ゲストのアリスさんやokiさんから情報を頂いた『もっと知りたいカラヴァッジョ』(宮下規久朗・著/東京美術・刊)を読んだ。
今、日本で開催されている「ボルゲーゼ美術館展」でカラヴァッジョに興味を持った人々に向けての入門書として最適だし、もっとカラヴァッジョ作品を観たいと思っている人々にも親切な内容となっている。
作品やカラヴァッジョの人物像だけでなく、歴史的背景や、カラヴァッジョをめぐる人物相関図もわかりやすく、来年2月公開の映画「カラヴァッジョ」も事前に読んでおけば更に楽しめるはずだ。
多分『カラヴァッジョ鑑』や『カラヴァッジョ-聖性とヴィジョン』よりは読みやすいだろうし、読者には「もっと知りたい」から「もっと観たい」へと進化し、ぜひ『カラヴァッジョへの旅』へ…と言うのが宮下先生の思惑かも、なぁんて思ってしまった(邪推です)(^^;;;
で、私的には…う~ん、「もっと、もっと知りたい」気分だった。昨今、カラヴァッジョのサインも発見(?)されたようだし、没後400年記念イベントに向けて新しい研究成果も色々出ているようだし、それらもまとめて紹介して頂きたかったなぁ…。
今、日本で開催されている「ボルゲーゼ美術館展」でカラヴァッジョに興味を持った人々に向けての入門書として最適だし、もっとカラヴァッジョ作品を観たいと思っている人々にも親切な内容となっている。
作品やカラヴァッジョの人物像だけでなく、歴史的背景や、カラヴァッジョをめぐる人物相関図もわかりやすく、来年2月公開の映画「カラヴァッジョ」も事前に読んでおけば更に楽しめるはずだ。
多分『カラヴァッジョ鑑』や『カラヴァッジョ-聖性とヴィジョン』よりは読みやすいだろうし、読者には「もっと知りたい」から「もっと観たい」へと進化し、ぜひ『カラヴァッジョへの旅』へ…と言うのが宮下先生の思惑かも、なぁんて思ってしまった(邪推です)(^^;;;
で、私的には…う~ん、「もっと、もっと知りたい」気分だった。昨今、カラヴァッジョのサインも発見(?)されたようだし、没後400年記念イベントに向けて新しい研究成果も色々出ているようだし、それらもまとめて紹介して頂きたかったなぁ…。
先日は楽しいひと時をありがとうございました。
さて、その本の裏表紙に、ここで出会えるカラヴァッジョが着いてますね。それによるとウィーン美術史美術館所蔵の二点はカラヴァッジョの真筆か怪しい作品とか。
Juneさんはこれらの作品もご覧になられたこととおもいますが、どのように判断しておられますか?
こちらこそ楽しく過ごさせていただき、ありがとうございました☆
で、ウィーンの2作品は確かに怪しいかもです(^_^;)
「ダヴィデ」も「荊冠のキリスト」も、モデルがちょっと異質なのです。ダビデは正統派美少年過ぎるし、キリストはカラヴァッジョらしくないし、宮下先生も怪しいと睨んでいるのを知り、実はちょっと安心しました(^^ゞ