「新幹線の復旧作業が行われる中、男性作業員2人が感電し搬送されました。」
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6489214
胸が痛くなるニュースで、作業員おふたりのご無事とご回復を心からお祈りいたします。
実は今日、上野で「光悦展」を観るため10:22仙台発の東北新幹線に乗った。走り始めて5分ぐらいでアナウンスがあり、架電線切断のため次の白石蔵王駅で停車するとのこと。車内で待つこと30分以上、またアナウンスがあり、運転再開の目途が立たないので、仙台に戻る人は白石駅から在来線(東北本線)を利用してほしいとのことだった。
スマホで状況確認したら相当時間がかかりそうでしばし悩んでしまう。運転再開して上野に着いても、展覧会鑑賞時間は短くなるだろうし、帰りの新幹線も通常運行とはならないだろう。白石駅から仙台に戻ろう…そう覚悟を決めたのは12時近くだった。
問題は、白石蔵王駅と白石駅は離れていて、徒歩で20分近くかかるらしい。タクシーも見当たらず、バスも無い!観光案内所で白石の地図を貰い、白石駅までの徒歩ルートを教えてもらった。
蔵王おろしの冷たい風を受けながら白石駅まで歩く。駅へは歩道橋を渡らなくてはならず、現在右膝に違和感を抱えている状態なので、これには参った。で、更に、酷い出来事が...(涙)。
駅に着いたら、向こうホームに仙台行きの列車が止まっていた。しかし、連絡橋を渡らなくてはならない。これまた階段の上り下りあり、ゼイゼイと降りた途端、私を残して列車は発車してしまったのだった!!ひっど過ぎるわ~!!
ということで、次の列車を待ち仙台駅に戻ったのだが(着いたのは14:40頃)、無駄に失われた時間を返してほしい。
不幸中の幸いは
・展覧会チケットが日時指定ではなかったこと。
・新幹線が次の白石蔵王駅で停車したこと。(って、仙台駅から発車しないでほしかった!)
困ったことは
・大人の休日パス利用なので、期日4日間の1日が潰れてしまったこと。
・新たに新幹線指定を取ろうとしたら、駅の新幹線自動発券機が全て中止(みどりの窓口は長蛇の列!)で指定が取れない。
故に、いつ東博に等伯を観に行く? どうする?>私
で、2010年「長谷川等伯展」図録を確認したら《月夜松林図屏風》(目録番号77)として出展されており、朧気ながら観た記憶があります(^^;
目録では作者名が空白で、長谷川等伯筆にはなっておらず、多分、東博的には「伝・長谷川等伯」というスタンスなのかもしれませんね。もちろん、最近の研究ではどうなっているのかわかりません(^^;
で、今回の「光悦展」では、私的に《乙御前》に再会できるのが嬉しいです。が、やはり《不二山》は出展されませんね(^^;
むしろ稀覯なのはURLに写真をおいた
月下照林図
のほうでしょう。
今回の特別展で、珍しいのは分割された「蓮下絵」を集めたことと、個人所蔵の茶碗が出ることかなあ。。