旧暦6月24日は小生が別当となっている愛宕堂(愛宕大権現)の例祭日となりますが、毎年その前夜となる宵宮を執り行っております。
例年は我家と福泉寺で日程を調整して行っておりますが、今年は例祭日の7/23(土)を宵宮も兼ね執り行いました。
午後4時30分、いつもより少し早目の時刻ではありますが、生憎の雨模様でもあり、早めに行いましょう・・・ということで我家3人、福泉寺2人の計5人で福泉寺境内に鎮座する愛宕堂で行いました。
時季的に境内は山百合が見頃を迎え独特の甘い香りが漂う中、そしてヒグラシの大合唱の中というイメージも強めの雨の影響か?ヒグラシの声は聞こえず、山百合は咲いてはいるものの香りもあまり感じませんでした。
人数もそうですが、例年の雰囲気と少し違って何処か寂しい感覚となった宵宮でした。
亡父の後を受け別当となって満20年か?拙ブログではブログ開設の翌年2005年から、欠かさず宵宮の様子を伝えてきております。
当初は我家の3人の子供達、伯母も含めて6人、福泉寺からは最大で6人、さらにご近所の食堂の御夫妻と合わせて15名という年もありましたが、年々寂しくなり現在は5名前後と往時の姿からはだいぶ少なくなりました。
さらにこのコロナ過で終了後の直会(会食)も見送っており、拝んだら即解散という、寂しさに拍車がかかる事態となっております。
今年は直会を行うつもりも直前となって取り止めとしました。
感染爆発の第7波が猛威を奮いはじめ、高齢者ばかりの会食はリスクが高いと判断してのこと、こちらもいつになったら収束(終息)するのか?楽しく会食できるのか?
別当20年で雰囲気の変化は小さいものの、社会環境の移ろいも肌で感じ、さらに関係者もだいぶ高齢化してきておりますので、できるだけ早く、そしてできうる限り例年の姿に戻したい、そう願っております。
境内は山百合最盛期間近
シオカラトンボ
子供時代、トンボとくれば1位がオニヤンマ、2位がギンヤンマ、3位がシオカラトンボというランキングと勝手に思っております。
何のランキングかな?(笑)
欲しいトンボ、捕りたいトンボ、大きくてカッコいいトンボ・・・?
特にシオカラトンボは少年時代は水田や水辺に沢山いたのに、大人になってからほとんど見たことがない。
自分の子供に見せてやりたいと思うも、いない、いなくなっていた・・・という感じでしたね。
久々に境内の池に数匹のシオカラトンボが飛んでいたので、止ったところをすかさず撮ってみました。
たまたまコンデジ持ってたので・・・(;^ω^)
懐かしく、そして見れて安心、いて安心という思いとなりました。
小生の顔をかすめた生物あり?
雨を逃れて来たものか?
小屋の柱に止まりました。
蝉
我家の山百合も満開間近
どこかの分霊の話も、その後、継続することの難しさを感じる記事ですね!
今年もこじんまりですが宵宮を行いました。
今年は直会予定も例の感染症拡大で、またまた中止、
来年はこそは行いたい、そんな思いです。
別当になった頃は長男はじめ娘達も参加しておりましたし、継承する行事として教えこんだつもり
も小生亡き後の継承は厳しい感じです。
( ;∀;)
神楽も廃絶、自家の伝承も間もなく途絶えそうな雰囲気、仕方ないと思うも寂しいですね。