kaeruのつぶやき

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kaeruの俳句は?

2022-02-21 22:37:00 | kaeruの五七五

18日にここで仲間の俳句を我一人のみ選句しなかった言い訳を述べたままでした。それではアンタはどんな句を詠んでいたのですか? と何方から言われずにいましたが自らふりかえってみます。

見出しの五句がそれですが世話人の添削をえて載せていますので元の句を、

春近しちかしと君のつぶやける
 元・春近し近しとつぶやき立つ人よ  (この句は4人が選句)
(世話人添削「人を君にすると、妻かもしれないし夫かもしれないし、読者はそれぞれに想像できるかも……」)
 
日めくりを捲る指さき雨水かな
 元・日めくりに雨水とありて捲る指  (これは1点句=一人が選句)
(世話人添削「指先に湿りがあるように感じられて、雨水が効いてきます」
注 : 雨水とは「アマミズ」ではなく「うすい」、二十四節気の一つ、太陽暦で2月20日頃。立春になって初めて雨が降ることをいう。)

老ふたり旧正月の海を見に 
これはそのまま、1点句。世話人の評「お正月でなく、ちょっと人出の少なくなった旧正月にでかけたというのがこの句のミソ」)

菜の花が咲いたよスマホを見て眠る
(これもそのまま、選外=選んだ人ゼロ。世話人評『外に出られないコロナの世、スマホに送られてきた「菜の花が咲きました」という写真付きのメール』)

何ものかさがし続けて浜辺春
 元・探しもの探す姿よ春海辺 (選外。世話人評「海辺で何を探しているのでしょう」)

以上kaeruの「二月の五句」です。