寝室の蛍光灯がパチパチしだして電気屋さんで取り換え用を買ってきた。
「蛍光灯変えて」と夫にお願いしてから10日あまり経ちました。
ひどいマバタキですので点けられません。
・・・で今日は強くお願いしました。
”先天的不器用”というあだ名を持つ彼はあれやこれやと試しながらやっと電気が点いた!
思い起こせば入院前は蛍光灯の取り換えは勿論灯油ストーブや扇風機の片づけはしっかり空焚きや反射板もきれいに拭いて私が物置に上げて次の季節までかたづけたものですが、上を向いたり重いものを持ったりが出来なくなりとうとう次の季節まで部屋の隅から動かなくなりました。
踏み台の上に乗ってする仕事は絶対といっていいほどできなくなりました。
リハビリのメニューで先生についていただいて病院の通用階段を降りる練習があります。
横を若い職員がかけ下りていきます。「階段をかけ下りるなんてもう出来んなぁ」というと先生が、「あなたの年になれば健康な人だってできないよ」と笑います。
ちょっとした下り坂は私に取って苦手です。
”横断歩道を小走りにわたる”も目標でしたがそれも不可能です。
カメラを構えて立って写そうと思うと両足で踏ん張っても身体が前後に揺れて望遠が撮れません。
ホントに出来ないことがいっぱいです。
それでもリハビリ室で知りあった友たちも沢山のできなくなったことはありますが、今できること、そして一生懸命できることで頑張っているのを見てとても励まされます。
きょうはマラソン当日です。大幅な交通規制で通行できないところがいっぱいです。
家でテレビ観戦をきめ込みます。
でもチャンネル権は夫ですから合間合間に見るだけです。出発の様子から百間掘りを通り、古い町屋の通りをかけて、あちこちのお八つや一口で食べられるものをつまんだりして楽しいマラソンみたいです。
午後用事でちょっと外出しましたら人っ子ひとり通っていない道が続きます。いつもは沢山待ち人のいる横断歩道が誰もいなかったりです。
みんなどこへ行ったのだろう?