葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

自分の歯、自分の頭。

2016-12-30 22:50:52 | kaeruの『資本論』

   入れ歯の前二枚が欠けたので歯医者に行ったのはかなり前でしたが、入れ歯を作ったのが五年前、かなり口に合わなくなってきたと思っていたので作り直すことにしました。

   正月までには新しい歯で、と急いでもらったせいかできたものが口に合いません。年明けに調整することになってそれまでは上の入れ歯が新しい歯、下が今までのものという新旧の取り合わせで正月料理を食べることになりました。

   この五年間に自分の歯が4本無くなって、現在は3本そのうちの一本は危険状態ですから80歳で20本からみると相当危機状況だと思いますが、何より食べるものが旨くないのが困るのです。残った歯で噛む煎餅と入れ歯でかじるそれの違いに、いかに自分の歯が自分らしさの基本になっていたかを痛感しています。

   これは歯のことだけでない、というより歯以上に自分のらしさの基本になっている考え方、これが私の考え方だと味合える脳内にする自覚した努力が必要です。今夜のカテゴリーは「kaeruの『資本論』」、先日今年最後の資本論の講読会でしたが今回もまったく目を通さず参加して担当者の報告を聞くだけでした。

  前回の講読会の該当部分は一読してノートにするつもりのままになっています。先ほどノートを取り始めましたら文中に第1部で解明されていることが注記されていました。その部分に目を通したのですが、学んだおぼえがないのです。第9章でかなり短い章です、第8章「労働日」は報告担当で力をいれたのでその後を流してしまったのでしょう。論理の組み立てからなっている資本論ですから、気をゆるめるとこういうことになるのです。

  とはいえこれだけの大書です、進んだり戻ったりして脳内に蓄積されていくのでしょう、急がず緩めず自分の頭で考えるということに徹しましょう。

コメント (10)
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