岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

桑名の美味しいもの食べまくりなのだ

2010-08-11 22:10:21 | 外食レポ
その手は桑名の焼き蛤よ!

の駄洒落で有名な桑名にいます。
実は先ほど仕事は終わりまして、後は帰るだけ。

お仕事期間中は某巨大リゾート施設内のホテルに缶詰だった為、仕事が終わって、ここからの時間が本領発揮であります。
面子はMT社のAボス、、O内氏、M鍋氏。H社はH本氏、K口氏、そしてiwaYohの6人構成。
そのハウンドドッグ並みの大所帯で桑名駅近、評判の某居酒屋さんに陣取りました。


まずはビールで乾杯!
(; ̄∀ ̄)つ坦 クヘ~~!!
労働の後の一杯は効くね!

突き出しはひじき煮であります。


まずは刺身盛り!
しめ鯖、間八、鮪、かつお、烏賊とオーソドックスですが、さすが桑名は海の町だけあって魚介類が新鮮です。


2番手で現れたのは桑名の焼き蛤!
桑名最大の名物がいきなり何の惜しげもなく登場で、全員が沸き立ちます。
やっぱり蛤は焼きはまが最高ですが、この焼き蛤、「焼くだけ」と思いきや実はそこにはノウハウが仕組まれております。
写真を見ると貝殻が完全に外れていますよね。
これは蝶番(ちょうつがい)を切って、強火で焼いているということです。
蝶番を切らなかった場合、焼くことによって貝柱が貝から離れた際にパカッと開いてしまい、その勢いで大切な美味しい汁がこぼれてしまいます。
なので蝶番を切って中の貝柱が貝から離れても貝が開かないようにしておきます。これによって、汁がこぼれることも無く、さらに蛤が口を開かないので蛤の身は貝殻の中で蒸し焼きにされた状態になり、やわらかく、しかもジューシーに仕上がるというものです。


続いてはどて煮、どて煮といえば関西方面にもありますが、こちらの麦味噌を使ったこれもなかなかいけますねえ。
特に牛すじなどはとろとろです。


うなぎの白焼き。
こちら桑名は蛤のほかにもうなぎも名産のひとつだというご主人の話。
白焼きは、うなぎのたれではなく、生醤油と山葵でいただきます。
関西系の焼き方なので、蒸さずに焼き上げている為に、関東圏に住んでいる自分からすると、焼き魚感が強いのですが、これはこれで美味しいと思います。


そして出てきたこの肉塊!
こちらは桑名のお隣四日市のB級グルメ!トンテキです。
四日市トンテキには一応「四日市トンテキ協会」の定義がありまして、

 1.黒っぽい濃い味のソース
 2.厚切りの豚ロース肉を使用
 3.ニンニクが添えられている
 4.千切りキャベツの付け合わせ

とかなり大雑把ですが、定義付けがされています。
ということで見ると、醤油味のバーベキューソースに超厚切りのロース肉、ゴロゴロのにんにくに千切りキャベツ。すべての定義が整っていますな。
なんて細かいことよりも、なんと言ってもこの迫力でしょう。


こってりした料理が続いたところで、冷奴登場。
実は、お店に豆腐屋さんが豆腐を届けにきたところをAボスが見ておりまして。
「あの豆腐美味そうだなあ」
ってことでの注文です。
ちょっと固めでしっかりした冷奴向きの豆腐ですね。
味のほうはもちろんであります。


さて・・・奴豆腐で一休みしたところで、いよいよ本日の締め!
うな丼!
前述の関西風のうなぎは蒸さずに皮目をカリッと焼き上げたもの。
タレも多少辛めでさっぱりしております。
山椒も振りかけて熱々のご飯と一緒に・・・うっへ~~!!

「三分の一くらい残して置いてくださいねえ~」という声を受けまして・・・その通りにして待っていると・・・なんとだし汁が出てきました。


さすが桑名は尾張も近い!尾張名物ひつまぶしの締めはだし汁をかけた茶漬けですね。
結構な呑み食いをしてそこへうな丼。いくら美味しいうな丼でもさすがに重いので、そこへ来てこのうな茶はいいですなあ。

これをもって桑名の美味いもの食べまくりは終了。
あとは近鉄乗って名古屋に、名古屋から新幹線で帰宅であります。

これだけ食べたら・・・さすがに居酒屋新幹線は無いですな。

ごちそうさまでした。
ではでは


【地図】三重県桑名市





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きのこクッキング

2010-08-02 12:16:44 | 飲食レポ
お待たせしました。生きてます!

さて塩原のキャンプ場で採ってきた・・・

タマゴタケ
これは間違いなくタマゴタケ。



そしてヤマドリタケモドキ・・・と思われるきのこ。



タマゴタケはバター炒めになりました。
・・・確かにこれ、美味しいです。このままオムレツとかにしてもイケルでしょう。
かさのところのねっとりした感じと、柄のところのちょっとシャキシャキした食感のコントラストも良いです。
これは今度見つけたらまた是非採ってこよう。



そしてヤマドリタケモドキ(らしききのこ)はホイル焼き。
醤油をチョロッとかけて食べますが、これも負けずに美味しい!
ただ、食感的にはエリンギのように縦の繊維が強いので、こちらもバター炒めの方が美味しかったかな?

現在食べ終わって24時間以上経過。
今のところマッタク持って体には異常なし。

それにしても、アレがヤマドリタケモドキだとしたら・・・来年はもっと大量に取ってきて、干しきのこも作っておこう。
ツエタケも食べられるらしいし・・・。

以上、野生きのこ実食レポート、おそまつさまでした。
ではでは


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那須塩原家族旅行・・・基きのこ観察日記

2010-08-01 17:02:27 | ただの日記

ええ・・・家族で旅行に行って来ました。向かったのは那須塩原。
写真は塩原渓谷です。


家族そろって楽しい旅行・・・のはずだったんですけど・・・。

長男ちゅん発熱

次男はるる水疱瘡

父iwaYoh塩原市内で財布なくす

その他忘れ物多数

外でバーベキューやろうにもとってもいい時間に降雨。などなど・・・

ミスに次ぐミス、アクシデントに次ぐアクシデントでまったく楽しめませんでした。



失意のままありあわせの材料で作ったタンドリーチキン。


ちゅんが「だるいよ~」と泣きながら食べたカレー。

家族全員で文句を言いながら食べる夕飯が美味いわけありません。

仕方が無いので翌日は長男を医者に行かせるため、朝一番で千葉の自宅に向かってゴー!
なぜ、何のために、何をしに行ったのかまったく解らない旅行。
すべてが破れかぶれ、準備と経費と時間、そのすべてが無駄でありました。


まあでも、そんななか唯一面白かったのがきのこの観察。

キャンプ場から奥まったところに一歩入るとそこいらじゅうきのこだらけ。
早朝出発準備をちょっとだけ抜け出して写真を撮りました。


こんなのとか


ベニタケ属?


これはハツタケの仲間かな?


ツルタケと思われます。



この2枚もツルタケかなあ・・・。

なんて散策をしていたら・・・ありましたよ!



真っ赤なかさの派手なやつ!
これはタマゴタケ、間違いないです。
毒キノコである、テングタケ、ベニテングタケの仲間ではありますが、実はテングタケの近種は食味が美味しいとされるものが多いのですねえ。
後から調べたら、あのツルタケも美味しいといううわさです。

というわけで、このタマゴタケは3本丸々キープ!

そして、もうひとつ。



今回の最大の注目株。


裏はこんな感じ。
かさの裏が網状なのはイグチの仲間。
イグチの仲間は食用になる美味しいきのこが多くあります。

そして注目すべきはこの大きさ!


手のひらと比べるとこんな大きさ!


どうもこれがかさが開く前の姿らしいです。
なかなかかわいらしい。
大きさもあって興味がわき、調べてみると、どうもこれが

ヤマドリタケモドキじゃない?

というはなし。
ヤマドリタケはイタリア料理で珍重されるポルチーニ茸のこと。ヤマドリタケモドキも同様に扱われるらしいです。
ってことはこれ!大収穫!!

いやまて、相手はきのこだ一歩間違うと・・・でも死ぬような毒性のきのこってめったに無いんだよな・・・ということで、一番小さいやつだけ持って帰ってみました。

次回はこのきのこ達の実食レポートなのですが、ちょっとドキドキ。
無事食べ終えて、次回のレポートが書けることを自らお祈りしております。

さて明日はどっちだ!
ではでは


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