7月15日
実家を後にして帰宅路の途中、一度泊まってみたいホテルがあったので小樽へ
5年ぶりの小樽は、少し様子が変わっていました。
小樽芸術村の美術館が増えている
2022年にオープンした「西洋美術館」は、小樽市指定の歴史的建造物「旧浪華倉庫」を活用した美術館。
大正14年に完成した石造りの倉庫で、大きくてビックリ
内部は木造建築がそのまま活かされています。
「19世紀後半から20世紀初頭に欧米で制作されたステンドグラスや、アールヌーヴォー・アールデコのガラス工芸品、家具などの西洋美術品」が展示されています。
写真左上:ルネ・ラリック作
写真中上:エミール・ガレ作
写真右上:マイセン陶磁器
写真右下:アールデコの部屋
写真左下:アールヌーヴォーの部屋
歴史的な家具とインテリアが面白かったです。
小樽芸術村の辺りには、いくつもの歴史的建造物があり、一つ一つ探索するのが楽しい
そんな中に歴史的建造物を利用したカフェあり
「旧鳩谷倉庫」をリノベーションして小樽商大の学生さんたちがカフェとして運営しているそうです。
レトロな雰囲気の中で頂いたコーヒーは、苦みばしって美味しかったです
今は使われていない古い家屋
取り壊されず活用されると良いな~
この日の夕食にはお寿司を食べようと界隈を歩いたのですが、「海の日」とあってお目当ての店は予約でいっぱい
二軒ふられて三軒目にようやくお寿司にありつけました。
カウンターに座った意味がなかったけど、小樽でお寿司を食べられただけで良しとしましょう。
サービスに土瓶蒸しがついていてラッキーでした。
この日の宿泊は、一度泊まってみたいと思っていた「UNWIND HOTEL & BAR OTARU アンワインドホテル&バー小樽」
北海道で初めての外国人専用ホテルとして昭和6年に開業した「旧越中屋ホテル」を「建物の情緒や美観はそのままに・・・大胆にリノベーション」して新たに開業したそうです。
エントランスの木製ドアーに歴史を感じます。
階段も当時のままのようです。
階段の踊り場にもステンドグラスが
これは当時の物なのでしょうか
雰囲気はピッタリ。
4階にはテラスがあり、無料でレモネードが頂けます。
小樽の岬と海が見えます。
手前のレリーフは旧三井銀行小樽支店(重要文化財)の屋根
室内の天井が高いのは、外国人向けだったからでしょうか。
設備もお洒落で~
ルピシアの紅茶があって嬉しいったら
部屋に紅茶のあるホテルって、なかなか無いのよね~
フレッシュクリームつきだし
ホールを入って左側はバーになっています。
ホールの床のタイルも素敵
折角素敵なバーなのでカクテルを頂くことにしました。
オリジナルカクテルが三種類あり、その中で「小樽潮まつり(上川大雪、ライム、トニック)」とおつまみに「小樽大八栗原かまぼこ」を頂きました。
地元ならではの物を頂けるのは旅の楽しみでもありますね
カクテルも蒲鉾も美味しかったです。
翌朝の朝食はレストランで
このレストランもレトロで素敵
ステンドグラスは当時のままで、照明はモダンだけど似合っています。
そんな雰囲気の中頂く朝食はハイティー風
この朝食を食べたかったの
私は朝食を沢山食べないから、これぐらいの量が丁度良いのです。
一つ一つ地産地消にこだわりがあり、スコーンはお替り自由で、スムージーなど、どれも美味しかったです
久しぶりに落ち着いた豊かな気分になれる朝でした。
このホテルがお徳に泊まれてラッキー
ブティックホテルっていうのかしら。
コンセプトが隅々まで行き届いていて、短い時間でしたが気持ち良く過ごすことができ、大満足の滞在になりました。
実は小樽に向かう前に札幌で、以前から気になっていたクレープのワゴンに寄りました。
シマエナガが描かれているのですもの~
念願のシマエナガクレープ。
マシュマロのシマエナガ、可愛いったら
とうとう新千歳空港へ
名残り惜しいわ~
でも自宅の庭も私を待っていてくれるのでね。
長々と私の帰省旅にお付き合いいただき、ありがとうございました
北海道旅行の参考になれば幸いです。
次回は自宅の庭から~
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旅行記をご覧いただき、ありがとうございます!
小樽は何度か訪れていますが、今回宿泊したホテルが街中だったせいか、周りに歴史的建造物が多く、眺めながら散歩ができました。
石造りの建物は特に重厚感がありますね。
小樽を建物目線でもう少し深堀したくなりました
梅雨が明けて本格的な夏の到来ですね
素敵な旅の記事を拝見し、また最初から読み直し・・・を繰り返すうちに、
スクロールする指が攣りそうです
どこの町を訪れても「東京化」されて特徴が少なくなる中、
小樽では壊すより保存して使うという町全体の姿勢が感じられ、
その程よいレトロ感が心地よいものですね。
さて、もう一度、最初から拝見して参ります