葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

「てんがらもん」245回 ゲスト席に座って。

2016-12-02 22:44:56 | 「てんがらもんラジオ」

「てんがらもんラジオ」245回は、

http://www.ustream.tv/recorded/92987422   です。

 

   一日の経つのは早いものです、特に12月は、だからこんな「つぶやき」に目を向ける人は余り忙しくない人でしょう。それでマイクに向かった中学時代を思い出したことから話します。

   何年生の時だったか、全校向けに作文を放送する時間があって、ある時私の作文を放送することになってしまいました。その時イヤイヤながら放送室に向かったことを憶えています。何故ならその作文はまったく気に入らないものでした。一夜漬けの間に合わせに書きなぐってきた、という気分が拭えなかったのです。

   それと合せその作文を推薦したのがクラス一の悪ガキだったのです。卒業時には学校でも札付きになり、式にも出て来ずでした。そんな彼が何故この作文を推薦したのか、そんな気持も抱きながら廊下を歩きました。

   今回話し手としてスタジオに座った経験を振り返った時、中学時代のこの記憶が蘇ってきたのは、「生で生を話す」ということにあったという思いです。あの作文が気にいらなかったのは書いた者の思いであって、書かれたものには間に合わせがゆえに一番感じたことが書かれていたのでしょう。あの悪たれが、こん畜生!と歯軋りしながら生きていたに違いない彼が、そんな所に何かを感じたに違いありません。

   昨日の朝、ゲストらしく話せるようにメモ程度でも整理しておこうかと思いましたがワイコマさんが、案内したい所があるというので誘いに乗りました。そこが「昭和溶岩地帯」 です。                            

 

   ここでの印象が今回の旅の集約になりました。

   桜島をはじめとした自然の姿だけでなく花瀬望比公園、知覧、明治維新時の薩摩藩の動向などなど歩いて見て聴いて迫ってくるのはエネルギーです。大地のエネルギー、時代を転換させていく人間のエネルギーなどなど。最後に訪れた「椋鳩十文学記念館」、ここには同じエネルギーがもう一つの別の形をもって噴出していると思えます。それは刻々を生きているもの、生きてきた者の息吹を伝えてきます。

   スタジオに座ると横に時刻が秒単位で表示されていきます。刻々を生きていることがここでは秒数字で示されます。ブログもまた刻々を生きている表れです、多くは1日を単位の積み重ね。「てんがらもんラジオ」は1週間周期の刻々であり「Chidoriのブログ仲間の旅」は一年の一度の触れ合です。

   ブログの1日、ラジオの1週間、旅の1年、これ自体が私たちにとって生きている鼓動です。その鼓動は「FMぎんが」という放送機能によって支えられています。放送の生の現場に座って、私たちの鼓動を更に大きく広くするうえで有り難い場だと強く思えたゲスト出演・生の体験でした。

 

追伸、

mappeeさんの第一報です   mappeeさんの鹿児島旅行その1  

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

余泊の話、帰る所のある旅。

2016-12-02 09:39:28 | ブログ仲間

   一昨夜ワイコマさんの話のなかに余一というお酒の話がありました。

   日本中を廻ってそこのお酒と人情を味わっているワイコマさんの話です、旅とお酒と人情、本物と早成物の違いなどなど。その余一の余が頭に残っていまして、旅の余韻を味わいたいと無意識の舵が働いたのでしょう、ここは千葉県津田沼です。

   昨日の桜島での晴れも見事な雨あがりの晴れでした。東日本のここも見事です、ただ朝の日を受けるものが桜島の山肌かビルの固き面かの違いはあります。

   なぜkaeruがここにいるか?

   kaeru夫人が恐くて家の玄関を開けられないというわけではありません。

   それどころか旅に出る時「帰ってきてね」と玄関で両手で抱きしめたところまではいきませんでしたが、両の掌でタッチされました。こんなことは我が人生で初体験、それは我が心臓のための薬を携えてという初体験と結びついていた、そうなんだなー、と。

   外へ出るということは内の持っている意味を知ることなんだ、と、照れ隠しに一言添えます。

   

   羽田空港駅で、京急と京成を間違いました、こう書けば旅の名人・ワイコマさんでしたら直ぐに分かってしまうでしょう。

   そんなことでホテルメッツ津田沼のチェックアウトは11時ですが、通勤時間も終わりでしょうから帰るべきところへ向かいましょう。

   帰る所のある旅、待っている人のいる旅を続けられることは旅の醍醐味の一つでしょう、その人に感謝、そういう機会をつくってくれる仲間に感謝です、有難うございます。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする