2023年1月9日(月)
3連休中ずっとゴロゴロしっぱなしでは体も鈍る。最終日は天気も良さそうなので奈良県南部まで行くことにした。登るのは唐笠山(1118m)。「からかさやま」又は「とがさやま」と読む。登山口は五條市大塔町坂本で、国道から急坂を登ってふるさとの森公園駐車場に車を駐める。そのまま車道を登るがすぐに苔に覆われた道となり周りの民家もほぼ廃屋のような感じだ。
駐車場は広いが手前に廃屋があり雰囲気はイマイチ
この家は保存状態がいい
杉の枯れ枝が積もった道を登っていくと歩道の先にも突然民家が現れたりする。今は誰も住んでいないようだが、車も通らない山の中に家が点在するのは驚きだ。J-パワーの巡視路にもなっている道を登ると尾根筋に出て送電線熊野幹線の鉄塔に出る。眺望が広がり北側に乗鞍岳や和歌山県境の山並が見えた。標高1020mのピークは鉄塔が撤去された基礎が残り行者山の標識がかかっていた。
時々巡視路標識あり
正面は乗鞍岳か
積雪は10cmほど、足跡があるが今日は誰にも出会わず
道の駅、吉野路大塔が見える
西側には猿谷貯水池が見える
行者山山頂
行者山の鉄塔は撤去されて基礎のみ
その先は五條市と天川村境界の尾根筋をアップダウンを繰り返しながら唐笠山山頂を目指す。P1062は北側を巻く道が付いているが足下のおぼつかない所があった。注意していたつもりだが滑って2mほど滑落。ロープを持っていたので体は止まったが、手袋を脱いでいた右手甲を岩で切ったようで激しく出血する。とりあえず道までよじ登りティッシュで止血するが一向に止まらない。しばらく押さえていたがダメそうなのでティッシュの上からタオルできつく縛って応急処置。撤退も考えたが滑落場所をもう一度戻る気にもなれず様子を見ながら先に進む。
唐笠山とその右にP1062
唐笠山山頂の三等三角点
何とか山頂に登頂し430MHz・FMで4局と交信して山ランとSOTAは達成した。下山は巻き道を通らずP1062のピークを通った。
タオルを巻いたまま車を運転して自宅まで帰る。帰宅して恐る恐るタオルを外すと血は止まっていた。
結構な出血でちょっと慌てましたが、それでも山頂まで行くのは我ながら・・・依存症でしょうか(笑)
完全リタイアされたのですね。私はあと2年は勤めるつもりです。
なんと~雪で足場も悪く、お怪我大変でしたね。
思いがけない事って、あるんですね~山って・・・😢💦
お大事になさってくださいね~