23日夜、NHKスペシャルで福島県川内村の遠藤村長を中心とした「帰村
への格闘」ともいうべき55分間が放映され、昨夜その録画を見て「つぶやき」
出したら、接続できなくなりました。どうやら一時的なことだったようです。
この画面は川内村役場の入り口です。これには「帰村宣言」をした村として
元住民へ「帰ってきて!」の呼びかけであり、3・11前のような村には戻れな
い「村を変えよう!」との思いがいい表わされています。その象徴にモリアオ
ガエル」が印されていることはkaeruとして嬉しいことです。
3000人の住民のうち1000人が戻っているそうです。住民が日々生活で
きる環境=放射線からの安全、雇用の場、商店や病院など生活を支える施設
などが成り立っていかなければなりません。村長をはじめ村の人々の努力に
応える県・国の施策が強く求められます。
今回の総選挙が3・11以降最初の総選挙=国権の最高機関・主権者国民
の生活に最高の責任を負う機関の構成を決める選挙であることを考えれば、
川内村の人々が安心と将来の見通しをもてる政策を提起し、行動する政治
勢力の国会への進出が求められることは明らかです。
そして、川内村住民の置かれている立場は、強弱の差はありますがその生
活基盤の不安定では多くの国民と共通するものがあります。