長久保公園のボランティア・バラ部会の今月の活動日は、予備日も含めて雨天のため中止となりました。
9月10日に夏剪定をした後、どうなっているか気になっていたので、時間が出来た昨日、様子を見に行き、ついでにサクッと草取りも
駐車場前ローズガーデンではハーブや宿根草が生い茂っていましたが、バラも咲いていました。
「クイーンエリザベス」は白もピンクも蕾をつけ次々咲いているようです。
手前の薄いピンク色の名無しのバラも、初夏に調子が良かったのでそれを維持して良く咲いています
9月は枝先を整えるだけにし、施肥はしなかったオールドローズたちですが、咲き始めていました
11月中旬ぐらいが一番咲くかも。
そしてHTより葉を落としていないことに驚きました
葉の状態は決して良いとは言えませんが、後方のHT「ピース」(黒点病のため下葉がない)などに比べると、モサモサ残っているのです。
丈夫だといわれる品種を選んで植えたのが良かったのかな
左:「レディ・ヒリンドン」 右:「オールドブラッシュ」
ウチのオールドローズ(一期咲き)より、状態が良いのよね~
河合さんが「オールドローズは何百年にもわたって生き延びてきたのだから、決して弱い品種ではないですよ。」
と言っていた意味が分かったような気がします。
温室前ローズガーデンでは、昨年と打って変わって、植えてあるバラが「四季咲き」だと実感できました
大好きなバラの一つ「バタースコッチ」は、シュートこそ出なかったものの、秋にも花をつけました。
やはりお世話如何でバラの咲き様が変わるのかな
四季咲き性が強く、初夏の花つきも良いバラは、やはり秋も良く咲きました。
右の濃いピンク色のバラは「うらら」。葉も落としていないですよ
その右後方の白っぽいバラは「緑光」(秋は白が強く出るようです)
通年沢山花を見たい人は、こうした丈夫で花つきの良い品種を選ぶと良いのでしょうね。
入口の「ネルマーティン」は、寒肥しか与えていないせいか、台風の影響か、秋の花つきが今一つ
しかし、他のバラ達は今年は寒肥、お礼肥、夏肥と規定量与えてきたし、弱ったバラには栄養剤など与え、散水機を使って夏に水を与えることもできたので、例年になく葉を残し花を咲かせたのだと思います。
お手入れすればバラは必ず答えてくれるはずですが・・・
一本「グラハムトーマス」だけは、今春の植え付け以降、葉は付けたもののほとんど生育せず、昨日見た時には完全に枯れていました
他のバラと同様のお世話をしてきて、様子から施肥も控えめにし栄養剤も与えていたのに・・・
土地に合わないせいか、品種の特性か、それとも元の苗が悪かったのか・・・
原因追究したいところです。
そして、紫系のエリアのバラはどれも調子が悪い
植え場所のせいか(下の岩盤がありそうなの)品種のせいか・・・
アプリコット色のエリアのバラは調子よく育っているのにな~
植え付けから管理状態までがつぶさにわかるこの公園のバラたちは、私に本当にたくさんの事を教えてくれます。
公園のバラ部会担当職員のSさんの力も借りて、これからも皆で観察と管理を続け、より個体一つ一つに目をかけ、丈夫に綺麗に育てなくては