花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

スペインのカラヴァッジョ(?)《エッケ・ホモ》競売阻止!

2021-04-12 21:14:02 | 西洋絵画

ゲストのむろさんさんからの情報です。(むろさんさんに感謝です!!)

ホセ・デ・リベーラの弟子作品として、マドリードのオークションに掛けられる予定だった《エッケ・ホモ》が、カラヴァッジョ真作ではないかとの専門家の指摘があり、スペイン政府が急遽、競売を阻止したとのこと。

https://www.afpbb.com/articles/-/3341160?act=all

https://www.artribune.com/arti-visive/archeologia-arte-antica/2021/04/dipinto-attribuito-caravaggio-asta-1500-euro-spagna/

カラヴァッジョ帰属(?)《エッケ・ホモ》

画像を見ると、カポディモンテ美術館(ナポリ)のカラヴァッジョ《キリストの笞打ち》.にちょっと似ているようにも思えるのだが、うーむ、果たしてどうなのだろう??

私的には、当時はスペイン領ナポリだったから、ナポリのカラヴァッジェスキの手による可能性もあると思うし、これからの詳細な調査による続報に期待したい。とにかく、カラヴァッジョ偏愛としては実物を観てみたいものだ。



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山科さん (花耀亭)
2021-04-20 22:26:45
プラドのレポートの抜粋紹介、ありがとうございました!!興味深く読ませていただきました。
レポートでも、画面の劣化は大きいものの、作品自体は優れていると見ているようですね。制作時期の推定や、帰属を裏付けるとする資料類ですが、解釈の問題もありますから、先ずはやはり作品自体の詳しい調査が待たれますよね。
貴重な情報をありがとうございました!! プラドのレポートの続報が楽しみです。
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訂正 (山科)
2021-04-20 08:11:35
URL  間違えました
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PRADO REPORT (山科)
2021-04-20 07:46:39
プラドのレポートの抜粋の英文紹介がありました。URL
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山科さん (花耀亭)
2021-04-18 01:28:15
やや不鮮明ですが、作品自体は確かに良い絵かもしれませんね。おっしゃる通り、私も左下の男の顔に既視感を覚えます。本当に実物をぜひ!観たいものです。
で、近年の真作発見?はなんだかお金がらみが多そうですよね(;'∀')
スペインがあの《聖アンデレの磔刑》を流出?!悔し過ぎてトラウマになるのが了解できます(^^;。今回は果たして??ですよね。
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左下の顔 (山科)
2021-04-17 07:47:48
カラバッジョは、実は門外漢なんで、まったく自信はないんですが、意外に良い作品かもしれませんね。最近の西洋絵画オールドマスターの新発見?は、ひどい作品だなー、金儲けしか考えてないマスコミは、、という感じのニュースばかりでした。最後に良かったのはブリューゲルの「聖マルチンのワイン」、プラドのモナリザかな。
 左下の顔が、なんとなくカラバッジョの他の絵でもみたような顔ですね。そのまわりの黒い部分がよくわからない。
  プラドとスペインがやけに性急なのは、1976年にカラヴァッジョの「聖アンデレの磔刑」がスペインから流出、現在 米クリーブランド美術館、というのがトラウマになっていると、海外紙に書いてありました。
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山科さん (花耀亭)
2021-04-16 21:30:19
ガーディアン紙&イスラエル紙の記事ご紹介、ありがとうございました!!
https://www.theguardian.com/world/2021/apr/08/spain-blocks-export-painting-thought-caravaggio

111cm ✖ 86cm。確かにサイズ情報は大切ですね。意外に大きい作品だと思いました。
イスラエルの記事も読みましたが、やはり、これからの更なる調査が期待されますね。
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SIZE情報 (山科)
2021-04-16 06:23:54
キャンバス画で111cm by 86cm
英国  ガーディアン紙から。
サイズわからないと、どうしようもないのですが、意外とサイズ報道されてないですね。20cmと1mでは大違い

他では イスラエルの英字紙が詳しかった(URL) SIZE無しの記事ですが。。
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