ええ~オホン・・・たけあき氏、パパ富徳氏ときて本来なら、自分の順番なのですが、ちょっと麺茹で用の茹で湯の交換があり、多少順番が前後。
KABO氏のシフォンケーキ教室が始まりました。
実はこのコーナーに関しては、自分らーめんの準備をしていた為、1枚写真を撮った以外は全くのノータッチ。
KABO氏すみませぬ・・・。
というわけで、自分の番がやってきました。
今回は冷やしラーメンなので、スープは出汁とタレを既に合わせて冷蔵庫で冷え冷えにしてあります。
薬味も準備OK
麺を茹でて・・・茹で上がった麺を水にさらして締めて、鯛の刺身と薬味類を・・・
とここでハプニング!
なんと玉子の黄身を取り出すのが大変だろう、と先に玉子を割り、小皿に載せて準備していたのですが、待っている間に卵黄の表面が皿とくっついて黄身が崩れてしまうハプニング!
最後は、まあごちゃ混ぜするので結果として問題ないんですけど見た目の美しさ的には大きくマイナスポイント・・・ここに来てトホホであります。
このトラブルに関してはシフォンケーキのKABOさんが、黄身に少しだけだし汁をかけて、黄身の表面の水分を復活させる!という技を教えてくれて、お出しした方にはなんとか体裁の整ったものを食べてもらうことが出来ました。
写真はこちら。実食の感想の方はもう自分で書いてもしょうがないと思うので、この会で配ったアンケートの結果を載せてみようと思います。
このアンケートは参加者の方が書いて、パパ富徳氏がまとめてくれたものです。
反省点が見えた方が励みになるという幹事たけあき氏の考えで、「良かったところ」よりむしろ「気になったところ」をあえて強く書いてもらうようにしてあります。
------ここから-------
良かったところ
・ラーメンと呼んで良いのか?(笑)料理としての完成度はかなり高い。そして美味しい。冷たくダスという発想がすばらしいです。
・とにかく麺がとても美味しかったです。臭みもなく、とても食べやすい一杯でした。
・冷いしでも、しっかりダシの利いてる感じが良かったです。大葉好きな私には最高でした。
・冷やしで、できたところ、GOOD!鯛にこだわったところが、良くわかります。身を擦り込んだ麺は、素晴らしくコシがありました。ゆずではなく、みかんの皮はインパクトありました。
・出汁は良い味出ています!!そのまま、どんぶり一杯飲みたかったです。最初麺の香りをかいだ時、「ラーメンにした時に、生臭いんじゃないか」と思いましたが、冷やしにしたのが正解!全く生臭さを感じませんでした。麺の食感も好きです。唯一、君の味が勝ってしまうので、ウズラくらいで良かったかな?
・麺の食感が面白かったです。和食チックな雰囲気が、とても好感が持てます。麺を食べた後に、白米が欲しくなりました。
・鯛が生臭いかと思ったら、全然そんなことなくびっくり。麺がザクザクした感じも良かったです。
・油が気に入りました。また全体としてまとまりが良い。これから、夏場に向け最高の一杯かと!
・オリジナル性があった。スープにこくがあまりなく、あっさりしていて冷やしラ-メンとしてはよかった。
・新かつおいしかったです。麺にも鯛のすりみが入っているとの事でしたが、臭みは全くなく冷やしてさらにのどごしGooD!!スープもうま味ぎッシリでした。やく味もバッチリですね。最後におこげ入れて食べたいです。
・ 麺:日本蕎麦のようにエッジが立っていてシャキシャキした食感が好ましい。スープ:卵黄のコッテリした味わいがサッパリした 鯛・鶏がガラダシに良く合っています。具:のりの香ばしさ、ゴマの香ばしさが引き立ちました。大葉・みかんの皮も良いと思います。鯛の刺身・うますぎ!です。
・澄んだきれいなスープ。薬味が効果的、特にみかん。麺の食感が面白い。
・アッサリで美味しいです。
・見た目もきれいで、品の良いスープでした。麺は、鯛の味が感じられ、旨味を持った、蕎麦っぽい食感の美味しい麺でした。鯛の切り身が食欲をそそり、するすると食べやすかったです。具,スープ,麺まで鯛尽くしで、自作ならではの労苦を厭わない一杯でした。
・まずは、この一杯を編み出した発想だけではなく、レベルの高い一杯に仕上げた技術に脱帽ですね。すり身を練り込んだにも関わらずコシがあり、秀逸な麺でした。
気になったところ
・スープ,麺の完成度が高い分、具,薬味の有無について気になりました。少なくとも、海苔は不要だったと思います。
・もう少し、食感が楽しめる具材があればと思いました。
・大葉,ゆず(みかん?)の香りの強いものが入るので、好みは分かれちゃうかな、と思います。鯛の良いダシが消えないくらいがベストではないでしょうか。
香味も鯛を使ったという所で、麺の味わい方として、つけ麺にしたら、また違うかも。大葉の香りがあまりしなかったかな?これの熱いバージョンも食べてみたい。
・練り込みの麺なのに、鯛の香りが飛んでいたかも知れません。卵黄は無くても良いかも知れません。そのままのダシ汁の旨味を感じたかった。
・氷的なもので、キンキンに冷えていたら、もっと良かったかも。
・鯛の身を半生で食べてみたかった。もっと鯛のインパクトがあってもよかったと思います。
・黄味が乾いていたのが残念だった。
・コスパが気になります・・。
・鯛を練り込んだ麺はくさみもなくコシも強い麺でうまかったのですが、日本蕎麦の方向にかなり寄っています。スープに柑橘系のしぼり汁を入れてみたり、油を一度鯛の骨をアブって油で揚げたものをつかってみたらどうでしょう?
・酒成分が若干強かった。もう少しなめらかな麺でも食べてみたかった。
・もう少し味が濃い目の方が良い。それか麺をもっと
細くしたほうがバランスが良いです。薬味が多すぎるので種類を絞ったほうがスープが生きると思いました。麺に鯛をねりこんだのは面白いが、もっと滑らかな麺で食べたかった。
・ミカンより、柚子の方が良かったかも…。具が多く(黄身は不要では?)、タレが控え目で、鯛と云う主張がはっきり出ていなかったのでは?
・他の方も当日ご指摘していましたが、ハーフサイズに玉子の黄身1個入れると、混ぜた瞬間に味が一気に支配されてしまいます。鶉の卵あたりが丁度良かったのかもしれません。
------ここまで-------
なるほど~いろいろ反省点が見えてきますね。
卵黄に関しての意見が結構おおくありましたね。今回は提供されるラーメンの杯数が多いので、ハーフサイズでの提供となっていたので、結果的にフルサイズ提供の場合と分けて考えるべきでした。うずらの玉子というのはいいアイディアです。
面白かったのは薬味がとても多いラーメンなのですが、それに対する賛否が分かれたこと。
この辺、自分は結構香りの強い薬味が好きなので、いただいた意見は参考にしつつ、我も通させていただきましょう。
あと、食感の楽しめる具材という意見も気になりました。実は前日の仕込み中に季節柄、竹の子を入れようかと思ったのですが、時計を見たら夜10時過ぎ・・既に遅し・・。
そこから生の竹の子を買ってきて糠で茹でて・・・ってそれは無理。
そういえば、別方面の感想で「締めにこのスープにご飯を入れても美味しいかも」という意見も・・・そうです、それが鯛めしなのです。本当の鯛めしは鯛の刺身を熱々のご飯に乗せて、かつお出汁の出汁をかけまわして、薬味を散らすんですけどね。っていうか普通に鯛めし食べたくなってきた。
しかし、いつも自分で作って自分で「美味い」って言って作っているものを人様に提供するのは、自分の味覚を試されているようで緊張します。
まあ、こういう反省点が出てくるからこそ今後の完成度を上げる目標が生まれるんですけどね。
でも、鯛の練りこみ麺と鯛のスープはかなり好評だったので、これは一つ完成の域と言っていいでしょう。
自作をただの自己満足で終わらせない、という幹事たけあき氏のアイディアと向上心に感謝です。
あっ・・・ラーメン食べてるちゅんの写真を撮り忘れた・・・まあ自分のは・・・まあいいか・・・続きます。
【自作ラーメンオフ会2010春まとめ】
1.自作ラーメンオフ会2010春 前夜~開会!
2.自作ラーメンオフ会2010春 たけあき氏「タンニボ」
3.自作ラーメンオフ会2010春 パパ富徳氏「セアブラシ亭の逆襲」
4.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「シフォンケーキ実演」&iwaYoh「宇和島鯛きりらーめん」
5.自作ラーメンオフ会2010春 遠隔参加 スク水氏「うほっ!!良い麺’s ☆豚、鶏、魚の盛り愛」
6.自作ラーメンオフ会2010春 にゃみ氏「パスタマシーンによる麺打ちの実演とプロによる簡単麺」
7.自作ラーメンオフ会2010春 HIRYU氏「HUIRYU式担担麺 アトランティス」
8.自作ラーメンオフ会2010春 KABO氏「抹茶シフォンケーキのデザート」~閉会~おまけ
■瀬戸内の新鮮な天然真鯛をお届けします♪調理方法も様々で余すことなく使えます!
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