昨日の続編です。その1 としてこのコメントを、
昨日の松本善明さんの話の続きになりますが、このコメントは善明さんのブログへのもので、『日本共産党秘録』の書名についての感想です。「深層」とか「秘録」を日本共産党につけるところが現在の広範囲の人々の関心に応えるだろうという著者と出版社の判断だったのでしょう。
それに著者・大下英治氏のこれまでの作品群のなかに「秘録シリーズ」ともいうべき著書が多くあります。『田中角栄秘録』『児玉誉士夫秘録』『小泉純一郎・進次郎秘録』などなど。そういうなかで『日本共産党の深層』を著し、更に今回の『秘録』になったのです。週刊文春のいわゆる “トップ屋” として活躍するなかで、三越・岡田社長を退陣に追い込んだ「三越の女帝・竹久みち」を月刊「文藝春秋」に発表したのはこの人です。
事件としては私の記憶にもありますが、書き手の大下英治の名前は頭に残っていません。本の著書紹介に「圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする」とあります。その記者感覚と多くの保守的な政治家への取材の経験を踏まえて「自共対決」が本格的にはじまった!と実感したのでしょう。
松本善明さんもコメントへの返信で「彼もどんどん変わりますね」といっていますが、注目していきたい書き手です。なお大下氏は1944年広島生れ、1歳の時被爆、父を失うとあります。
昨日のkaeruの予告「参議院選挙での11選挙区での野党共闘勝利の意味です」が今日のその2 になります、これはこの記事でよくわかります。
自民党は勝てるところでは勝ったが、勝たなければならないところでは負けた、ということです。勝たなければならない選挙区を “重点区” といいます。その7重点選挙区は青森、宮城、福島、新潟、山梨、長野、三重なのです。「集中砲火」だと称し自民党安倍首相を先頭として表にあるように送りこみました、が全敗です。
この日の「しんぶん赤旗 日曜版」の一面です。
この見出しに「参議院選挙での11選挙区での野党共闘勝利の意味」がよく示されていると思います、いかが受け止められたでしょうか。