ボローニャのFさんからレプブリカ紙の記事を送っていただいた。(Grazie!!>Fさん)
記事はこれから読む予定であるが、とりあえず、その内容をサクッと...
カラヴァッジョお気に入りのモデルであるフィリーデ・メランドローニは、《ホロフェルネスの首を斬るユディット》などのいくつかの作品に登場しているし、彼女の風貌は失われたベルリンの肖像画の白黒写真で私たちも良く知るところである。
カラヴァッジョ《フィリーデ・メランドローニの肖像》(1597年頃)(元)カイザー・フリードリッヒ美術館(1945年焼失)
なんと!そのフィリーデの新たな肖像画とされる作品が発見され、5月~7月までパラッツォ・バルベリーニで展示されたようだ。果たしてカラヴァッジョの手によるものかは不明であるが、帰属させたいと思っている研究者も多分いる模様。
17世紀初頭にローマで活躍した画家《若い女性の肖像》個人蔵(80 x 65cm, キャンバスに油彩)
※ご参考
http://www.arte.it/notizie/roma/un-inedito-a-palazzo-barberini-%C3%A8-la-fillide-di-caravaggio-20403
さて、作品調査がなされているとは思うが、果たしてどのような結論(?)になるのか、私的にも興味津々である。