今日の「てんがらもんラジオ」を紹介するChidoriさんのブログの写真の一枚です。
そのブログは、chidori-20161229 で、
番組は http://www.ustream.tv/recorded/98431973 で。
この写真にChidoriさんがつけている紹介文とは違いますが私の紹介文。
鹿児島県の川柳界をリードする3人、男性が鹿児島県川柳協会・麻井文博会長、後ろの女性は同副会長・馬場ナオミさん、そして手前はおなじみの紅雀さん、ここでは鹿児島県川柳協会前会長石神紅雀さんと記すべきでしょう。
「てんがらもんラジオ」とのつながりで今年を振り返った時、生まれてはじめて川柳を詠んだ、それにはまっている、そんな思いでいるであろう人があの人この人と浮かんできます、私もその1人ですが。
いったい川柳の魅力は何か、何が私達をとらえているのか、そんな思いへの答が今日の番組で見られました。それは石神さんが川柳の話ではなくキンカンのことを話していた時の手の動きです。
口はもちろんかなり活発に、それ以上に手が動くのです。自分の思いを表現したくてしたくてたまらない、私は耳が悪いのでアイパッドのスピーカーに耳をつけて聞いていたのですが手振りに気をとられて離れてしまい内容は分かりません。
ただこの自分を表現したい、その気持ちはいたく伝わってきました。それが川柳で出来るという喜びが鹿児島県川柳協会前会長を、現会長と副会長をとらえ伝播して私達が伝染した、ということでしょう。その伝播力を考えると川柳会ではなく川柳界と言いたくなるのです。
川柳についてこんな文章がありました。
川柳は約250年、庶民の共感や連帯感を生みだしてきた文芸です。「そうそう、そうなんだよ」と共感しつつ川柳を読む楽しみは、江戸時代も今も変わりません。
この文章の「読む楽しみは」を「読み詠む楽しみは」にしたいと思うのです。