花耀亭はロック好きです。1990年2月、仙台からはるばる熱海のMOA美術館に尾形光琳「紅白梅図屏風」を観に行ったのも、実は東京ドームでのローリング・ストーンズ来日公演との抱き合わせ上京でした(^^ゞ
ところで、ストーンズは未だ現役で頑張ってくれていますが、同じくロック史上に名を残すレッド・ツェッペリンはドラムスのJ・ボーナムが事故で亡くなり解散してしまいました。ギターのジミー・ペイジは指もすっかりドラエモン化してしまい、昔日の演奏を期待するのも夢のまた夢…(^^;;;
ところが、日本の名古屋に、大胆にも当時の演奏を再現してしまおうと結成されたCINNAMONというZEPコピーバンドがあるのです!
http://www.renai.gr.jp/user/stairway/
仙台に居た時、花耀亭もCINNAMONライヴを観に行き、会場を埋めたLED ZEPPELINファンの熱い心に触れることができました。ZEPファンはCINNAMONも同時に受け入れ楽しめる心の余裕を持っていました。皆でZEP祭りを楽しんだのだのです。
さて、長い前置きになったのですが、今回の「ラ・トゥール展」には真作とほぼ同じ数ほどの工房作品や模写作品が展示されています。確かに真作と模写作品とが入り混じり、見難くわかり辛い面もあるかもしれません。ナポリのCARAVAGGIO「晩年期作品展」のように、真作だけをまとめた展示の後に、真作新提示作品や参考作品を展示するのが順当なのでしょう。
しかし、今回のラ・トゥールの場合、作品の年代測定も議論の最中のようで、時系列に並べるのも無理があるようです。今回の企画展示は「アルビ<キリストと十二使徒>」「ヴィエル弾きシリーズ」などにグループ化して、真作と模作を並べ、「昼の情景」と「夜の情景」のある複雑な画家ラ・トゥールの全体像を見せているのではないかと思いました。
花耀亭はラ・トゥール作品に心惹かれるるうちに、それを模写した作品もなんだか興味深く観ることができるようになりました。「聖アレクシウスの遺体の発見」などみごとな模写で、失われたオリジナルがますます観たくなります。小姓の衣装が薄紫色のヴァージョンの優れた模写作品がロレーヌ博物館にもあります。模写ではありますが、2作品を並べて観たいな、なんて思ってしまいました。
ロックではありませんが、模作はそれを写した画家によるオリジナル画家へのトリビュート作品なのだと私は思うのです。
CARAVAGGIO「キリストの埋葬」などはルーベンスを始め数多くの画家が模写しているようです。それらを集めたトリビュート・アルバム、じゃなかった、CARAVAGGIOトリビュート作品展をぜひ観てみたいものだと思っている花耀亭でございます(^^)
ところで、ストーンズは未だ現役で頑張ってくれていますが、同じくロック史上に名を残すレッド・ツェッペリンはドラムスのJ・ボーナムが事故で亡くなり解散してしまいました。ギターのジミー・ペイジは指もすっかりドラエモン化してしまい、昔日の演奏を期待するのも夢のまた夢…(^^;;;
ところが、日本の名古屋に、大胆にも当時の演奏を再現してしまおうと結成されたCINNAMONというZEPコピーバンドがあるのです!
http://www.renai.gr.jp/user/stairway/
仙台に居た時、花耀亭もCINNAMONライヴを観に行き、会場を埋めたLED ZEPPELINファンの熱い心に触れることができました。ZEPファンはCINNAMONも同時に受け入れ楽しめる心の余裕を持っていました。皆でZEP祭りを楽しんだのだのです。
さて、長い前置きになったのですが、今回の「ラ・トゥール展」には真作とほぼ同じ数ほどの工房作品や模写作品が展示されています。確かに真作と模写作品とが入り混じり、見難くわかり辛い面もあるかもしれません。ナポリのCARAVAGGIO「晩年期作品展」のように、真作だけをまとめた展示の後に、真作新提示作品や参考作品を展示するのが順当なのでしょう。
しかし、今回のラ・トゥールの場合、作品の年代測定も議論の最中のようで、時系列に並べるのも無理があるようです。今回の企画展示は「アルビ<キリストと十二使徒>」「ヴィエル弾きシリーズ」などにグループ化して、真作と模作を並べ、「昼の情景」と「夜の情景」のある複雑な画家ラ・トゥールの全体像を見せているのではないかと思いました。
花耀亭はラ・トゥール作品に心惹かれるるうちに、それを模写した作品もなんだか興味深く観ることができるようになりました。「聖アレクシウスの遺体の発見」などみごとな模写で、失われたオリジナルがますます観たくなります。小姓の衣装が薄紫色のヴァージョンの優れた模写作品がロレーヌ博物館にもあります。模写ではありますが、2作品を並べて観たいな、なんて思ってしまいました。
ロックではありませんが、模作はそれを写した画家によるオリジナル画家へのトリビュート作品なのだと私は思うのです。
CARAVAGGIO「キリストの埋葬」などはルーベンスを始め数多くの画家が模写しているようです。それらを集めたトリビュート・アルバム、じゃなかった、CARAVAGGIOトリビュート作品展をぜひ観てみたいものだと思っている花耀亭でございます(^^)
おっしゃるとおり、音楽でも美術でも文学でも、はじめは模倣から入るものですし、尊敬する先人を模写という儀式を通して消化してこそ理解できる部分、表現できる部分があるのだと思います。って、ろくに模写制作をやったことのない私に言えたことではないのですが。
ツェッペリンだツェッペリンだ、ヤッホーアッホ~♪ツェップ大好きのシルフちゃんです。
カラヴァッジョにツェッペリン。う~む、柿の種チョコレートかオカキ巻きみたいな組み合わせやけど。これが実に旨いねんな。Juneさんナイスだぞ。
ツェッペリンは、bootlegにも結構いいアルバムがあって「tangeline」(live)とかが聞きたくなってきたぞ。今度写真でアップしようっと。
そ~いえば、英語の発音はゼペリンなのに、ついつい癖で、ロンドンのレコード店で「レッド・ツェッペリン」と言って恥をかいたことがあるな。「クラウス・シュルツェ」なんかも「シュルツ」と店員に丁寧に訂正されたり…。
話が全然それておるな。「こち亀」の檸檬みたいな喋りになっておるな(笑)
上野の駅の構内にあるカフェ・・
先日 ラトゥールの帰りに入りました
なんだか 音がうるさかったけれど
お変わり自由だったので 花丸カフェでした
ミニスカートのお姉さんたちもかわいかったです 笑
>尊敬する先人を模写という儀式を通して消化してこそ理解できる部分、表現できる部分があるのだと思います。
本当に音楽でも絵画でも..仕事でも、桂田さんのおっしゃる通りだと思います。そこから自分を表現して行かなければならないですね。同時に、偉大な先人を超えることは決して易しいことではありませんし...大変です。
ピカソやダリも古典的画法をしっかり学んだようですし、初期作品にはその影響が見えます。きっと古典絵画の模写もしていたんじゃないかな、なんて思っていますが、どうなのでしょうね?(^^;;
私も書きながらゼペリンが聴きたくなってしまいました♪
ところで、会社でシルフさんブログのプロフ写真を拝見しましたよ~。でも、さっきチェックしたら変わっていたので残念でした(笑)
CARAVAGGIOもゼペリンも、時代に与えたインパクトはもの凄いものがあったように思います。う~ん、柿の種チョコレートでしょうか?(笑)
で、シルフさんのCARAVAGGIO模写作品を拝見したく、楽しみにしておりますので(^^)/
ラ・トゥールとハードロック!RUNさん、何て素敵な組合せでしょう(笑)
いやぁ、上野詣での楽しみが増えました。
次回は、お花見がてらに、お蕎麦にベジタブルバーガーかなぁ?
RUNさん、貴重な情報をありがとうございました!
で、ロシア語勉強になりました。ありがとうございました。
毎回毎回DVDを流しながら作業しています。
そして未だにストーンズも
追いかけています…。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/dvd/B000094TA5/customer-reviews/249-3424419-7418728
なるほど、kohsakaさんが作業しながら流したい気持ちがわかりそうです。
「永久の詩」ビデオなら持っており、良く見ていたのですが…。
ううっ、新作DVD…品切れ?! 見たい...探さなければ...(>_<)
kohsakaさん、貴重な情報をありがとうございました!
で、実はkohsakaさんのサイトでブライアン・ジョーンズの似顔絵を拝見しておりました♪
お若いのにストーンズでブライアンだなんて渋いなぁ、と思っておりました。
kohsakaさんはゴダール監督「ワン・プラス・ワン」をご覧になったことはありますか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00012T1S4/qid=1111848366/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-3424419-7418728
で、実はkohsakaさんのサイトでブライアン・ジョーンズの似顔絵を拝見しておりました♪
お若いのにストーンズでブライアンだなんて渋いなぁ、と思っておりました。
ゴダール監督の「ワン・プラス・ワン」はご覧になりましたか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00012T1S4/qid=1111848366/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-3424419-7418728