七人兄弟であるバッキー家族、、、。
仲の良い兄弟姉妹ではあるだろうが
全く問題がない訳でもなく
昔から
気が合う者同士で
グループに分かれてもいる。
特に今後の義母の生活に関しては
義母が約80年間暮らしてきた
アイオワ州の街の老人ホームで
余生を送るべきだ、、、と言う者と
自宅で24時間ケアーが受けられる
カリフォルニアで暮らすべきだ、、、と言う者と
二つに大きく分かれる。
アイオワ派は
アイオワに住む家族たち
カリフォルニア派は
他州に住む家族だ。
今回の帰郷で
義母がアイオワに滞在する二週間の何日かは
既に Caの義弟によって
様々な日程が立てられ
皆の都合と合わず
アイオワの家族が
義母と共に過ごす時間も限られて来て
皆から Ca義弟に対する不満の声が
飛び交い始めた。
日曜の午後
義母が好きなドッグレース場で
何人かの 家族が集まった。
義母の隣に
ピッタリと座り
義母を独り占め ^^ するCa義弟、、、、
義母の背中が見える
別のテーブルに席を持つバッキーを見て
寂しい想いになり
それが
Ca義弟への怒りに変わって行くのに気づき
思わず ストップをかけた。
義母にとって七人の子供達は
皆 平等に可愛く
兄弟姉妹 皆が仲良くやっていく事を
何よりも望んでいる、、、のだから
それを忘れてはいけない。、、と
自分に言い聞かせた。
レースが終了する頃に
やっと
義母の隣に座る機会ができたバッキーを見て
心の底から溢れてきた喜びは
大きかった。
車椅子も押せて
良かったね、、、バッキー。