junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

京都 紅葉を愛でに 2日目 ②嵐山 渡月橋

2022-12-10 00:05:52 | 国内旅

 2022.11.29(火)

 

 京都旅 2日目 ②嵐山・渡月橋 (9:45~11:15)

 

 渡月橋は承和年間(834~848)に僧道昌に寄って架けられたのが最初。現在の位置になったのは、後年角倉了以が架け替えた時からとされる。

平安初期の亀山上皇が、月が渡るさまに似ているところから渡月橋と命名したと伝えられ、現在使われている橋は、昭和9年(1934)6月に完成したものだそう。全長155m。

 

 集合時間までは自由行動になりました。

何十年も前に来たことがあったけれど橋の記憶があるだけで山の風景など全く覚えていませんでした。

 

高山寺では何とか雨は落ちてきませんでしたが、ここではほんの少しですが、雨です。

そう大した雨ではなく、「もやっている感じもなかなかいいわよ」という人もいました。たしかに。

「嵐山」の「渡月橋」というように、このあたりの地域名が嵐山ですね。

これで、青空だったらどんな景色になったのでしょう・・・

 川は桂川(地図の川の右の方に薄く桂川とあります

地図上流の方(左)は切れていますが大堰川(おおいがわ)とありました。京都市ガイドには「渡月橋は大堰川にかかる」と説明してあります

 

橋は渡らずここまでで引き返しました。この橋をバスが渡っているのは驚きでしたが県道なのだそう。

 

 あとで地図を見ると、近くには最近よく目にする、竹の小径や天龍寺もあります。

時間があれば行ってみたかったですが、雨ですし、旅行クーポンなども頂いたので使わなければ・・とお土産屋さんに入ってしまいました。

 

 嵐山では渡月橋を眺めただけで終わりましたがそれでも懐かしくて良かったなあと思いました。

 


京都 紅葉を愛でに 2日目 ①高山寺 早朝拝観

2022-12-09 12:12:01 | 国内旅

 2022.11.29(火)

 

 2日目 ①高山寺 早朝拝観 (8:15~9:15 写真から推測

 

 今日は高尾の高山寺早朝拝観から始まり、嵐山の渡月橋を眺めて、嵯峨野のトロッコ電車に乗り、早めに宿に戻る予定です。

 

 高山寺の早朝拝観のため、宿は7:15分出発。

朝食は6:30からですが、あまり余裕がないので、食後すぐに出かけられるよう準備をして1Fのレストランに降りました。

 

 高山寺は奈良時代末の宝亀5年(774)光仁天皇の勅願によって開かれ、最初「神願寺都賀尾坊」と称した。

高山寺という寺号は鎌倉時代の初めの建永2年(1206)、明恵上人が後鳥羽上皇によりこの地を与えられ、道場として中興開祖されたときからだそう。(宗派というものはない寺院とのこと

 

 

 高山寺バスパーク到着。

今にも雨が落ちてきそうな空模様ですが目で見る紅葉はみごとでうれしくなります。

 バスパークから少々の山道(裏参道)をのぼります。

    寺院の配置図 

    

 

山門に着く前に見えた苔むした屋根と紅・黄葉。

 

12~3分ほどで山門前に到着。

    

山門から見た庭の黄葉。

 

これが配置図一番下()の建物、石水院(せきすいいん)の入り口のようです。

 

順次拝観しながら進みます。曇り空でしたが紅・黄葉はすばらしい。

ここで係の方から(もしかしたら高名な方なのかもしれませんが)寺院の由来などお聞きしました。

早朝特別拝観はすがしくていいものです。

 

庭の紅葉を眺めたあと先に進むと、有名な鳥獣戯画の巻物が展示されていました。

大はパンフレットから、小は私が写したもの     

       

すべてではありませんが、進む順に写しましたので巻物の後ろの方からになりました。予習が足りなくて変なところで切れています。

        

            

                

            

                

                       

 

景色も進む順に眺めます。写真はイマイチですが、目で見た実際はほんとにステキでした。

 

前の人に続いて巡ってしまったのですが、ここが石水院なのか書院なのかがはっきりしません。

木像はヘアスタイルからして中国の子供のように見えます。

 

 ここから間もなく外に出ましたので石水院なのかな~とも。

 

来たときには気がつかなかった玄関を出て右上の建物。

 

     外に出てから山門前の立看板に気がつきました。

     

明恵上人は華厳宗興隆を実践、その徳行は皇族・公卿・武士の要人や民衆など多くの信仰を集め、「鳥獣戯画絵巻」に代表される数多くの文化財が集積されたそう。

私たちは眼にすることはできませんでしたが、パンフレットにはいくつかの重文・国宝が掲載されています。

    

 

 

山門を出ると、少し上のところに「日本最古之茶園」の標柱が見えました。

明恵上人は、臨済宗開祖の栄西禅師から宋から持ち帰った茶の種を送られ栂尾の地で栽培を始めた。

ここから宇治へと伝わり、その後日本各地に広まったそうです。

ここにはほんの少しのお茶の木。

 

お茶の木の石柱から振り返ると高山寺が下に見えます。

 

帰り道で山を眺めればこちらも紅葉。雨が落ちてこなかったのはラッキー。

 

バスパークまで降りてきました。

 

ここから嵐山の渡月橋に廻ります。

 


京都 紅葉を愛でに 1日目 ③清水寺ライトアップ

2022-12-07 10:29:46 | 国内旅

 2022・11・28(月)

 

 京都旅 まだ1日目 です。 ③清水寺ライトアップ (17:40~18:30

 

サクラのライトアップ鑑賞もしたことはありませんが、紅葉のライトアップも初めての経験です。

     

 

 夜は、暗くて足元も見えにくいので転ばないように歩くのにとても神経を遣いました。   

さらに、夜の撮影は私のお安いカメラと撮影技術ではとても難しいことでした。

 

ライトアップされた建物はとても幻想的。

 

三重塔は高さ31m、国内最大級だそう。

 

 清水寺は1200年もの歴史ある寺院で、清水の舞台と言われている建物は本堂でした。

ご本尊は千手観音だそうですが、ライトアップされたモミジにばかり気を取られ、会わずに通り過ぎてしまいました!

仁王門もあったはずなのに、どこにあったのかもわからずに通り過ぎましたし・・。 

 

太陽の光の当たったモミジはホントにすばらしいものですが、ライトを当てたモミジもなかなかです。

遠くに見える京都市街。

 

葉のすっかり落ちた枝に白いライト、これはこれでありかな?

 

清水の舞台と言われる本堂から進行方向の明るい方をみると向こうにも何か建物があるようです。

渡り廊下を進んで行ったような気がします。

 

進む先に見えた建物には、本堂の方(=市街方面)を向いているお釈迦様がいらっしゃいました。

 

お釈迦さまのところから本堂の方を見る。

寺院のパンフレットはなかったのですが、コの字型の建物配置のように思えました。

 

実は私、なぜか清水寺の木組みのこの土台が好きで、一度本物を見てみたいと思っていました。

 

外に出て山を下りながらも木組みの土台がよく見えました。うれしくてなんだかぞくぞくです。

 

正面からもよく見えるようライトアップされています。住宅で言うと何階建てくらいなのでしょう。

 

青い光の筋が数本、山の方から町の方に向かって伸びていました。これも演出の一つなのでしょうね。

 

 写真は歩きながらだし暗くて危ないしでぼけ気味ですが、はじめてのライトアップ拝観、見られてよかったなあと思えた一つでした。

 

でも私はまだ昼の清水寺も見たことがありませんので昼の景色も見てみたいと思いました。

 

 今回、初めて昼食も夕食も付かない旅でした。

それを知ったのは、添乗員さんから前日に確認の連絡があった時。

おいしい夕食にありつけるものとばかり思っていたのでちょっと梯子を外された感じ、思わず、えー---っとなりました。

書類には目を通したのですが、昼がないということは一目でわかるように書いてあるのに、夕食がないというのははっきりしない書き方で見落としたようです。ホテルの近くには食事のできるところは少ないと言われました。

ネパールではいつも自分で調達したり、食べに行っていましたから慣れてはいますし、ホテルの近くにスーパーやコンビニもあって困ることはありませんでしたが、旅の楽しみの一つが夕食ですのでね・・・。

 

 国内旅では初めての昼・夕食無しの経験。これからは気をつけないと‥と思いました。

 

 これでようや1日目のレポートを終えました。

体調の都合で細切れになってしまいますがよろしくお願い致します。

 


京都 紅葉を愛でに 1日目 ②永観堂と南禅寺

2022-12-06 00:23:53 | 国内旅

 2022.11.28(月) 

 

 京都旅 まだ1日目  ②永観堂と南禅寺 (15:15~16:30

 

 東山にある南禅寺と永観堂は歩いて5~6分ほどのところですが、ガイドさんの 「 南禅寺より永観堂がお勧め」という一言で、全員が南禅寺の前を通り過ぎて先に永観堂に行くことになりました。

 

 永観堂は正確には「永観堂  禅林寺」で、浄土宗西山禅林寺派の総本山だそう。

ご本尊は、「見返り阿弥陀」で、首を左にかしげ、ふりむいていらっしゃるお姿のようです。

 

東山中学・高校前にあった地図には「世界唯一 みかえり阿弥陀像」と吹き出しで書いてあります。

この地図は南禅寺と永観堂の間にあった東山中学・高校の校門前に掲げてあったものですが、とてもわかりやすく、すばらしいものなのでここに使わせていただきました。

 

南禅寺の前は素通りしてガイドさんに遅れないように歩きます。

紅葉も見上げながら歩くので忙しい。

 

永観堂 禅林寺の境内案内図(薄くて見にくいですがパンフレットから

総門手前にあったこの重厚な門は永観堂幼稚園とあります。(上の地図の永観堂の南門かもしれません

 

観光客は総門から入ります。

着物を着た若いカップルがステキでしたね。

みごとな紅葉も眺めながらずんずん先へ。

唐門(勅使門)まできたようです。

ガイドさんのお勧め通り、ホントにすばらしい紅葉・黄葉です。

 

釈迦堂、御影堂、阿弥陀堂(本堂:見返り阿弥陀像)とあるようですが、中に入る時間はありません

 

山の中腹に見えた二重の塔は多宝塔とのこと。

パンフレットの案内によると、御影堂や阿弥陀堂(本堂)から多宝塔近くの開山堂へつながる廊下「臥龍廊」があって、龍のお腹の中を歩いている気分が味わえる木組みの長い廊下になっているそうで、時間があれば行ってみたかったところでした。

 

時間はなくて近くの紅葉を愛でることで精いっぱい。

けっこうな混雑、お仲間を見失わないよう気が気ではありません。

途中で幼稚園の庭の一部が見えました。テニスのクレーコートみたいなグランド、どこまで豪華!

山から池に流れ込む小川がこちらと園庭の仕切りになり、ほとりのつわぶきがとてもステキでした。

 

池に架かる橋の先には弁財天が祀られていますが観光客は行けません。

白壁と格子戸それにモミジの紅葉、言葉にならない美しさ。

 

   永観堂 特別 寺宝展の案内板

   

 

残念ながら世界で唯一の見返り阿弥陀像にお目にかかる機会はもてませんでした。

ただただ紅葉を眺めて感激しただけで・・。

 

 ここからは来た道を戻ります。

来るときには気がつかなかったものがたくさん目にはいりました。

 

東山中学・高校がありました。今ワールドカップに出ている選手(鎌田大地さん)の出身校のようです。

スポーツその他数々の名誉ある掲示が。

この学校は「日本でも最も古い私学の一つ」と東山中高前の地図に書いてありました(創立明治元年)。

 

南禅寺の「大寂門」↓  (中高生地図には北門とある

皆さんが立ち止まって見ているのはすばらしい竹垣の通り。

TVで、アメリカの青年が京都の竹垣職人さんから技を学ぶという番組をやっていましたが、あの職人さんたちの技ですね、きっと。見事ですね~。

 

永観堂の帰り道なので、南禅寺の脇道から境内に入りました(南禅寺の山門を横から見た形

 

本堂がみえるところまでやってきました。本堂にはまだ日が当たっていますがモミジはもう日影。

振り向けば見事な山門。上にあがれるらしく人がたくさん見えます。

 

少々疲れ気味のお仲間、本堂までいかずここで小休止。

 

山門にも上がらないどころか本堂にも行かず、山門を正面から写真に収めることもなくここからバスに戻ったのでした。

 

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 ※ちょうどサッカーワールドカップ決勝トーナメントの日本戦が始まりましたので、つづきの 京都旅まだまだ一日目③清水寺のライトアップは又後日に。

 


京都 紅葉を愛でに 1日目 ①三千院

2022-12-04 14:49:46 | 国内旅

 2022.11.28(月)

 

 品川駅で在来線から新幹線乗り換え時のこと。

 常磐線と総武線の4人組なので、乗り換えにも都合の良い品川駅新幹線乗り換え改札(横浜寄り)集合としました。

 私も川崎の娘宅への通いで京浜急行に乗るためいつもここを通っていたので、ここに新幹線の乗り換え改札があることは知っていましたが一度も利用したことはありませんでした。

ですが、ここで乗り換えできるならなんと便利と思っていました。

 

 それぞれお弁当を買い込んで、いざ改札を通ろうとしたところ、上野ではスムーズに通れたというスイカから新幹線への乗り換えは品川では簡単にはいきませんでした。

長い行列の出来ている窓口(たくさんあるけれど)に並んでスイカの清算と入場券を購入しなければならないとのこと。

 窓口の係の方には「この行列に並んだのでは予定の新幹線には間に合わない、一度改札を出て入場券を買えば間に合う」と教えられ大慌て。

予想外だったのは、在来線の改札というのが新幹線の乗り換え口と同じフロアーでわりと近くにあったこと。1Fの昔の改札しか思い浮かばなかった私にはすごくラッキーと思われました

 

 みんな40~50分も早くきていたので、バタバタしましたが、何とか東京発のツアーに合流でき、これでやっと旅が始まったのでした。

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 2022.11.28(月) 京都旅 1日目 ①三千院

 

 品川    9:10発(ひかり505号)乗車 (下車してからは時間がないというので車内で早昼食

 京都 11:37着 

 

 ここからは観光バスで回ります。

時間のチェックはしていませんでしたが、ツアーというものはうまく組んであるもので、予定内に上手に回れるものだなぁとあとになって感心しました。その分時間に追われ見学時間はどこも少なめで消化不良ですけれど。

 

 ① 大原 三千院 (12:50~14:15 写真から推測) 

時間の余裕があれば寂光院や哲学の道を歩いて南禅寺で合流することもできたようですが、私たちの普段の歩き方からしてそれはムリなのでここは三千院だけにしました。

それでも時間がなくてまわれないところもありました。) 

 

紅いモミジが目に入るだけで感激。

あでやかなモミジには勝てないコスモスかな。

歴史ある京都の大きなモミジの木、上の方から紅葉の雨をふらせます。

京都についてからは雲一つない青空。黄葉もすばらしいです。

この川が呂川のようです(写真上が上流、律川は少し離れたところにあるよう

三千院手前のお茶屋さんの冬桜。

 

御殿門 ここから三千院に入ります。

   入場券 

   

 

  地図の上の方(金色不動堂など)までは回れませんでした。

  

どこを見てもモミジの美しさで、京都ってすごいなあと今更ながら感心してしまいます。

正面が受付

 

客殿 庭は聚碧園のよう。

庭を眺めれば、千年をも思わせるこんな景色。

紅葉だらけで心はウキウキ。

 

宸殿をでたところ。コケの美しさと積もった落ち葉を見せる演出があるのがわかりますね。

ここに見える庭は有清園のよう。

実際目にした方がこの美しさが分かるかも ↓

 

往生極楽院

釈迦三尊像は撮影禁止なので、パンプレットから。

往生極楽院をあとにして・・。

わらべ地蔵があるというので探しました。

目立たないので見落とすところでした。

少し離れたところにも ↓

コケ落としてあげるわけにはいかないのでしょうね。

 

わらべ地蔵のあたりから往生極楽院をみたところ。

 

 ここまででパンフレットの地図の上半分(金色不動堂方面)に回る時間は無くなりました。

 

朱雀門をみながら戻ることにします。この門の後ろに呂川が流れていると地図にありました。

 

円融房(えんにゅうぼう)だそう。

 

左にちょっとだけ写っているのが、重要文化財収蔵施設兼展示室の円融蔵(えんにゅうぞう)。

平成18年(2006)秋開館)

展示室の天井には往生極楽院の船底天井画の復元模写↓をしつらえているとか。

毎年春には特別展が開かれるそう。(写真はパンフレットから

 

遠くの一本のイチョウがきれい。もう出口(入り口と同じ御殿門)に近い。

 

呂川に沿って来た道を下ります。

 

あ~やっぱりきれいな紅葉!

 

黄葉も・・・

 

途中のお料理屋さんの松がりっぱ! (行きにも見ましたがついていかねばならぬで撮れませんでした

水車は動いていなかったような。

 

 写真を並べるしかできないのですが、このごろ目が疲れるので今日は三千院だけで終わります。

 

このあと、永観堂(禅林寺)と南禅寺、夜には清水寺のライトアップに回ります。

永観堂の紅葉がこれまた素晴らしく、すごい!きれい!と顔がほころびっぱなしになります。

ということで写真は、赤、赤、赤 時々 黄ばかりとなります。