「空海と高野山の至宝」であるから、もちろん空海ゆかりの品々も展示されていた。中でも私的に目が惹かれたのは空海が所持していたとされる《金念珠》だった。空海が在唐中に順宗皇帝(在位805年)から贈られたという。
良い画像が見つからなかったので、東京国立博物館「空海と高野山」図録を撮ってみた(^^;
《金念珠》伝弘法大師所持中国・唐時代(9世紀)
拡大写真。拡大してみるとわかるように「粒金」細工なのである!! 実に凝った作りの豪華な念珠だ。
で、「粒金」と言えば古代エトルリアである。そのエトルリアの粒金技術がユーラシア大陸を横断して中国へ伝わり、そこで作られた《金念珠》が空海によって日本に運ばれたと想うと、なんだか歴史ロマンを感じてしまったのだった(^^)
参考として、ローマのヴィラ・ジュリア(国立エトルリア考古学博物館)で撮ったエトルリアのピンブローチ頭部を拡大。粒金で装飾が施されている。紀元前5世紀頃のものだろうか??
緑色の数珠だなんて素敵ですねぇ。確かに緑は心が落ち着きますもの。
ちなみに、空海さんの念珠は派手ですね(笑)。momoさんのおっしゃる通りアクセサリーみたい。この粒金のネックレス(?)、私も欲しいわ~(^^ゞ
(違うから…笑)
私のは女性用なので、フサフサ?の部分はぼんぼりです。
緑鳳とアベンチュリン(だったと思います)でぼんぼりも緑なので、全体が緑で、持ってるだけで落ち着きますƪ(˘⌣˘)ʃ
空海さんの金念珠は、現代でもアクセサリーとしてイケる‼︎と思うのですが…(^_^;)