ロンドン・ナショナル・ギャラリーで観た「マンテーニャとベッリーニ」展は、現在ベルリン国立美術館で巡回展示中であるが、ベルリン展にだけ出展される貴重な色彩素描(写本風)があったりするのが羨ましい...
https://www.mantegnabellini.de/en/
で、実はロンドン「マンテーニャとベッリーニ展」に関する二つの展評を読むべく格闘中である。
(左)「The Burlington Magazine」2018年12月号 Keith Christiansen(キース・クリスチャンセン)
(右)「La Repubblica」2018年12月27日付 Francesca Cappelleti(フランチェスカ・カッペレッティ)(Grazie!>Fさん)
見出しには「face to face」に「vis-a'-vis」。でも、画面フューチャーされている作品が違っているのが興味深い。
で、キース・クリスチャンセンの展評をザクッと読んだら面白すぎて、珍しくも横文字苦手の私が英語辞書片手にきちんと読むべく挑戦し始めてしまった。この展評を読むにあたっては作品参照のため展覧会図録が外せない。クリスチャンセンも書いているが、論文中心で展覧会図録としては非常に見難いのだけれどね
ちなみに、この展評の中に「展覧会」について結構醒めた見方をしている興味深い一説があった。
「By their nature, exhibitions are artificial constructs defined by practical limitations. Some are self-imposed to underscore specific objectives. Others are the result of the realities of what can or cannot be lent or displayed.」(P.1040)
なんかだか、8月から始まる日本での「カラヴァッジョ展」に想いを馳せてしまった...
で、レプブリカ紙の方は私のイタリア語力では難し過ぎて、ちょうど土曜日のイタリア語教室が私ひとりだけだったので、美術に興味の無い!先生にお願いして概略を訳してもらった。後半は先生が飽きてしまって(サッカー記事なら燃えたのだろうけど)ウヤムヤで終了(;'∀')。ということで、私もアバウトだし(汗)概略がわかっただけで良しとすることにしよう
いづれにしても、横文字苦手って哀しくも大変なのだよ