吉川孝昭さんの「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」
「kaeruの純情詩集 綾の死、浪子の死」
男はつらいよ第18作には二人の女性の死が描かれています。一人は作品のテーマとして、もう一人は劇中劇で。
「人はなぜ死ぬのか」、二人とも人生の最期の言葉として男に問いかけています。
寅は旅先の信州上田(kaeruの故郷)別所温泉の芝居小屋で「不如帰」を観ます。
浪子が夫に向けて「千年も万年も」(貴方と一緒に)生きたい❗️と……。
綾は寅さんに、
綾の人生最期の「愛の告白」だったと思います、哀しいけれど……。
同時に、寅さんの答えも含めこのシーンは、
雅子の言葉の内容でもあります。