前回ハウステンボスを訪れた時から、次回はこのホテルに泊まりたいと思ってた「ホテルヨーロッパ」
ツアー代金は若干割高になってしまいましたが、お値段と滞在の満足度を比べてみて、やっぱり此処にしました。
ホテルロビーの通路にはユリの花が飾られ、どこを歩いても良い香りがしていますし、到着時にはコントラバスとヴァイオリンの生演奏が聞こえてきました。
あちらこちらに飾られているフラワーアレンジメントの作品を、宿泊者は無料で見られます。
ロビー入口の大型ディスプレイもゴージャス
部屋のインテリアは落ち着いた色合いで、ロマンチックなイギリスアンティーク風
テレビや冷蔵庫などが右の写真のカップボード内に隠れているので、統一感があってGOOD
室内の広さはスタンダードですが、何と言っても、一人ですからね~ 広々です
ツインルームのシングルユースは、贅沢な気分。
着いてすぐ、ハウステンボス巡りへ。
運河沿いのフードコートテラスで「九十九島牡蠣」の看板発見
牡蠣は大好物~ 磯の香りのする焼き牡蠣、美味しくいただきました。
初夏は薔薇で覆われていいるアートガーデンも、只今バラは養生中
花は観られず残念でしたが、今年の残暑故、花が咲いていない方が良いのかも。
丁度広場から、空のクルーズ用のヘリコプターが飛び立ったところ。
夕方は5時からのGWCナイトガーデン(1000円)を観に出かけた後、夕食のために再びハウステンボス内へ。
バラは無くても、夜はイルミネーションが綺麗な、ハウステンボス内。
白い観覧車が出来ていて、なんだか違和感を感じましたが、ライトアップの主役になっているようです。
夕食はイタリアンレストラン「プッチーニ」で「チエナコース」をいただきました。
カジキマグロのグリル(左)はボリュームがあり、柔らかい
ホテルに戻るとロビーの奥で、作家さんがフラワーアレンジメントを手直し中。
生花ゆえ、スタイルの維持には神経を使います。だから綺麗なのよね。
フワラーショーとコラボした花の展示は、これで3度目の手直しだそうです。
ナイフ捌きと活け込みが素早くて見事
私以外にも眺めている方が数名いらっしゃいました。
ベッドの堅さが心地良く、珍しくぐっすり眠れて、翌朝。
ツアーについていた朝食券でルームサービスをお願いすることができると知って、朝食バイキングも気になりましたが、
めったにないチャンスなので、ルームサービスで朝食を
モーニング・シャンパンが付いてきて、イケル口の私は大喜び
お食事も美味しく、
部屋から眺めるホテル桟橋の風景も美しく、この選択は大正解
リッチな非日常体験に、大満足
この日はGWCを観た後、パレスハウステンボスの庭内にあるバラ園へ。
此方は繰り返し咲きのフロリバンダや修景用のバラなどが植えられているせいか、少し早目の秋バラが、楚々と綺麗に咲いていました。
GWCの会場内を巡り歩いて多少疲れたので、こちらで足と目のための小休憩を。
秋バラの咲き方って、可愛らしい
せっかくのハウステンボス、何かしら運河のクルーズをしようと思って選んだティークルーズ。
運河内と湾内を回る40分ほどのツアー。
ケーキと飲み物が付いています。
運河の外に出る船のために、橋が跳ね上げられます。
いったん水門を閉じて、運河と大村湾の水位を調整するのです。
湾側から見たハウステンボス。
別荘をお持ちの方や、こちらを係留場所にしている方のクルーザーが一杯
この日はお天気も良く、海の上は心地良い風が吹いていて、一味違ったな景色と雰囲気を味わいました
お土産にはこの時期やはり球根を。
丁度開催中の「幻のゴッホ展」に合わせてチューリップ「ビィンセント・ヴァン・ゴッホ」など買いました。
チューリップは我が家に、八重咲きの百合の球根は、実家の母へのお土産に。
「幻のゴッホ展」は、貧乏だった時代にゴッホがいかに試行錯誤をしながら、様々な絵画の技法にトライした様子などがわかるよう作品が展示されていて、今までイメージしていたゴッホとは違う人となりを感じる、面白い展覧会でした。
アニメの海賊の絵の描かれた水陸両用車が園内を急がしそうに走っていたり、
バラの風景の背景になる場所に観覧車が建てられたり、運河に釣堀が出来ていたりと、
一年半前に来た時とは雰囲気が変わり、落ち着きが失われつつあるようでしたが、
ハウステンボスが継続するなら、それも致し方ないし、子どもや若い人々が喜んでいる様子を見ると、悪くはないのだと思うことにしました。
リゾートして、ガーデンを観て、美術にふれて、美味しいものを食べて、この度もとても素敵な滞在になりました。
お財布に余裕があれば、また来年も訪れたいわ
さてユリの球根を携え、明日から母の冬支度を手伝うために、北海道に帰省します。
この時期の北海道は、すでに紅葉が始まっているのでは。
行ってきま~す