kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

民の目から見えてきた「前兆」。

2016-05-22 22:25:09 | 「真田丸」

   歴史上の人物というと大河ドラマの主人公として出てくる人なのでしょうが、尾藤道休とは? 今夜の「真田丸」を観なければ全く目に触れることもなく終わっていたでしょう。これからも目に触れることがないでしょう。

   今夜のTVに登場し尾藤道休を演じた俳優はどういう人なのか、多分TV画面では紹介されていたのでしょうが、この本には出てきてません。

そこで「尾藤道休  俳優」で検索したら、

   横田栄司さんという文学座の方でした。今夜の「前兆」を「予兆」と間違えていました、直ぐ気付きましたが。

   確かにわずか数分の出番でした。とはいえ役割としたらかなり大事な役でした。例えば道休と同職の門番17人が捕らえられ磔にされます。その一人一人に名前があったでしょう、どこかの古文書の中にその名は記されているかもしれませんが、その代表格としての尾藤道休です。

   役割については信繁と三成の会話から伺えます。信繁「実のところ、あの落首は誰の仕業だったのでしょう」 三成「民の仕業だ。大勢の民が、殿下に対して、同じ思いを抱いた。それが、あの落首になったのだ」

  その民の一人としての尾藤道休です。


蛙の季節がやって来た。

2016-05-20 22:14:56 | 蛙百態

    自然界の蛙はすっかり冬眠ボケから目覚め恋の季節へ、レッツゴーなんですが、我が身はボケの気持ち良さから抜けられずにいます、早く恋に目覚めなければ、頑張れボケカエル!

ということで、

この写真をchidoriさんのブログからお借りしてきました。

   親子カエルの子蛙が亀の子のようです。どこかの店先の様でもないので、カエル好きの人の家の玄関でしょうか?

   親カエルの背中に子カエルが乗って、というのは置物だけかと思っていたのですが検索すると、子カエルの得意そうな顔!

ここには蛙百態、その中から、

雨に当たらないようにしている、進化した蛙? 道具を使うことを知った!

こちらは適時な休息の必要性を教えてくれる姿です。

隠している所を見るとお臍があるに違いありません。


「てんがらもん」217回 老夫婦と少年。

2016-05-19 22:06:42 | 「てんがらもんラジオ」

   今日は番組を視聴しながらアイパッドの画面が安定せず、ゲストの三角清子さんの話を聴き取ることが殆どできませんでした。録画を見なければと思いつつ終わったのです、がその時ももしやという不安があり、その不安が当たってしまい録画がありません。

   三角さんは1年前の4月30日にゲストとして映画「ゆずの葉ゆれて」の制作をあつく語っています。完成した映画の宣伝用チラシから、

         

チラシには「本当の幸せとはなんだろう。」の問い掛けがあり、「鹿児島の自然の中で暮らす老夫婦に別れが近づいた時、家族同然に隣に住む少年は、いくつもの涙を越えて昭和を生きたふたりの姿を知る。きずなと思いやりに触れ、少年は一歩前に踏み出していく。」とあります。

三角さんが配役を頭に浮かべた時、まず老婦人役に松原智恵子さんを据えたそうです、そして松原さんに相応しい夫役に津川雅彦さんを配したと言われました。ですからチラシに「幸せとは」の言葉とあわせて

「おじいさん、皆は苦労ばかりだったねというけど、私は幸せでしたよ。」

の1行が書かれているのです。

   私もまた老夫婦の一方であるのでこの言葉の場面ではつい涙をふくことになるでしょう。 

  原作者の佐々木ひとみさんもこの映画を観て、

「冷静に、冷静に、とは思っていたのですが、しょっぱなから泣きっぱなしで、途中から、恥ずかしいし、めんどくさいので、涙をぬぐうのをやめました(笑)。」 

   ですから我が老夫婦共々泣けてくるのでしょう、久しぶりに気持よく泣ける映画です。

   鹿児島から日本全国へ、そして日本から世界へ「本当の幸せとはなんでしょう?」と問いかける映画です。


落語。

2016-05-18 21:35:08 | どこまで続くかこのブログ

こういう「署名のお願い」がメールに入ってきました。

   かなり前に町のホールで聴いたことがあります歌丸師匠の落語。「笑点」の司会者を身近に見ていっそう親しみを感じていました。TVをよく観ていた頃はチャンネルをあわせていたものでしたが、最近はご無沙汰でした。

  「賛同!」をクリックしたあと「落語」と「笑点」を検索して雑学的なことが分かり、落語界もなかなか複雑な人間模様を描いているなと見えてきました。師匠とか兄弟子とか一門とか、こういうなかで話芸を磨いているからこそ古典落語の味も出せるのだろうと思えます。それを見て聴いて笑い納得したりしている私達も同じような人間模様をまとっているのです。

   落語界から人間国宝になったなかに小三治がいました。柳家小さん、桂米朝に続く三人目ですが、小さんが9代目柳家小三治で3人目の人間国宝の小三治が10代目です。この人のことが頭に残っているのはやはりTVでの視聴が多かったこと、私より2つ若い世代でしたので、同世代という感じがあったのでしょう。

   歌丸さんの年齢は私の一つ上でした。開始50年になる「笑点」の最初からのメンバーだそうで、次の日曜の番組が最後の出番です。ご苦労様でした、あとは「天敵」円楽さんでしょうか。17時半日テレにチャンネルを合わせてみましょう。


今日は一昨日。

2016-05-17 21:06:20 | 葉山そして人

   「今日は一昨日」とは本当は今日やる予定のことを一昨日やっておいた、ということです。一週間ほど前にオジさんから薩摩芋の植えつけを手伝ってくれとのことで17日に行くことになっていました。

でも17日は雨になりそうだよ、と予定を早めていたのです。

午前中に買って来た芋の苗がこれ、

手伝うと言っても私のやれることは畑の土起こしです。

スコップで土を起こすのが私、あと堆肥用に枯草を巻きこみ畝をつくり、苗を植えるのはオジさんとkaeru家の農婦、こうして植え終わった景が、

秋には美味しい薩摩芋の収穫です。


これは3月の馬鈴薯を植えつけた時の景で3月4日のブログからです。

それが一昨日には、

確実に育っていました。

  15日はオバさんの月命日でもありましたので、晩酌と夕食に付き合いました。この家に来ると自宅と同様にお茶の準備は私の役目で、お茶はこれです。

薩摩芋の植付けと知覧のお茶、これで晩酌が芋焼酎でしたら、と思ったのですがビールと宮城のお酒でした。


緊急地震速報

2016-05-16 22:12:02 | どこまで続くかこのブログ

   まだ1時間たってはいませんが脇に置いてあるスマホが鳴り出し、画面に「緊急地震速報」の文字が。とりあげて見る間にかすかにカタカタという感じでした。「茨城県で地震発生。強い揺れに備えて下さい(気象庁)」と出ていました。

   タブレットで検索すると葉山は震度2、あの微かな揺れが震度2と確認出来ました。あらためて熊本・大分の地域で人々が震度2でも大きな不安にさらされていることを思います。あわせて検索した画面では、

 この都度アラームが鳴ったのでしょう、「子どもがおびえる」と書かれていましたが、大地震の後この間隔でそれも深夜です、どれほど眠れぬ時間を過ごされていたか、いや今過ごされているか、心の重いことです。


人の恋路を……。

2016-05-15 23:11:10 | 「真田丸」

 「恋路」という文字を見て「人の恋路を邪魔する奴は……」という言葉が頭に即座に浮かんでくるのは、青春時代の邪魔された怨みつらみが深く残っているからでしょうか。具体的な事は個人情報に関わることですので公開は憚れることです。

  さてこの続き「~奴は……」の「……」の部分です。

  浮かんできたのは「~奴は犬に食われて死んじまえ」だったのですが、念の為に検索したら「馬に蹴られて死んじまえ」がでてきました。犬もありますが、馬の方が多いのです。 この言葉は七・七・七・五の口調ですから都々逸なのでしょう。だとすれば秀吉の時代にはなかったでしょう、がいつの世のことでもある感情として、どなたかが思わずつぶやいてもいい言葉です。するとやはり犬より馬の方が実感がありそうです。

全然ドラマ内容に関係なしですが、もう一つ都々逸から、

  人の恋路を邪魔する奴は窓の月さえ憎らしい 

   これは「kaeruのつぶやき」などという無粋な横書きブログで目にするより、某所で三味線の音にのせて聴いていると仮定して下さい。

  来週は「前兆」、波瀾万丈への序曲でしょう。


真田信繁と川柳。

2016-05-14 20:30:09 | kaeruの五七五

   

   これは岩波文庫の『初代川柳選句集 上』でアマゾンの該当部分です。岩波文庫に「川柳集成」として8冊ワンセットのうちの一冊です。このところ川柳についての「つぶやき」が多くなっているのですが、このセットを買い込んだのはかなり以前でした。やはりブログの繋がりで俳句を詠んでいた人が「川柳について知りたい」と書き込んでいたので「 私も知りたい」と思ったのでした。

   そういう時は不思議と関連した本が目の前に現れるのです。こういうあまり売れない棚のスペースを取る物を大型書店か専門でもない店が置く機会は極小でしょう。たまたま入った普通の本屋の棚で見つけ、これも偶々資金が懐にあったために入手した訳です。

   ところがその人のブログが休みに入ってしまい、私の関心も他に向いてしまい、川柳セットは我が家の本棚にしまわれたままで今日まで。それで今日手にして開いて見たらでこんな句が目に入りました、

   村中を酔ハせて真田ずつとぬけ

  大河ドラマ「真田丸」が真田信繁の九度山脱出をどう描くか、この句の「村中を酔わせて」抜け出す光景を見せてくれるのか興味あるところです。

   この句が載っている「さくらの実」は明和四年とあります。信繁が九度山を出大坂城には入ったのが慶長十九年(1614)、明和四年は1767年で153年後でした。この頃は信繁でなく真田幸村と呼ばれていたでしょう。

   平山さんの『真田信繁』にこうあります。

【 江戸時代前期になると、天下簒奪の野望に燃え、若き豊臣秀頼を滅ぼそうと牙を研ぐ徳川家康とねばり強く戦い、家康を追い詰める真田幸村として復活する。

  真田幸村は、信繁をモデルとする新たなキャラクターである。それは公然と幕府批判ができない江戸時代の民衆にとって、徳川を追い詰めるヒーローとして迎え入れられた。】  

   今から250年ほど前のこの川柳から、徳川幕府の下での一庶民の気持が伝わって来ます。それにしても今から150年ほどの前の出来事を、例えば明治維新前後の諸事件を詠みこんだ川柳があるのだろうか。川柳の有している可能性はかなり深く大きいと考えられます。


親子掛け合い川柳。

2016-05-13 21:56:15 | kaeruの五七五

    昨日の「てんがらもんラジオ」で向井さんが地元の小学校での親子掛合い川柳の話を紹介してました。4年生が半成人の取組みとして冬休みに行われます。掛け合いは親から子でもその反対でもいいそうで、面白そうでしたので類するものを検索してみました。

   すると神奈川県秦野市にありました、半成人式ではありません。市の教育委員会の取り組みで、これです。

中にある「昨年の入賞作品」を拡大します。

   親側は両親だけでなく爺婆も参加してます、この例句では孫の琴音さんの方が「良いなー」と爺の立場では思います。

   昨年が第6回でした、第1回からの作品が読めますのでここをクリックしてみて下さい。

https://www.city.hadano.kanagawa.jp/s-gakushu/senryu6.html


人生百態 オマケ。

2016-05-13 17:59:13 | 「てんがらもんラジオ」

   昨日「石神さんのブログには大会でのご自分の句が紹介されていません」とつぶやきましたら紅雀さんの耳に届きまして、披露していただきました。

関係の句は下の素敵な「紅雀川柳ブログ」でお読み下さい。

写真部分以下はこちらをクリックして下さい。

http://synjyoko.exblog.jp/25792162/

 (石神さんへ。紹介されている句を書き写そうとも思いましたが、写す面倒さという怠慢さとブログの素敵さを見て頂きたく、無断借用しました。ご容赦下さい。)

 

なお、昨日紹介しました「乱舞する血よあなたに逢ってから」は矢張り聴き取り違いで、「乱舞する血潮あなたに逢うてから」でした。