今夜という時間内につぶやいておきたい事、昨日とは違う明日とも違う
今日という日のうちに記しておかねばならないというような事が、つぶや
きというような小さな言動にふさわしいのだろうか。
誰かを意識して話しかけているわけでもない、自分のつぶやきに自分
がまず気づく。 あーこんなことを言っているのか、思っているのかと。
つぶやきの内容の核になっているのが「情」である、と指摘されたと感
じたのが先ほど広げた本の次の文章です。
“われわれは情報なしに生きることはできない。 ~ 情報のなかで人に
とって最も重要な事柄は 「情」 である。”
“人にとって情報化社会とは、人の心に潤いを与える、情の通い合う社
会でなくてはならない”
100頁ほどの本のわずか一二行ですが、この文章を理解したいため
にひと通り目を通したくなりました。 本の名は 『愛は脳を活性化する』(岩
波科学ライブラリー)です。