葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

選挙、勉強の教材。

2012-11-28 22:50:43 | せいじの政治カフェ

 今日は健康診断で鎌倉の手広という所へ向かいました。大船からバスで

通る道は、寺や神社の鎌倉とも江ノ島近くの海辺とも違う工業地帯?という

印象でした。以前、横須賀海軍工廠深沢工場があり、それが国鉄の大船工

場となり、2006年に廃止閉鎖となっています。バス停に神戸製鋼前とある

のは寮のようですが近くに事業所があるのでしょう。普段見慣れている古都

鎌倉、観光地鎌倉とはちがった顔を見ることができました。

 

 あらためて、司馬遼太郎の『街道をゆく 三浦半島記』を広げてみて、この

半島の面白さを感じています。「相模国(神奈川県)の三浦半島は、まことに

小さい。」からはじまり司馬さんは「この半島から、十二世紀末、それまでの日

本史を、鉄の槌とたがねでもって叩き割ったような鎌倉幕府が出現するので

ある。 なぜそうなったのか。そんな疑問を主題にして、この半島を歩こうとし

ている。 まず、武士の発生である。」とその一頁目で書いています。

 

 ここで蛙跳びをしますが、今回の総選挙は時代の変革ということではそれに

匹敵するような歴史的意味をもっています。ある人のブログに「前の選挙で民

主党に投票した……(今度の)総選挙に誰に入れようか真剣に勉強しています」

と。この人70歳台と思います。その人生の大半の政治は「自民党政治」、それ

から抜け出すことを願って民主党へ、しかし、これも「自民党型政治」。この政治

の型の基本形は「財界主権」と「アメリカ言いなり」なのです、難しい話ではあり

ません自分の人生体験が教えてくれることです。その基本形が国民(自分とい

う)の生活にとって必要であるかどうかの価値判断が問われているのです。

まず、勉強の教材は自分の体験経験です。

 

 しかし、価値判断を旧来の範囲に閉じ込めるものに、非歴史的意識があります。

これは現在の生活と現在の時代が変わることなくつづくかのように思い込む生活

感覚です。 しかし、現実の生活実態はその感覚の変革を求めています。腹が頭

に「変わりなさい」と、腹に据えかねて求めているのです。

 14とか15とか政党の数や議席確保のための右往左往の「政局」話など腹の足

しにはなりません。 頭の整理のために役立つのが日本共産党の見解です。

http://www.jcp.or.jp/

 少し整理されすぎているかと思いますが、「真剣な勉強の補助教材」として活用し

てみてください。

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