kaeruのつぶやき

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初夢。

2013-01-02 19:20:34 | 詩的なつぶやき

 初夢、歳時記によれば、といっても手にした歳時記によって幾日の夜に

見る夢か違いがあります。山本健吉『基本季語五〇〇選』では「元旦から

二日にかけての夜見る夢を」といい、稲畑汀子『ホトトギス新歳時記』では

「二日の夜から三日の朝にかけて見る夢である」としています。

 古くは曲亭馬琴『俳諧歳時記栞草』では「大晦日の夜より元日の暁に至

るの夢」と記しています。ここでは西行の「年くれぬ春来べしとは思寐のま

さしくみえてかなふ初夢」を引いています。これには「たつはるのあしたよ

みける」と『山家集』の「詞書」がありますので、立春の明け方見る夢をさし

ていたといえます。

 

 初夢を夜みるものとすると、昨日今日の昼時に眠ったときの夢は何?

元日の昼もお寺から戻りかなり眠りました、今日も朝のうちから大風のな

か幟下しやテントの撤去、その後歳旦祭でお神酒が入り帰宅して寝まし

た。 両日とも夢を見ていたのは確かなのですが、吉夢だったのか凶夢

だったのかも定かでないほど。

  初夢のさだかならざるぬくみあり         永方裕子

  覚めてみると冬日が古畳に広がっていました。