一泊二日で、長女とハウステンボスへ行ってきました。
目的は「世界フラワーガーデンショー2015」を観るため。
以前の「ガーデニングワールドカップ」とはコンセプトが違っているのは知っていましたが、それでも少しは感動できるのかと思って出向きました。
想像以上に規模が縮小され、「~ワールドカップ」とは似ても似つかぬものとなっていました
「世界一流の作品を、画期的なショースタイルで。」
と、パンフレットに書いてあったように、ナンジャコリャと、目を疑うほどビックリポンなショーでした。
展示されたガーデンが買える、というのがコンセプトなので、値段が書いてあります。
ガーデンで展示されている構造物や樹木に「商談中」の張り紙が。
中には「売却済み」も。
ショーガーデンのシンボルツリーにブラブラ揺れる「商談中」の札が目に入ると、素敵なガーデンも超興ざめ
30基のガーデンは、世界各地のガーデンデザイナーが書いたデザイン画と植栽計画を元に、地元の業者さんが作ります。
内10基は招待デザイナーで制作に立ち会い、他10基のデザイナーは自費でハウステンボスに赴き仕上げをしたそうです。
観て回るとデザイナーが仕上げをしたガーデンとそうでないガーデンは、完成度の違いが明らかに伝わります。
幾つかのガーデンには1位2位3位以外にも色々な賞がついていましたが、その賞を選ぶ審査員を公表していない(ガーデンツアーガイド談)のは、どうしてなのでしょう。
公平さがまったく感じられないです。
回っているうちに段々不愉快になってしまって・・・
国バラや日比谷で見られるような規模のショーを、わざわざ大枚払って九州まで見に来くる必要が自分に在ったのだろうかと思うと自己嫌悪
それも、さんざん長女に「ワールドカップ」の素晴らしさを吹聴したから、彼女も「来てみたい」を思ったはず。
一緒に来てくれた長女にも申し訳ない気持ちで一杯になりました。
造園業者はどれもプロとして作っているし、デザイナーもプロとして描いているのは、重々わかっています。
そういうコンセプトなのも。
しかし、私にとっては、二度と足を運びたくないガーデンショーだったことは間違いないです。
それでも、素晴らしいガーデンはありましたので、後日ご紹介します
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