケーキ実演」&iwaYoh「宇和島鯛きりらーめん」
5.自作ラーメンオフ会2010春 遠隔参加 スク水氏「うほっ!!良い麺’s ☆豚、鶏、魚の盛り愛」
6.自作ラーメンオフ会2010春 にゃみ氏「パスタマシーンによる麺打ちの実演とプロによる簡単麺」
7.自作ラーメンオフ会2010春 HIRYU氏「HUIRYU式担担麺 アトランティス」
8.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「抹茶シフォンケーキのデザート」~閉会~おまけ


■瀬戸内の新鮮な天然真鯛をお届けします♪調理方法も様々で余すことなく使えます!


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自作ラーメンオフ会2010春 パパ富徳氏「セアブラシ亭の逆襲」

2010-05-22 22:37:20 | 自作ラーメン

さて長老、パパ富徳氏の登場です。
同氏の作るラーメンはこってり背脂の「セアブラシ亭の逆襲」・・・このネーミングに関しては・・・どうもゼブラーマンからの引用らしいですな。
ちょっとゼブラーマンの方をまだ見ていないのでこちらに関するコメントは・・・。




さて、背脂たっぷりのこってりスープですが、意外にしつこさは感じられません。
醤油味も濃厚でちょっと味噌的な風味も感じます。
というのは具にも工夫があるようで、薬味の定番であるネギを配せず、かいわれと紫蘇の葉が乗っています。
かいわれのピリッとした辛さ、紫蘇の香りが重要なんですね。
勉強になります。
そして、チャーシューは鶏もも肉の巻きチャーシュー。
ジックリと低温(70~80℃)で調理したらしく、弾力のあるハムのような食感に仕上がっています。
更にうずらの煮玉子。写真を撮り忘れましたが、これうずらの玉子なのにちゃんと半熟してるんですよ!この玉子の茹で時間の見極めは見事。
そして麺は今回唯一の市販の麺を使用。
しかし、自家製麺でないと侮る無かれ、このこってり系のスープに麺を合わせるとなると、自家製では不可能、製麺機がないと作れない低加水の熟成させた麺でないといけないでしょう。

「みんな自家製だぁ~すごいねえ」
と感心していた同氏でありましたが、いやいや市販の麺の見極める目&舌は確かです。


カメラを向けても気にせず、一心不乱に食べる長男「ちゅん」
これはこれで最高の賛辞だと思います。

そして・・・そして・・・次は・・・ついに自分の番が・・・ってあれ?

つづく

【自作ラーメンオフ会2010春まとめ】
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