見出しの絵はこちらからです、
対局の会場から見えた富士山への登山に例えての問いに、この返答が即座にかえってくる頭の回転と語彙の豊かさ、並の天才ではないのです。
こちらは江戸時代の天才、天野宗歩(幼名留次郎)のこと。
かなり以前たまたま目にした「天野」の二字に引かれて買ったのでしょう。文庫で八巻まであるものですが多分直ぐ読もうとしたわけではなく、将棋が分かるものではないのですから取り敢えず第一巻だけでもというわけだったのでしょう。今では古書店にもあるかどうか、今日の藤井ブームを予測できたらと思い残念。
ここにあるように留次郎は三歳の時からかなりの指し手になっていたのです。その比較では藤井聡太さんが将棋をはじめたのは五歳だそうですから、留次郎君の方が早かったわけです。
天野宗歩については、