『激動期の日本 逗子を語る』 という地域の歴史の聴き取りをまとめた本
が四月に発行され、関係者の手によってこの間1000冊位が配られたり売
られたりされました。 それ以外に町の一軒の書店で売れたのが300冊ほど
ありました。
これはかなりの売り上げと思います。 五月の連休明けから店に出され
たことを考えると休日を除けば一日二冊近く売れていたことになります。
小さな書店を通じて買われていたことは、フリーの住民の方が本を目に
し手にして関心・興味をもち買われていたわけです。
昨日紹介しました齋藤孝さんの本に、「書店は街のカルチャーセンター
的役割をもつべきだ」という趣旨のことを言われていますが、その町・街独
自の文化を届ける役割を発揮した事例だと小さいことではありますが、言え
ます。
この本の年表の1943年(昭和18)の4月1日に「逗子町 横須賀市に強
制的に合併し軍港都市横須賀市となる」とあり、1954年(昭和25年)4月
15日「逗子市 市制施行」とあります。
今日の打合せで、2014年の市制60周年には内容も増補し販売できる
ようにしようと話し合われました。