Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

牧歌の郷

2017-10-12 16:52:33 | 日記

 ロンドンに入ってしまうと、「牧歌の郷」という題名がそぐわなくなってしまう紀行文です。やはりロンドンはイギリスの首都です。年代を感じさせる建物もありますが、近代的な建物もあります。この日の最後はその近代的な建物、ロイヤルホスピタルを見て終了となり、一路ホテルへと向かいチェックインとなりました。

 現地ガイドさんの話では、ロイヤルホスピタルは、チャールズ皇太子が国の為に尽くす兵士の為にと建てられた病院だという事でした。当時の世相もあり、皇太子の善行を知って、国民の事を考えておられる一面も知って欲しいとの事でした。

 私はこのホスピタルの入り口で1枚写真を撮ってもらいました。病気の人を思う思いやりという物に感動したからでした。当時の私も健康ではなかったので、病の人に心を砕いてくださる方には感謝の念が湧いたものです。

 この日は他に、ホテルへ向かう途中騎馬兵を見ました。流石にロンドンだなと思い、テレビなどで見た風景を実際に車窓から見る事が出来て嬉しくなりました。ロンドンにいるのだという実感が湧きました。実感が湧いたと言えば、有名な時計塔、Big Benを車窓から見た時にもロンドンだなぁと実感出来ました。

 私はこの大時計がBig Benという愛称だという事は中学の英語の教科書で学習していました。その内容のほとんどは忘れてしまいましたが、この愛称だけは覚えていました。そして、この時計塔のある建物が国会議事堂であるとか、テムズ川沿いにある等全然思わずに来て、車窓から色合いの良いテントと赤い船を初めて眺め、ここが観光地の1つなのだなぁと思いながら、車窓から観光気分で楽し気に眺めていました。


牧歌の郷

2017-10-12 08:36:20 | 日記

 アルバムの写真順に行くと、チェルシーフィジックガーデンに入りました。日付は20日になっていますから、もう確りと19日の午後です。ヨーロッパでも最古の薬草園の一つという事で、いろいろな薬草のハーブに出会えるのでしょうか。私にとっても興味のある施設でした。

 ハーブと言う植物自体薬効のある物が多いです。ハーブ講座でもホメオパシーと言う分野の話が取り上げられていました。毒を以て毒を制すと言うような考え、薬の使い方を学習しました。私はこの事から、ハーブを求める人は、その求めるハーブの薬効の必要な病気だからだろうか、そんな風に思ったりしていました。

 (文字は勿論アルファベットですが、レンガに銅製?の看板からも洋風なイメージを感じました。)

 入り口では、閉園に間に合わなかったのではないかと言う声もあり、その為に早出したのに入れないのかと言う心配の声も上がっていました。先生も心配そうでした。皆不安な面持ちの入口風景でした。私にはこの施設の開園時間の事が分からなかったので、その場の成り行きを見守るしかありませんでした。

 (入園して最初の写真です。写真の横にハウスリークの名前があります。とても小さくて細かなハウスリークが沢山寄せ植えになっていたようです。上に伸びている茎のような物は花穂?でしょう。花期時だったようです。)

   (名称不詳。珍しい植物なのでしょう。) (これはメモにもあった、インディゴアイ。アルバムの写真の横にも名前が書き込んでありました。本当にハギのようです。)

  (オオバコの仲間だそうです。右の写真の物はオオバコでも珍しい物だという事でした。名札が付いています。)

 (名称不詳。今まで各地で見た傾向から行くとケシかも知れません。) (写真の横にプラムとあります。)

 (ハウスリーク、こちらはこの植物の普通サイズの大きさだと思います。)

 ここまでが私がチェルシーフィジックガーデンで撮った植物の写真です。植えられた植物の間の小道を、ツアーの一行は比較的静かに回った気がします。私は丁度見学の終了間際に、講師の先生が同行の誰かと写真撮影中の所に遭遇しました。写真を撮っておられた女性の方が、あなたも1枚ご一緒に如何ですか、というようなお誘いをしてくださったので、先生の手前、写真撮影を拒むのは失礼と思いました。又、ハーブでも高名な先生であり、初心者の私にすると大変光栄に思い恐縮しました。人見知りする私なので恥ずかしく思いましたが、心の中にグー(頑張るんだという拳)を持って、勇気を出してありがたく1枚ご一緒に撮っていただきました。写真は帰国してから先生にも贈らせていただきました。

 ここで、私はツアー出発時に聞いていた先生の注意事項、「帽子を被っている時には話掛けないで欲しい」という言葉をすっかり忘れてしまっていました。上がっていたのでしょうね、40%程はパニックでした。折角の記念撮影だから奇麗に写りたいと(見栄えではなく、光線などの映り具合です)、自らの被っていた帽子を取りました。そして横の先生の帽子姿に気付き、先生の帽子を取られるよう勧めました。帽子の影の部分で顔が暗くなり、写真写りが悪くなってしまうのを心配したのでした。思いがけず、私は先生のプライベート写真にお邪魔する結果となってしまいました。

 私はこの事に気付くまでに随分時間が掛かった物です。帰国して現像された写真を見て、それを先生に送付してから後、どのくらい後の事でしょうか、ふいに思い至り、大それた事をしたと家で赤面していました。私にとってはとても光栄な、思い出に残る写真撮影のフォト1枚となっています。