普通『カラオケ教室』というと、年に一回発表会があったり(ドレス姿で???)施設に慰問に行ったり、なかなかお付き合いもタイヘンだという印象をもたれますが、わがカラオケ教室では先生は≪歌手≫ですが、普段はタダのオジサンで生徒の方が威張っているみたいな雰囲気で進んで行きます。
大きく引き伸ばしコピーをして下さるのでとても見やすい楽譜を頂いて、皆で大(?)合唱をいたします。
お稽古する歌の選曲は先生がして下さいますが、あまり知らない演歌歌手の曲が多いのです。
そうかと思えばタイムリーな曲目の時もありますが、難しいと『こんな歌先生じゃなきゃ唄えんわぁ。』などと勝手に拒否したりなんかもあります。
何しろあまり演歌なんか歌ったことのない”公民館関係者”も参加していますので一人で練習曲を歌う事は有りません。
みんな『一人で歌えと言われたら即カラオケ教室を止めるから。』と脅迫しているのですから。
ですから先生の口うつしでお稽古したり、歌手の歌入りのCDについて歌ったりですが、大声張り上げて
”なぁみだぁ~~”
”かなざわのあぁ~めぇ~”
”・・・・れぇえぇっしゃぁ” と、コブシも大節もあったもんではなく合唱して
≪あ~~すっきりした≫とストレス発散してくるのです。
それともう一つの楽しみは、皆かわりばんこでお茶当番をして、おいしいお菓子をつまんで喉をうるおします。
これもまた時には季節の物だったり旅行土産だったりいろいろ楽しい物の差し入れもあったりします。
こんな事でもなければ、一生歌う事無かったであろう曲目を鼻歌で口ずさんでいる自分に又びっくりしています。