100年人生とか言われはじめていますが、この時代に相応しい時代を見る目のためには、いよいよ1000単位で見る目が必要になっているようです。
現在の「ウクライナ」を理解するうえで、2014年のクリミヤ半島を知らねばならないと知り、ブリタニカ国際年鑑を広げました。
この記述の最後の数行です。
「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は3月、ロシア系住民の保護を口実にクリミヤへの軍隊派遣について連邦議会の承認をとりつけ、数日間でクリミヤ半島を事実上制圧した。
2014年3月16日、クルイム自治共和国で住民投票が行なわれ、97%と圧倒的な得票でロシアへの編入が支持された。これをうけて3月18日、プーチン大統領はクリミヤをロシア連邦に編入する条約に署名した。」
ロシア軍の侵攻の背景を理解するためには3000年に及ぶ、ウクライナ周辺の大国による支配権の争奪過程があります。