「アルチンボルド《春》から...。」で触れたパラッツォ・バルベリーニの若い女性の肖像画は、なんと《カテリーナ・デ・メディチ(カトリーヌ・ド・メディシス)の肖像》だったようです(・・;)
(仏)Catherine de Médicis,(伊)Caterina Maria Romula di Lorenzo de' Medici,通称Caterina de' Medici (1519 –1589年)
Eugenio Alberi著 "Caterina de' Medici" (Firenze 1838年発行)に肖像画(版画)が載っているのですが、版画なので左右反転しています。
なるほど、絵画の中に描かれているのがよくわかりますね(・・;)
イタリアに比べ当時のおフランスはまだまだ食事マナーの後進地だったということですよね(^^ゞ
はーい、momoさんと同じでNHKもイギリスも好きですよ~(笑)
でも、この番組は米国制作なので軽~いのですよ(^^;
なので、英国制作「ヴィクトリア女王」が楽しみです♪♪
http://www4.nhk.or.jp/victoria/
いつも鋭い(?)適切なアドバイスをありがとうございます(^ ^)
ナイフ&フォーク=フランス…(^_^;)
というイメージがあり、この「伝説」を知ったとき、何故か嬉しかったのでした。
…どんだけイタリア贔屓⁈
フォークはパスタの国ですから、当然ですよね〜…気づけよ、自分
山科さんみたいな人が職場の上司だったら…と思う私であります。
花さま
花さまもNHK好きなんでしょ〜(°▽°)
イタリアの次にイギリス好きなのですが、「クイーンメアリー」は見ていませんでした(^_^;)
イタリアの枠から飛び出さないといけないですね〜ワクワクしますね♪
私も「伝説」を信じていましたので...(汗)
でも、やはり当時はイタリアの方がフランスよりも洗練されていたことは確かなようですね。おフランスの奥方たちが指でお肉を食べるなんて...(^^;
それにしても、フォークはパスタのため、というのがイタリアらしくて、なるほどでした(^^ゞ
「伝説」については山科さんのご説明で私も勉強してしまいましたが...(^^;;
ちなみに、今NHKのBSで再放送している「クイーン・メアリー」にも登場していますね。
http://www4.nhk.or.jp/queenmary/21/
そういう「伝説」はありますが、実証的文献的には
あやういところがあります。カトリーヌがイタリアの礼儀作法や料理人をフランスにもちこんだのは、確かでしょうが、
それが今日の作法だったかどうか、またフランスに受けいれられたのか?
というのも、カトリーヌの百年後、十七世紀後半に、貴族の奥方や令穣向きに出版された礼儀作法書には、
>
「ロースト肉は大皿からフォークでとり、自分の皿に移してから指で食べること」
>
と書いてあるそうなので、
REF, ジャン=フランソワ=ルヴェル、美食の文化史、筑摩書房、1989 p145
まあ、カトリーヌの時代には、イタリアでは食器としてのフォークは、アルプスの北よりずっと早く(14世紀ごろ)かつ広く用いられていたようです。どうもパスタを食べるのにまず発達普及したみたいですね。
REF. A.カパッティ M.モンタナーリ、食のイタリア文化史、岩波書店, 2011、p78
ちなみに食器としてのナイフ使用はもっと古いわけで、肉を切って食べるという習慣からいってあたりまえです。ただ現在のような作法になったのはいつだったかは忘れました。
このお方は、フランスにナイフとフォークの使い方?を広めた方ですか?
何で知ったか覚えていなくてモヤっとするのですが、ハッと思い…(^_^;)
でも全然違っていたら、スイマセンっっ
バカだな…と思ってくださ〜い(≧∀≦)